長戸 勝彦(ながと かつひこ、1963年8月30日 - )は、日本の俳優、演出家、タレント、ナレーター。愛媛県松山市出身。血液型B型。東京印主宰。
経歴
- 16歳の時に役者になりたいという気持ちを抑えきれず、俳優養成所のオーディションを、親に黙って四国の松山から東京まで受けに来た。合格通知が届いたその日に親を説得。東京に行くために高校を自ら退学。アルバイトで稼いだ8万円とボストンバッグ一つだけで、17歳の時に一人で上京した。
- その後、20歳の時に東由多加率いる東京キッドブラザースのオーディションを受け合格。入団後すぐに頭角を現し、当時劇団の看板俳優であった柴田恭兵とダブルキャストで主演。1年目としては劇団的にも異例の抜擢であった。その後、退団までの12年間、東京キッドブラザースの作品で主演を務め続けてきた。
1989年、萩本欽一のバラエティー番組にレギュラーで出演し、番組内でJA-JAという二人組のユニットを結成。4枚のシングルと2枚のアルバムをリリース。デビューシングル「瞳を閉じてごらん」がオリコン初登場17位、ミュージックリサーチ11位を記録。ミュージックステーション、トップテン等の歌番組やバラエティー番組にも多数出演。1995年、東京キッドブラザース退団後、芸能プロダクション・リベルタに移籍。ナレーターとしても活動。1998年、演劇ユニット「東京印」を旗揚げ。2008〜9年、芸能プロダクションALBAに移籍。2010年、芸能プロダクション豪勢堂GLoveに移籍。2014年1月、劇団め組の藤原習作、元TEAM発砲・B・ZINの平野勲人と共に、二つ目の演劇ユニット「男〆天魚」を旗揚げ。2023年1月、芸能プロダクション豪勢堂GLoveを退社。現在、東京印主宰として、役者・ナレーター・作家・演出・プロデューサーとして多岐にわたり活動中。出演
テレビドラマ
- 太陽にほえろ! 第614話「17才」(NTV) - 裕子をナンパするバイクの男 役(1984年9月)
- 離婚テキレイ期(TBS)レギュラー - 矢口純 役(1984年10月)
- あぶない刑事(NTV)「温情」 - 田代慎介 役
- ジャングル(NTV)「危険な贈り物」
- 六本木ダンディーおみやさん 最終回「愛と別れにジーンときた殺人事件」(ABC) - 海老沢シゲル 役