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BUCK-TICK(バクチク)は、日本のロックバンド。1987年にメジャーデビュー。
1984年春に非難GO-GOを結成、急進的なハードコアバンド「ザ・スターリン」のコピーバンドで、服装とメイクを取り入れていた。同年夏頃、オリジナル曲を作り始めたことからBUCK-TICKに改名。インディーズ活動を経て、1987年11月にアルバム『SEXUAL×××××!』をリリースしメジャーデビューを果たす。
1989年にリリースした4枚目のアルバム『TABOO』でチャート第1位を獲得。
パブリックイメージとして定着している「バブル期」の音楽性は、櫻井の志向を反映したゴシック・ロック色が強い。
また、バンドの音楽性はオルタナティヴ、エレクトロニカなど、ポップスを主軸に様々なジャンルに変化し続けており、アルバムごとに異なるアプローチを打ち出している。
1980年代後期のバンドブーム期から解散することなく(後述の1989年に、今井がLSD所持で逮捕された時は「謹慎」として約半年間の活動休止はしている)メジャーで活動を続けており、メンバーの脱退や加入などもメジャーデビュー以降一切行われていない。
後のヴィジュアル系バンドやアーティスト達に多大な影響を与えた。
ライブ活動においても、様々な形態のコラボレーションツアーや韓国でのイベント出演、サマーソニック、COUNTDOWN JAPANなどのフェス参加や、マリリン・マンソンとの競演、ニコニコ動画での生放送などに参加。
曲作りにおいて、作曲は8〜9割を今井が、1〜2割を星野が担当。作詞は櫻井が手掛ける(初期の作詞は、今井の割合が多かった)が、アルバム1作品に1、2曲程度は今井が自身の曲へ作詞と歌唱を行うこともある。
編曲については「BUCK-TICK」名義だが、基本的には作曲者が統率をとる。近年では楽曲を担当するマニピュレーターの解釈が大きく影響を与えている。
2023年10月19日、ボーカル・櫻井敦司が脳幹出血により死去。当日はKT Zepp Yokohamaで公演しており、ライブ3曲目終了後に救急車で搬送された先の病院で亡くなった。