※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube検索等を行い、
その結果を自動的に取得・表示しています。
宇野 昌磨(うの しょうま、英語: Shoma Uno、1997年〈平成9年〉12月17日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(男子シングル)。愛知県名古屋市東区出身。マネジメントはユニバーサルスポーツマーケティング(2015年7月 - )。トヨタ自動車嘱託社員。中京大学附属中京高等学校卒業。
主な戦績は、2018年平昌オリンピック銀メダル、2022年北京オリンピック銅メダル・団体戦銀メダル、世界選手権2連覇(2022・2023)、2022年グランプリファイナル優勝、2019年四大陸選手権優勝、全日本選手権優勝6回など。
2016年、コーセー・チームチャレンジカップにて国際スケート連盟公認大会初の4回転フリップを成功させ、ギネス世界記録に認定された。2022年北京オリンピックでのメダル獲得により、日本フィギュアスケート選手では史上最多となる3個のオリンピックメダル保持者となった。2022年グランプリファイナルでの優勝により、キャリアグランドスラムを達成。2023年には日本男子史上初となる世界選手権連覇を達成した。
愛知県出身。名古屋市立山吹小学校、名古屋市立冨士中学校、中京大学附属中京高等学校卒業。中京大学スポーツ科学部中退。身長は158センチメートル。血液型はB型。祖父に日本画家・洋画家の宇野藤雄がいる。
4歳年下の弟・樹が両親への聞き取りもまじえてまとめたエッセー『兄・宇野昌磨』によれば、宇野の出生体重は1000グラムに満たなかった(超低出生体重児)。幼少期は喘息で入退院を繰り返し、身体を強くしようと両親がいろいろなスポーツを試させたなかで、宇野本人が「もう一度やりたい」と言ったのがフィギュアスケートだったという。
また、樹はTwitterで兄が紫外線アレルギーであることも告白している。「同じ兄弟でも昌磨は紫外線アレルギーです。紫外線にあたると赤く腫れ、熱や湿疹も出て数週間は治りません。」とのことである。
フィギュアスケートを始めたのは5歳の頃。名古屋スポーツセンターでスケート教室に参加した際に、スピードスケートかアイスホッケー、フィギュアの選択肢があり、偶然居合わせた浅田真央に「一緒にフィギュアスケートやろうよ」と声をかけられ、フィギュアを選んだ。以降、浅田が海外に拠点を移すまでの5年ほどの間、練習を共にした。同じ山田満知子門下生の村上佳菜子とも姉弟のように仲が良い。2019年6月に東海クラブを卒業して山田満知子・樋口美穂子両コーチの元を離れ、2020年1月からはスイスに練習拠点を移してステファン・ランビエールに師事している。
憧れの選手は?橋大輔。2006年12月、全日本選手権で?橋のFS『オペラ座の怪人』を生で見たことがきっかけ。同大会には、男子唯一の花束スケーターとして浅田真央に花束を贈呈した。
3回転アクセルをジュニア時代に長期間跳べず、5年かけて会得した。一時期は周囲にやらされていたと認めるが、その後は練習の虫と称されるほど練習を大事にしている。
2018年平昌オリンピック銀メダル獲得後のインタビューでは、「五輪で2位だからうれしいとかはない」「他の試合の銀メダルとあんまり違いを感じなかった」また、「特別な場所なんだなっていうのはあったけど、僕にとっては特別じゃない。最後まで1つの試合でした」「正直、あんまり今後のためにならないかな。あまり緊張もしなかったし、新たな経験もしなかった」と宇野節を語っている。
インタビューでは「努力は必ず報われるとは思っていない。ただ、うそはつかないとは思っている」、他選手のアクシデントから何か教訓を得たかとのマスコミからの問いに「ひとのけがをしたところを見て、そういうことは考えてはいけない。答えたくもない」、五輪銀メダリストとして挑むシーズンに向けて「過去の結果に何か意識を置いたことはない。成功した人が勝つと思っているので」などの発言がある。