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河毛 俊作(かわけ しゅんさく、1952年9月4日- )は、フジテレビジョン所属の役員待遇編成制作局ドラマ制作センターエグゼクティブディレクター、映画監督。東京都出身。
1976年フジテレビ入社。以前は、編成製作局ゼネラルディレクター。父は王子製紙元会長の河毛二郎。慶應義塾大学卒業。
少年時代から映画監督に憧れてはいたが、大学卒業時にはすでに映画産業は衰退の一途をたどっていたことに不安を感じ、それでも映像に携わりたいと思い、テレビ局入りを決めた。
『セーラー服と機関銃』など、1980年代前期からテレビドラマの演出で活動。1980年代後期から1990年代初期にはいわゆるトレンディドラマの演出の一翼を担った。
『忠臣蔵1/47』(2001年)で初めて時代劇の演出を手がける。そして2005年、『星になった少年』で少年時代の憧れだった映画監督としてデビューした。『星になった少年』では、象が登場する映画とあって『日本一象に詳しい監督になった』ということを語っている。またこの映画の音楽は坂本龍一が手がけたが、これについて河毛は『たまたま同い年ということもあって、自分のことやこの作品について理解してくれるのではないかと思いお願いした』というようなことも語っている。
雰囲気のある映像作りを心がけているところがあり、『ギフト』(1997年)については『番組全体の印象を伝えるタイトルバックがいいほど、いい作品』という考えを述べている。カラオケの持ち歌は「悲しい色やね」。
2012年6月28日より現職。