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安元 洋貴(やすもと ひろき、1977年3月16日 - )は、日本の男性声優、ナレーター。山口県防府市出身、シグマ・セブン所属。
代表作は『鬼灯の冷徹』(鬼灯)、『弱虫ペダル』(金城真護)、『BLEACH』(茶渡泰虎)、『新報道2001』(ナレーション)、『ヘタリア Axis Powers』(ドイツ)、『スーパーサッカー』(ナレーション)など。
学生の頃、姉から「演劇をやってみないか」と誘われ、もともと興味があったことから役者の道に進む。緊張しないという特技を持っていたのが良かったのか、1度演技を経験したときに「伸び伸び」と演じられ、「これはおもしろい」とのめり込む。
演劇だけでは食べてはいけないと、文化放送の報道部で夜勤のアルバイトを始める。現場のテレビで『ルパン三世』の次元大介役で知られる小林清志の声が流れ、アニメ以外の仕事もするのだと感心していたところ、その場にいたフリーアナウンサーからナレーションという仕事だと教えられる。それまで声優の仕事はアニメのみだと思い込んでいたが、いろいろな可能性があることに気づく。また、舞台のアンケートで「声が変」「役に対して声が低すぎる」といった意見を多くもらっていた経緯もあり、自分の声に特徴があることは認識していたことから、声優ならば「活かすことができるかもしれない」と思うきっかけとなる。声にコンプレックスがあったにもかかわらず、「そこから声優を目指したのは、ある意味発想の転換」だったと語っている。
声優として最初の仕事は、養成所にいた頃に出演した映画の日本語吹き替え。その後は、同じ事務所の保村真と一緒にラジオCMに出演する。初めてオーディションで決まった仕事は、日本テレビの『冒険!CHEERS!!』のナレーション。ベテランのナレーターが多く参加するなかで採用されたためとても驚き、のちにプロデューサーに採用理由を聞くと、安元が一番「あいさつがしっかりしていた」からだった。本人はこの時、「初心忘れるべからず」をいきなり思い知らされたと語っている。
デビュー当初から、報道・情報・スポーツ番組などでナレーションを多く担当する。「超重低音ボイス」、「重厚な低音ボイス」が特徴。自分の声では「一生主役をやることはない」と述べていたが、2014年に放送の『鬼灯の冷徹』の鬼灯役でテレビアニメ作品の初主演を務める。オーディションに呼ばれた時点で、「このべらぼうに低い声に意味があるんだろう」と考え、高めの声を作るようなことはせず、「そのままやってみよう」とオーディションに臨んだ。