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伊藤悠貴



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Wikipedia

伊藤 悠貴(いとう ゆうき、1989年6月12日 - )は日本のチェロ奏者、指揮者。ロンドン在住。マネジメント事務所は株式会社ジャパン・アーツ。セルゲイ・ラフマニノフ作品の演奏・解釈が著名である。

人物

1996年、桐朋学園子供のための音楽教室でチェロを始め、倉田澄子に師事した。2004年に渡英。ロンドンでアレクサンダー・ボヤルスキーに師事、また名チェリストダヴィド・ゲリンガスの弟子となる。2015年、王立音楽大学を最優秀弦楽器奏者賞を得て全課程を首席で卒業。

16歳でロンドンにてコンチェルト・デビュー、またクロアチア各都市リサイタルツアーを行い、ヨーロッパデビュー。2010年第17回ブラームス国際コンクール、2011年第3回ウィンザー国際弦楽コンクールにて日本人チェロ奏者として初優勝、それをきっかけにロンドンを拠点に本格的に音楽活動を開始した。

2011年ウィンザー城にて行われたウィンザー音楽祭開幕演奏会のソリストとして、ドヴォルザークのチェロ協奏曲をフィルハーモニア管弦楽団と共演、プロ・デビューを果たす。その後ウラディーミル・アシュケナージ、小澤征爾、ダヴィド・ゲリンガス、ジュリアン・ロイド・ウェバーをはじめ著名な音楽家や、国内外オーケストラと共演を重ねている。

メジャーデビュー5周年の2016年には、文豪宮沢賢治生誕120年を記念し、NHK全国放映リサイタルを開催。その映像は世界放映され、100年記念公演はヨーヨー・マが行った大役を担った。2014年にはロリン・マゼールの前座リサイタルをロイヤル・フェスティバル・ホールで行っている。

ライフワークとするセルゲイ・ラフマニノフ作品の演奏において国際的に高い評価を得ており、日本人チェロ奏者として唯一全集アルバムをリリース。イギリスBBC、NHKテレビ・ラジオ等にて多数放送され、特にチェロソナタ (ラフマニノフ)の演奏・解釈が著名である。2016年に放送されたNHKテレビ番組でのインタビュー中の「生まれ変わったらこの曲(ラフマニノフのチェロソナタ)になる」という言葉が話題を呼んだ。2018年6月にはウィグモア・ホールにてホール史上初となる、チェロによるオール・ラフマニノフ・リサイタルを行った。

フランク・ブリッジ、フレデリック・ディーリアス、ジョン・アイアランド等イギリス人作曲家のチェロ作品を日本で広く紹介している。

2012年春に英国チャンプスヒル・レコード社よりデビューアルバム『ラフマニノフ・チェロとピアノのための全曲集』をリリース、英国最大の弦楽雑誌『ストラド』より『今月の一枚』に選ばれ、ラフマニノフのチェロ作品ディスクの名盤の一つとして数えられている。iTunesおよびAmazonにても入手可能。共演はリーズ国際ピアノコンクール優勝ソフィア・グルャク。

2017年11月15日セカンドアルバムとなる『伊藤悠貴/ザ・ロマンティック』チェロ名作品集をソニー・ミュージックダイレクトよりリリース。レコード芸術誌「特選盤」に選ばれた。

2013年よりロンドンのナイツブリッジ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督/首席指揮者を務める。指揮者としてもセルゲイ・ラフマニノフやピョートル・チャイコフスキーの交響曲等スケールの大きな作品を得意とし、オーケストラの公演において協奏曲の弾き振り(ソリストが指揮者の役割も同時に担うこと)も得意としている。

2018年1月よりクラシック音楽ラジオ局OTTAVAにて、自身がパーソナリティを務めるレギュラー番組「伊藤悠貴 The Romantic」が放送開始した。

ディスコグラフィー

  • セルゲイ・ラフマニノフ:『チェロ作品全集』(2012年/CHRCD044)
  • 『伊藤悠貴/ザ・ロマンティック』チェロ名作品集(2017年11月15日リリース/ソニー・ミュージックダイレクト)

テレビ出演

  • 日本テレビ「NEWS ZERO」(2015年11月16日)
  • NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部:伊藤悠貴 チェロ・リサイタル」(2016年8月26日)

 

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