※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube検索等を行い、
その結果を自動的に取得・表示しています。
世田谷区(せたがやく)は、東京都の区部南西部に位置する特別区。旧・荏原郡および北多摩郡のそれぞれ一部の地域から成立した(後述)。
世田谷区は東京23区の南西部に位置する。東京23区の中では都心から遠い位置にあり、多摩地域では武蔵野市、埼玉県では川口市、千葉県の松戸市、市川市と同じ都心15km圏である。神奈川県川崎市と接する南側には多摩川が流れ、多摩川が概ね都県境を構成する。都心から放射状に鉄道が通り、鉄道間の連絡や各駅と住宅地を結ぶようにバス路線が走る。都心方面へ向かう東西方向の鉄道路線は充実しているが、南北を結ぶ路線は東急世田谷線に限られる。
2020年現在、人口と世帯数は東京23区の中で第1位、人口密度では第14位である。人口は東京都区部の中で最大の約94万人で、秋田県から鳥取県までの下位10県の人口を上回る。面積は1990年代までは東京23区内で最大であった。羽田空港用地の拡大(埋め立て)などにより、現在の最大面積の区は大田区である。
区内には二子玉川・三軒茶屋・下北沢などの商業地があるが、区内の地目別土地面積の9割以上は閑静な住宅地区である。特に成城は東京でも屈指の高級住宅街として知られる。
区は世田谷・北沢・玉川・
世田谷区の地形は、台地と低地から成っている。南部には多摩川に沿って北西から南東に連なる急斜面(国分寺崖線)がある。この斜面を境に北東側は台地(洪積層)、南西側は低地(沖積層)である。
国分寺崖線には樹林や湧水などの豊かな自然環境が残る。その環境と景観を保全するために区は複数の条例を制定し、指定した地区での建築条件を制限している。