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THA BLUE HERB

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※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube検索等を行い、
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Wikipedia

THA BLUE HERB(ザ・ブルー・ハーブ)は、北海道札幌市を本拠地として活動を続ける日本のヒップホップグループである。

概要

BOSS THE MCO.N.Oの2人で1997年に札幌の地に結成された。アナログでリリースされたシングル曲『知恵の輪(THIRD HALLUCINATION CHAOS)』を聴いたDJ KRUSHがクラブプレイ時に盛んにこの楽曲をかけた(「remix」誌に掲載されていた自身のプレイリストにもこの曲の名前を入れていた)ため、東京を始めとして日本全国のヒップホップ関係者の耳目を集めることになる。

1999年、ヒップホップ専門誌blastより初めて単独インタビューを札幌で受ける。そのインタビュー記事の中でRHYMESTERとYOU THE ROCK★を名指しで批判、それがきっかけとなり「ビーフ」と呼ばれる騒動に発展した。2001年発売のRHYMESTERのシングル「ウワサの真相」の曲の中でMummy-Dが様々な形容でTHA BLUE HERBをほのかして挑発、翌年アルバム『Sell Our Soul』の「サイの角のようにただ独り歩め」「SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND」でアンサーを返した。2023年にILL-BOSSTINOの2ndソロアルバムにて共演し和解している。

2000年に初の全国ツアーを行う。フジ・ロック・フェスティバルに出演した。2005年以降はレコーディングに集中するためライブ活動を休止し、2006年は新曲の発表も無かったものの、2007年マキシシングル『PHASE 3』の発売をきっかけに活動を再開、同年5月にはサードアルバム『LIFE STORY』をリリースした。自身のレーベルTHA BLUE HERB RECORDINGSを持つ。

2022年2月、北京オリンピックで金メダルを獲得した平野歩夢選手が決勝本番前に聴いていた音楽としてTHA BLUE HERBを挙げ話題となった。

メンバー

1人のMCと1人のトラックメイカーに加えて、ライブにおいては1人のDJが加わる。

  • BOSS THE MC(ボス・ザ・エムシー) / ILL-BOSSTINO(イル・ボスティーノ)

MC。1971年10月27日生まれ。本名は清水和之。北海道亀田郡七飯町大中山出身。札幌市豊平区平岸在住。市立函館高等学校(当時は函館北高等学校)出身。高校では1年休学しており、その間配管工として働いていた。高校在学中「ダンス甲子園」を見たことをきっかけに友人らとダンスボーカルグループを組みダンサーとして活動。高校を卒業後、札幌大学経済学部へ進学。すすきののキャバクラやクラブで働きながらヒップホップカルチャーにのめり込むようになる。ラッパーのNasが1994年に発表したアルバム『イルマティック』の歌詞カードを日本語で読んだことで衝撃を受け、作詞に関する研究と思考を深めることになる。

ブルーハーブではBOSS THE MCの名前を、外部作品及びブルーハーブ以外のプロジェクトではILL-BOSSTINOの名前を使う。レーベルメイトであるワチャルと共にHERBEST MOONというハウスのプロジェクトも行っている。また2006年にはCalmとJAPANESE SYNCHRO SYSTEMというユニットを組んでいる。

2015年よりtha BOSS名義でソロとしても活動。

  • O.N.O (オー・エヌ・オー)

トラックメイカー。既成のヒップホップにとらわれないサンプリングの加工や複雑に打ち込まれたドラムはTBH独自のグルーブを産み出した。ソロアーティストとしてもハード機材を用いたライブ活動を行い、2004年にはフジロック・フェスティバルに、2007年にはMETAMORPHOSEに出演した。

  • DJ DYE (ディージェイ・ダイ)

ライブDJ。個人名義でMix CDもリリースしている。


 

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