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長谷川 陽子(はせがわ ようこ、1970年1月23日 - )は、東京都出身のチェロ奏者。
9歳から桐朋学園大学付属《子供のための音楽教室》で井上頼豊に師事し、15歳で第54回日本音楽コンクール第2位入賞。高校3年からコンサート活動に入る。
桐朋学園大学に進学後、1989年より文化庁派遣在外研修員としてフィンランドのシベリウス・アカデミーに留学し、アルト・ノラスに師事(1992年首席で卒業後帰国)。
日本の主要オーケストラと共演した他、フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、ハンガリー放送交響楽団、ウィーン・コンツェルトフェライン室内管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団など内外のオーケストラにソリストとして迎えられている。
また、NHK朝の連続テレビ小説『純情きらり』のテーマ曲や、NHK大河ドラマ『平清盛』のエンディング・テーマ曲演奏などを担当。
CDはビクターエンタテインメントより20枚以上発表している。第5弾のCD『コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ』は「文化庁芸術作品賞」「日本プロ音楽録音賞」などを受賞。『バッハ無伴奏チェロ組曲』(1999年)、チェロとアコーディオン版の『展覧会の絵』(2001年)が『レコード芸術』特選盤に選ばれた。
2015年より、桐朋学園大学音楽学部准教授。