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あんず



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Wikipedia

アンズ(杏子/杏、学名 Prunus armeniaca)は、バラ科サクラ属の落葉小高木である。アプリコットと英名で呼ばれることもある。別名、カラモモ(唐桃)。中国北部で形成された東洋系の品種群には、ウメとの交雑の痕跡がある。原産地は諸説あるものの、中国の山東省、河北省の山岳地帯から中国東北地方の南部とする説が有力とされる。学名のPrunus armeniaca は、ヨーロッパにおいては近世にいたるまでアルメニア (Armenia) が原産地と考えられていたためつけられたもの(『産地』節も参照)。

名称

和名アンズは、杏子の唐音とされている。古名は、カラモモである。中国植物名は杏(きょう)。

中国大陸から日本への渡来は古く、日本最古の本草書『本草和名』(918年)には、漢字を「杏子」、和名「カラモモ」とある。標準和名アンズの読みは、江戸時代になってから、漢名の杏子を唐音読みでアンズとなったといわれている。

特徴

中国の北東部、山東省、河北省、山西省、黄河より北の原産といわれる。日本では、長野県、山梨県、山形県を中心に栽培されている。

落葉広葉樹の小高木。開花期は春(3 - 4月頃)。桜よりもやや早く、葉に先立って淡紅色の花を咲かせる。花は一重咲きの他、八重咲きの品種もある。葉は卵円形で葉縁には鋸歯がある。

花は美しいため花見の対象となることもある。自家受粉では品質の良い結実をしないために、他品種の混植が必要であり、時には人工授粉も行われる事がある。6 - 7月にウメによく似た果実が橙黄色に熟し、果肉は赤みを帯びて核と離れやすくなり、収穫期となる。果実の表面には、細かな産毛が密生する。

アーモンドやウメ、スモモと近く、容易に交雑する。ただし、ウメの果実は完熟しても果肉に甘みを生じず、種と果肉が離れないのに対し、アンズは熟すと甘みが生じ、種と果肉が離れる(離核性)。またアーモンドの果肉は、薄いため食用にしない。耐寒性があり比較的涼しい地域で栽培されている。

育て方

病害虫に注意する。防除体系(防除暦)に基づき適切な農薬使用を行う。冷涼地、乾燥地では無農薬栽培が可能。

一年生の植物と異なり、あんずなどの樹木に実る果実はその種を播いても同じ物は実らない。従って苗は接ぎ木によって増やされる。台木には、実生が用いられる。


 

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