立川 談春(たてかわ だんしゅん、1966年6月27日 - )は、落語立川流所属の落語家、俳優。出囃子は『鞍馬』。
略歴
- 東京都板橋区生まれ。父親はガスの配管の仕事をしていた。小学校1年時に、埼玉県戸田市へ転居。
- 1984年3月 - 埼玉県立南稜高等学校を中退し、17歳で7代目(自称5代目)立川談志に入門。立川談春との前座名を名乗る。
1988年3月3日 - 二つ目に昇進、引き続き立川談春を高座名として名乗る。1997年 - 国立演芸場にて「真打トライアル」(全6回)を開催。1997年9月20日 - 真打昇進。引き続き談春を名乗る。2006年10月 - 3日から8日まで東京芸術劇場小ホールにて独演会『談春七夜』を公演。2007年 - 紀伊國屋ホールにて 独演会『黒談春』を、紀伊国屋サザンシアターにて『白談春』を公演。2008年 - 歌舞伎座にて『立川談志・談春親子会 〜en-taxiの夕べ』を公演。2008年12月25日 - 建替のため閉館間際の大阪フェスティバルホールにて、同ホール初となる落語の独演会を公演し、談志の十八番『芝濱』を披露。2009年4月8日 - 文化放送にて『ラジオ赤めだか 立川談春 青春記』(毎週水曜21時30分放送)がスタート。2015年8月1日・2日 - シアターコクーンにて同劇場初の落語会を行い、2014年5月から行った三十周年記念ツアーファイナルを迎えた。2019年8月27日〜9月1日、シアターコクーンにて『立川談春 35周年記念公演 〜玉響-tamayura〜』を、ミュージシャンの日替わりゲスト(ゴスペラーズ・尾崎世界観・aiko・斉藤和義・さだまさし)を招いて行った。談春が演じた古典落語に対して、ゲストがアンサーソングを歌うという形での公演である。2023年2月から12月にかけて、柳家三三と「牡丹灯籠 俺たちの圓朝を聴け!」と題して、全国7か所全20公演の牡丹灯籠リレー公演を行っている。2023年5月5日、この時点で唯一の弟子の立川こはるが立川小春志を襲名して真打昇進。2023年10月 公式X(旧twitter)・Instagramをスタートさせる。人物
- 立川談志の高座にめぐり逢い、落語よりも談志自身に魅力を感じ、談志への入門を決意する。