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夏季

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Wikipedia

(なつ)は、四季のひとつで、春と秋にはさまれた季節。天文学的には夏至から秋分まで。太陽暦では6月から9月を指し、陰暦では4月から6月となる。

四季の区分のある土地では最も気温の高い、3か月程度の期間である。北半球ではグレゴリオ暦の6月 - 8月ごろ、南半球では12月 - 2月ごろである。

定義

夏の期間にはいくつかの定義がある。以下は北半球での定義で、南半球では半年ずれる。

日本における定義

日本における「夏(なつ)」の定義は、中国暦の「夏(xi?)」の定義の強い影響を受けた上、近代においてグレゴリオ暦に付随する欧米の文化的影響も受けて複雑な様相を呈している。

中国暦以外の暦法を知らなかった前近代の時期には、中国暦の「夏(xi?)」の定義を日本人もそのまま受け入れざるを得なかった。しかし、海洋性気候であり、肝心の夏至の時期には梅雨により日射が遮られる日本では、前述の昼間の長さと気温のズレは中国より著しく大きくなる。日本列島においては、気温のピークは立秋の時期にずれこむため、気温がピークになる頃には、夏が終わって秋が始まってしまっているという現象が生じることになる。このギャップが、現在でも「暦の上では…夏(秋)ですが…(気温の実感は全く違います)」というフレーズが天気予報などで頻繁に用いられる原因となっている。

近代に入り、グレゴリオ暦を採用してからは、この矛盾からは建前上は解放された。しかし、日本人は曲がりなりにも中国暦の定義に千年以上馴染んできたため、欧米型の定義では季節の到来があまりにも遅すぎ、日本においては、6月・7月・8月の3か月を夏であるとすることが一般的である。日本においては気象学においても、この独自の定義が用いられている。気象庁では最高気温が25℃以上の日を夏日(なつび)、30℃以上の日を真夏日(まなつび)と呼んでいる。気象庁は地球温暖化やヒートアイランドなどの影響で最高気温が35℃以上になる日が増えているという背景から、2007年(平成19年)より新たに35℃以上の日を猛暑日(もうしょび)という呼称を使うことに決めた。比較的寒冷である北海道・東北北部以外では、このような日は毎年7・8月を中心に6月から9月頃にかけて生じる(年や地域によっては、5月でも生じる場合もある)から、この時期のあたりが夏の範囲に入ることになろう。

欧米・西アジアにおける定義

西アジアから西ヨーロッパ、北アメリカにかけての広い地域では、夏とは夏至から秋分までの1年の1/4の期間を指すのが伝統的な定義である。これはメソポタミア文明において成立した西洋占星術の伝統を受け継ぐもので、西欧占星術においては、太陽が春分点を通過する(太陽黄経0度)時期を春の始まりとし、これを新年として祝っていた(正確には太陽太陰暦により、春分に近い新月の日を新年とした。ユダヤ暦を参照)。この考え方によれば、夏とは、太陽が黄経90度から180度に至るまでの期間、すなわち巨蟹宮から処女宮を通過する期間となる。近代の天文学における「北半球の夏」の正式な定義も、やはりこれに従っている。

なお、ケルト人など西ヨーロッパの他の民族は、別の暦を持っていたらしいことが知られている。

中国における定義

これに対して、中華文明においては、夏 (xi?) とは立夏から立秋までの1年の 1?4 の期間として一貫して定義されてきた。これは、中国の暦法においては、太陽の南中高度が最も低くなる冬至を、「冬」の中央であると定義して、十二支最初の子月の基準点(朔旦冬至)としたことに由来する。この考え方によれば、夏とは、夏至を「夏」の中央とする1年の 1?4 の期間ということになる。なお、中国式の太陽太陰暦(いわゆる旧暦)においては、立夏から立秋の期間に最も近い3か月または4か月(閏月の場合)の間、すなわち4月から6月までの間が夏となる。

しかし、太陽エネルギーを最大に受ける時期は夏至であっても、地球が暖まるまでには時間がかかるので、この定義によれば、「夏」が気温の最も高い時期とずれる問題が生じる。しかし、黄河文明発祥の地である華北地方は暖まりやすく冷めやすい大陸性気候であって、立秋よりやや前に気温のピークが来て(小暑、大暑)立秋には気温の低下を実感できるため、中国北部においては、辛うじて語義の矛盾は免れている。


 

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