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藤川 澄十郎(ふじかわ すみじゅうろう、1986年10月16日 - )は、東京都荒川区出身の日本舞踊家。藤川流家元。2002年に15歳で父で初代澄十郎(現宗家、藤川爵応)の跡を継いで二代目藤川澄十郎を襲名し同時に藤川流家元の座についた。琴の師匠、原田東龍に師事し、2014年に名取を襲名した。琴の藝号(げいごう)は渡辺 東蓮(わたなべ とうれん)。
2歳から日本舞踊を始め、満3歳の時初舞台を踏む。古典舞踊を重んじながら、芝居、歌、琴、小鼓、太鼓、三味線などを習得し、定評ある確かな古典の実力と、華のある表現で、エンターテイメントとして楽しめる舞台を創り続けている。
2006年、荒川区功労者活動賞受賞。荒川区政施行75周年記念音頭を振付するなど、生まれ育った荒川区に対しての地域貢献にも深くかかわっており、現在まで荒川区シンボルマーク推進委員会、同区GHA推進リーダー、同区国際交流協会理事などに就任している。父の代から西川太一郎荒川区長との付き合いも長く、区報やケーブルテレビでの対談も行っている。
2007年、2011年、2018年と、日中国交公演にて、北京上海など中国15か所余で古典舞踊を披露するなど海外に日本文化を広げる活動も継続しており、国内においてもフィジー共和国祝賀会、荒川区・ウィーン市ドナウシュタット区友好都市提携20周年記念レセプションなど海外に向けた展開を行っている。
2014年、初のプロデュース公演舞台「ゆう 〜一本の木が見た千年の夢物語〜」では、古典を中心にしながらもポップスや洋楽で日本舞踊を踊る新しい舞台を企画・構成・演出・振付。その後もディナーショー「ゆう 第二夜」、アニメソングなども含め構成された「LOVE乱舞」、2018年には「ゆう」の再演など、古典を基礎にしながらも新しい挑戦を続け、若い世代にも日本舞踊に興味を持ってもらうべく活動している。また近年では、荒川区の文化施設ゆいの森での幼児向け読み聞かせ会や夏休み舞踊体験会など次世代に伝統を繋いでいく取り組みも行っている。
舞台での立ち居振る舞いを学ぶべく日本刀を学び、2014年には琴の名取になるなど日本舞踊以外の日本文化も学んでいる。
親戚に作詞家の溝口貴紀がいる