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高嶋ひでたけ

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Wikipedia

高嶋 秀武(たかしま ひでたけ、1942年〈昭和17年〉4月17日 - )は、フリーアナウンサー、ラジオパーソナリティ。

来歴

神奈川県横須賀市出身。小学5年の時、父が事故死した。1961年3月、神奈川県立横須賀高等学校を卒業。同校の1年先輩に小泉純一郎がおり、『大吉ラジオ』でパートナーを務めた冨田憲子は後輩に当たる。高校時代は体育祭でアドリブ実況を挟んでいた。

1965年3月、明治大学 政治経済学部政治学科卒業後の同年4月、ニッポン放送に入社。入社同期は梶幹雄。元・日本テレビアナウンサーの福留功男は明治大学 放送研究会の一年後輩にあたる。

元々はスポーツアナウンサー志望だったが、編成制作部に配属。1966年1月、志望していたスポーツ部に異動し、主にスポーツ番組を担当。東京オリオンズ、東映フライヤーズ、大洋ホエールズ、読売ジャイアンツの担当として取材活動もしていた。その他に1972年札幌オリンピックの実況も担当した。

1969年1月、今仁哲夫の後任として『オールナイトニッポン』の2代目パーソナリティとして、木曜担当に抜擢。当時はスポーツ部 所属だったため、ナイターシーズンは休演(代役は亀渕)。1970年3月に天井邦夫と交代して、番組を一旦降板するが同年10月には高岡?一郎の後任として水曜担当で復帰(これ以降はナイターシーズンでも掛け持ちで出演を継続)した。

1971年4月、天井と曜日を交換して、木曜担当に再び戻り、1972年1月まで延べ約2年半にわたって担当。当時のパーソナリティ陣の中で最年少だったことから「“ヒデ坊”」の愛称で親しまれ、糸居五郎、斉藤安弘、天井、今仁哲夫、亀渕昭信らとともに番組の第1次ブームを支えた。当時、オープニングの挨拶に「やる気ムンムン、その気ムンムン、チャムチャム、ミッチャム、ビケンヤ」という言い回しの多用や、高橋圭三の物真似を好んで行ったりするという芸風だった。

1973年の人事異動で制作部へ異動。平日帯の若者向け番組を担当する事となり、1975年、『大入りダイヤルまだ宵の口』の初代パーソナリティに抜擢された。これを機に長髪と口髭をトレードマークとして、マイクネームはこの風貌に因んだ「高島ヒゲ武」に変更した。マイクネームの候補には「高島ヒゲ武」の他「高島ナメ武」「高島エロ武」「ロッキード秀武」があり、『宵の口』の番組中でリスナーに「スタート」「ストップ」を言わせ、高速回転するテープをストップさせて出たのが「ヒゲ武」だった。

1977年5月9日、1971年に行われた糸居五郎の『50時間マラソンジョッキー』を10時間上回る『ヒゲ武・くり万60時間マラソンDJ』をニッポン放送アナウンサー(当時)のくり万太郎と担当。

1979年、『大入りダイヤルまだ宵の口』降板以降は本名に変更して、ニッポン放送を退社後の1999年からは「高嶋ひでたけ」と、マイクネームを都合6回 変更している。同年、フジテレビの『ビッグベストテン』の司会者に起用されたが半年で打切られた。

近代映画(近代映画社)1980年9月号から1983年8月号まで、毎月月替わり有名人を迎えての対談ページ『高嶋ひでたけのヒゲタケ対談』の連載を持つ。

1984年11月28日、『山谷親平のお早ようニッポン』のパーソナリティを務めた評論家の山谷親平が病気療養中に逝去。次放送枠の『高島ひでたけの今日も快調!朝8時』を担当していた為、1985年4月、放送枠を統合して『高嶋ひでたけのお早よう!中年探偵団』を開始した。

1990年10月、ニッポン放送を退職。フリーアナウンサーに転身した。『中年探偵団」では19年、間に平日夕方のワイド枠番組を担当を挟み、6年3ヶ月振りの2010年6月28日から『高嶋ひでたけのあさラジ!』を担当。

高嶋は、2020年東京オリンピックが開催される2020年迄は番組出演を続け、77歳の喜寿でパーソナリティを勇退したいと考えていたが、2018年2月19日の同番組放送分にて高嶋から話題を切り出し、2017年10月20日に同局の幹部から番組終了を告げられた事を明かし、『あさラジ!』が終了する事を発表し、計29年9か月の間のニッポン放送の朝のワイド番組の顔としての出演にピリオドが打たれた。

その後は「ラジオパーク in 日比谷 2018 あなたにショウアップ!」で「高嶋ひでたけスペシャルトーク 「ラジオ生活半世紀」」(イイノホール)を催し、半年の間は単発の番組ゲストを経て、ナイターオフの週末夕方のワイド番組にて再びレギュラーで番組出演する事となった。そのナイターオフ番組であった『高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク』の最終回にて、47年振りとなる『オールナイトニッポン』シリーズへのレギュラー出演開始を発表し、以後同局ではナイターオフ期にレギュラーへ番組が編成されている状態である。

2020年8月10日から喋る機会を増やすため、自身のYouTubeチャンネルである「高嶋ひでたけのイキナリ!ひでチャンネル」を開設し、過去ラジオ番組で行っていたリスナー投稿コーナーである「時事ネタ川柳」をメインに発信している。


 

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