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浦沢直樹

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Wikipedia

浦沢 直樹(うらさわ なおき、1960年1月2日 - )は、日本の漫画家。東京都府中市出身。1983年デビュー。漫画賞の受賞が多く、手塚治虫文化賞大賞を2度受賞している唯一の漫画家である。2021年12月時点で紙のコミックスの世界累計発行部数は1億4000万部を突破している。府中市立府中第四中学校、明星高等学校、明星大学人文学部経済学科卒業。

1960 - 1970年代のロックのファンで、『20世紀少年』にはその影響が色濃く反映されている。特にボブ・ディランの大ファンであり、2007年にはロッカー和久井光司との共著『ディランを語ろう』を発行したほか、2016年には個展の特別イベントとして『ボブ・ディラン 聴いて歌って描きまくる』を開催するなどしている。

来歴

幼少期(1960年 - 1973年)

1960年、東京都府中市に次男として生まれる。幼稚園には通わず、昼間は祖父母と3人きりの幽閉状態であった。このころ、手塚治虫の『鉄腕アトム』と『ジャングル大帝』を買い与えられ、自分でも漫画を描くようになる。

地元の小学校に入学、3年生から学級委員を務め、学級新聞に4コマ漫画を連載した。一時期いじめられかけたこともあったが、クラスのガキ大将に漫画を描いたことがきっかけでいじめはピタリと止まったという。このころ、初めて長編漫画『太古の山脈』を描き上げる。当時テレビでも放映していたフィルム・ノワールの影響を受けた暗い内容のもので、当時は4つ上の兄がもっぱらの読者であった。

青年期(1973年 - 1984年)

手塚治虫の『火の鳥』を読み衝撃を受ける。中学では当初陸上部に入るも、先輩の偉そうな態度が嫌になり、軽音楽部へ転入。吉田拓郎にのめり込み、拓郎が影響を受けたと公言するボブ・ディランの研究を始める。中学生時代の経験は後に『20世紀少年』に活かされ、浦沢は「ケンヂが校内放送で曲をかけたが変化無しと言うのは自分自身の実体験だが、こういうことをした人は結構多かった」「10分の1くらいは自叙伝」と語っている。また、中学の1年先輩に小室哲哉がおり、浦沢がリクエストした『20th Century Boy』を流した放送部には小室が部長として所属していた。

高校、大学も軽音楽部に所属していた。大友克洋作品に衝撃を受ける。一方で漫画の制作も続けており、高校では国語の教科書に載っていた芥川龍之介の『羅生門』を漫画化している。もっとも当時の梶原一騎ブームに乗れず、一時期漫画に興味を失いかけていたこともあった。しかし大学の時に登場した大友克洋をはじめとするニューウェーブの作品群に感化され、漫画に対する情熱を取り戻した。

「マンガ君」と思われるのが嫌で、大学では漫研には近寄らなかったが、漫研の人よりもたくさん漫画を描いていたという。なお大学の軽音部では1年上にTHE STREET SLIDERSのHARRYが所属しており、プロの演奏を目の当たりにして、自身のバンドをきっぱりと断念。下手にバンドで食べていこうと思わなかったのは、彼のパフォーマンスを見たからかもしれないと語っている。

デビュー以後(1984年 - )

もともと漫画家になるつもりはなかったが、就職活動時に小学館に編集者としての面接を受けた際、ついでに持って行った原稿「Return」が新人コミック大賞に入選、これを機に1年で芽が出なければやめるつもりで漫画家を志す。アシスタント等を経て、1983年3月に「BETA!!」(8ページ、『別冊ゴルゴ13』No.56に掲載)でプロデビューし、1984年開始の「踊る警官」で初連載する。

長崎尚志担当のもと、『ビッグコミックオリジナル』で外国を舞台にした『パイナップルARMY』『MASTERキートン』を連載する一方、『ビッグコミックスピリッツ』で『YAWARA!』『Happy!』と女子スポーツを題材にした作品を発表し人気を得る。1986年開始の『YAWARA!』以降は2誌掛け持ちで、毎月100枚を越える連載を10年以上続けた。

スリラー作品『MONSTER』、手塚治虫の『鉄腕アトム』をリメイクした『PLUTO』により2度の手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。2004年には『20世紀少年』によりフランス・アングレーム国際漫画祭で最優秀長編賞を受賞している。

2008年から『週刊モーニング』にて『BILLY BAT』を隔週で連載開始。何度か長期休載を挟みつつ2016年に完結。2008年より長崎尚志とともに名古屋造形大学(2007年まで名古屋造形芸術大学)の客員教授も務めている[1]。2012年から2014年まで、『MASTERキートン』の正式な続編である『MASTERキートン Reマスター』を『ビッグコミックオリジナル』に不定期掲載した。

2014年からは「浦沢直樹の漫勉」がNHK Eテレにおいてスタートした。


 

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