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今堀 拓也(いまほり たくや、1978年 - )は、日本の現代音楽の作曲家。神奈川県横浜市生まれ。
玉川大学文学部芸術学科にて三界正実と土居克行に師事した後、パリ・エコールノルマル音楽院で平義久に師事した。2005-2006年IRCAM作曲家研究課程研究員を務め、フィリップ・ルルー、ジャン=リュック・エルヴェに師事した。以後彼の作品にはエレクトロニクスが多く援用されている。2012年よりジュネーヴ州立高等音楽院でミカエル・ジャレル、ルイス・ナオンに師事して修了、2014年よりローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミアに在籍しイヴァン・フェデーレに師事して修了した。
16人のアンサンブルのための『時の環 Circle of Time』は2001年にオランダのガウデアムス国際音楽週間でユッシ・ヤーティネン指揮アーッレ・アンサンブルによって演奏され、スウェーデンのパウル・ダールシュテットと共にガウデアムス賞を受賞。同年ドイツのドナウエッシンゲン音楽祭でペーター・エトヴェシュ指揮オランダ国立放送室内管弦楽団および翌2002年に自由ベルリン放送(現:ベルリン・ブランデンブルク放送)でヨハネス・カリツケ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団により再演。
ガウデアムス財団委嘱作であるフルートオーケストラのための『Woven Breaths』は、受賞翌年の2002年にガウデアムス音楽週間でホルヘ・カリヴェスチ指揮ネザーランド・フルートオーケストラにより初演され、2007年にもマーストリヒト、アムステルダム、グローニンゲンのツアーで再演。
2003年のラジオフランス・プレザンス音楽祭では、弦楽四重奏のための『Commentaire sur la symphonie n. 2 de Hans Werner Henze』がルノワール弦楽四重奏団によって演奏され、またFrance Musiqueで放送された。同年サントル・アカント、ロワイヨモン「新しき声」作曲講習会で新作初演。
ヴァイオリンとピアノのための『同期(サンクロニザシオン) Synchronisation』は2003年にパトリシア・コパチンスカヤと大井浩明によってスイスのバーゼル北駅ホールで初演された。その後2006年ヴァイオリンとピアノのデュオROSCOのリサイタルで甲斐史子と大須賀かおりによって、また2007年武生国際音楽祭作曲ワークショップでネクスト・マッシュルーム・プロモーションの辺見康孝と山本純子によっても再演。姉妹曲でフルートとピアノのための『Synchronisation II』は、2005年にシュトゥットガルト音楽大学で井原和子と山本純子によって初演、同年在ローマ日本文化会館でマヌエル・ズーリアと山本純子によって再演。
六重奏のための『?clat dans la p?nombre』は2004年5月にパリでアンサンブル・アルテルナンスによって初演され、2009年5月に在ローマ日本文化会館の招聘によってローマ音楽公園アウディトリウムで再演。