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高野 志穂(たかの しほ、1979年〈昭和54年〉10月21日 - )は、日本の女優。
東京都出身。所属事務所はTOM company(元:コムスシフト所属)。夫は俳優の北村有起哉。エルムハースト・バレエスクール、桐朋女子高等学校卒業。
父の仕事で、幼少時よりバーレーン(3年)、シンガポール(3年)、イギリス(マンチェスター2年、ロンドン4年)に12年間滞在。小学校入学とほぼ同時に帰国し、3年生までは日本で暮らす。7歳の時に自分の意志でバレエを始めた。
ロンドン在住時には、全寮制のバレエスクールに進みたいと言うが、反対する父を母が説得し、全寮制の「エルムハースト・バレエスクール」に入学。バレエ、モダン、タップ、フラメンコ、ヴォーカルのほかに基礎演技などを11歳から14歳まで4年間学ぶ。役者をめざすきっかけは14歳で、学校の課外授業で見たミュージカル『サンセット大通り』。音楽や台詞もないシーンだったが演技に感動する。
15歳で一人帰国し、役者を目指した。高校は演劇が盛んで、演劇部に入りたかったが先にやることがあるだろうと、大学院生の家庭教師に日本語のレッスンを3年間受ける。すぐにコミュニケーションを取れるようになったが、読み書きは苦労した。家庭教師の勉強が終わった後に、バレエの練習を3年間通った。
1998年に女優デビュー。4月にThe LOVEのシングル『雨に濡れた洗濯物』のビデオクリップに出演。その後も小さな仕事をやりながらオーディションを受け始める。両親からはサポートしてもらっていたが、「大学に行かせたと思って4年間は応援するけど、それを過ぎたら家を出なさい」と言われていた。『さくら』のオーディションを受けた当時は22歳。応募総数2512名の中から選ばれた。
2002年4月1日、NHKの連続テレビ小説『さくら』の日系人英語教師エリザベス・サクラ・マツシタ役で主演並びにドラマデビュー。クランクインして4日後に23歳の誕生日を迎える。後に『さくら』は舞台化された。以後、複数の映画やテレビドラマに出演する。
2013年6月4日、俳優の北村有起哉と4年の交際を経て結婚。
2014年11月、第1子男児が誕生したことを北村がブログで報告。
2017年7月スタートの『定年女子』(NHK BSプレミアム)で、出産後初のドラマ出演。
2020年2月、第2子男児が誕生したことを北村がブログで報告。
2022年11月27日、『さくら』放送から20周年を記念したファンミーティングが岐阜県飛騨市(飛騨市文化交流センター)で開催された。