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三遊亭 鬼丸(さんゆうてい おにまる)は落語の名跡。当代は180年ぶりの名跡復活とのことだが実際は不明。
文化・文政時代からある古い名前で古くは東亭鬼丸という初代三笑亭可楽の門人に確認できる。過去に東亭、三笑亭など亭号もさまざまで当代も代数不明。
三遊亭 鬼丸(さんゆうてい おにまる、1972年8月31日 - )は落語協会に所属する落語家。本名?若生 晃一。長野県上田市出身、埼玉県在住。出囃子?「草競馬」。
父親の仕事の関係で小学校3年生まで大阪に住む。上田市立第三中学校、長野県上田染谷丘高等学校、東洋大学経営学部経営学科卒。
大学卒業後外食産業で働いていたが、激務を理由に転職を考えていた頃、寄席で三遊亭圓歌の落語を聞き「今日出てきた噺家の中で一番面白い。」と思ったのが弟子入りのきっかけであるという。
1997年(平成9年)1月に三代目三遊亭圓歌に入門、前座名「歌ご」として同年5月に鈴本演芸場で初高座を踏む。2000年(平成12年)6月には二つ目に昇進して「きん歌(三代目)」と改名 。2002年(平成14年)には若手落語家によるユニット「大江戸台風族」結成に台風6号として参加。2009年(平成21年)には、NHK新人落語コンクールで入賞を果たした。
2010年(平成22年)9月に入船亭扇里、林家きく麿、三代目蜃気楼龍玉、五代目柳家小せんと共に真打に昇進して「鬼丸」を襲名。天保年間に活躍した「東亭鬼丸」から取られたもので、今回、180年振りの復活となるという。
趣味は浦和レッズ・阪神タイガースの試合観戦など。