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渡辺岳夫

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渡辺 岳夫(わたなべ たけお、1933年4月16日 - 1989年6月2日)は、日本の作曲家、音楽家、詩人。東京都出身。愛称は「ナベタケ」。アニメ・テレビドラマ・時代劇映画などの主題歌や劇伴を数多く手がけた。

作品によっては「渡邊岳夫」と表記する場合もある。

略歴・評価

作曲家である渡辺浦人の長男として生まれ、武蔵高校、武蔵大学経済学部を卒業した。

23歳の時にフランス・パリへ留学してクラシックを学び、スコラ・カントルム音楽院卒業。その後ラジオ東京(現在のTBSホールディングス)へ入社し、演出部でテレビドラマの制作をするうちに音楽に対する想いが強くなり、同社を退社して音楽家に転身した。

様々なジャンルの作曲を手がけており、特に時代劇やアニメーション作品で印象に残る曲を残している。時代劇や現代劇においては、それまで使われる事のなかったチェンバロなどの楽器を多用し、クラシック音楽をベースとした独特なメロディラインで構成された曲を数多く作曲した。

またアニメ作品の主題歌・BGMの分野では、『巨人の星』、『アタックNo.1』、『天才バカボン』、『キューティーハニー』、『アルプスの少女ハイジ』、『魔女っ子メグちゃん』、『フランダースの犬』、『キャンディ・キャンディ』、『あらいぐまラスカル』、『機動戦士ガンダム』等の日本アニメ史上に残るヒット作品の音楽を手掛け、楽曲もヒットした。『魔女っ子メグちゃん』、『あばれはっちゃく』にはタンゴが使われている。

一方で、『サラブレッド・マーチ』のような、元々は会議用に依頼され作曲したものや、舞台作品のBGMも数多く作曲したほか、自ら舞台の演出も行うなど、晩年まで精力的な創作活動を行っていた。

『新選組血風録』や『巨人の星』の臨場感のある曲や、『白い巨塔(1978年フジテレビ版)』と『機動戦士ガンダム』『非情のライセンス』『無敵超人ザンボット3』の哀愁を帯びたBGMなどを作曲した。作曲する際には、必ず作品の脚本を読み、作品のイメージを把握した上で作曲を開始し、録音の際に歌手や演奏者への助言を与えた。

またED曲は哀愁を帯びた曲が多く、「永遠にアムロ」「元祖天才バカボンの春」「夜霧のハニー」「宇宙の星よ永遠に」などがある。

時代劇では、『新選組血風録』や『燃えよ剣』『俺は用心棒』シリーズ、『大奥』(1968年)から始まる3部作や『眠狂四郎』に、『子連れ狼』などの作品を担当。

その一方で作詞も数多く手がけ映画主題歌『緋牡丹博徒』(1968年)は主演の藤純子人気も相まって大ヒットした。

裏番組の仕事を掛け持ちした際には、妻の旧姓を用いて大塩 潤という名義も併用した。

1989年(平成元年)6月2日、腎不全により死去。56歳没。

没後、1998年度のJASRAC賞では『アタックNo.1BGM』で国際賞を受賞。

2004年に倖田來未が『キューティーハニー』(佐藤江梨子主演)の主題歌をカヴァーしてヒットさせ、さらにSugarのメンバーとして活動していたayumiがカヴァーし、韓国でも同様にヒットした。

2008年、東京国際アニメフェア2008にて第4回功労賞を受賞した。


 

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