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シアターキューブリックは、東京を中心に活動している劇団。代表は作・演出を担当する緑川憲仁。
成城大学経済学部の同期だった緑川憲仁、漢那悦子(※2015年退団)らが中心となり2000年2月旗揚げ。100名以上の応募の中から旗揚げメンバーを選出、結成。
東京の劇場を中心にノスタルジックファンタジー作品を上演する。上演作には戦国武将・長宗我部元親を題材にした舞台作品『誰ガタメノ剣』や続編にあたる『七人みさき』、宮沢賢治をモチーフとした『葡萄酒いろのミストラル』などがある。
2010年1月に、東京都墨田区に本拠地を移転する。
特徴としては「おとなもこどもも」楽しめるエンターテインメントな演劇であることを大切にし、ポップでキャッチ―なビジュアルでありながら、その実、人の心の繊細な部分を描く作品を作っている。「演劇によるまちづくり」をコンセプトに「まちを遊園地に」「日本の未来をあたたかく」をモットーとして、演劇とまちづくりを密接に関連付けた活動も展開している。2005年より一般客とともに演劇を楽しむ参加型イベント「演劇であそぼ」を定期的に開催。2008年・2009年、銚子電鉄とコラボレートした『銚電スリーナイン』、2014年に『樽見鉄道スリーナイン』で樽見鉄道とコラボレートした。「ローカル鉄道演劇」と呼ばれる、走行中のローカル鉄道の車両を劇場として上演する公演はその後も継続して行っている。箱根海賊船を利用した船上公演『パイレーツ・オブ・ロワイヤル?』(2014年)、銭湯と墨田区のまちあるきを組み合わせた『曳舟湯の怪人』(2010年)『寺島浴場の怪人』(2017年)、商店街回遊型演劇『11月のレインリリー』(2016年)など、劇場にとどまらない演劇公演も行っている。
2011年8月から12月には、作・演出の緑川憲仁が岐阜県関ケ原町において、町行政によるまちおこし事業「関ケ原東西武将隊」の総合演出を務めた。また、2011年より地域密着型アイドルグループ「帰ってきたキューピッドガールズ」を劇団女性メンバー中心に結成し、活動地盤である東京都墨田区京島の「下町人情キラキラ橘商店街」を拠点として商店街の活性化に取り組んでいる。2020年に結成20年を迎え、初の外部作品である田嶋ミラノの『幸せな孤独な薔薇』を上演する予定であったが、新型コロナウイルスの影響により2021年5月に延期となった。