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三浦 直之(みうら なおゆき、1987年10月29日 - )は、日本の劇作家・演出家・脚本家。劇団「ロロ」主宰。宮城県出身。日本大学芸術学部演劇学科中退。
宮城県仙台市生まれ。幼児期は女川町で暮らし、小学校3年生から富谷町の新興住宅地で育つ。中高生の頃は演劇との縁は薄く、小説・映画・漫画・アニメ・ライトノベルなどに触れて過ごしており、とりわけ金城一紀『レヴォリューションNo.3』などの青春小説に熱中していた。一番影響を受けた本はイアン・マキューアン『贖罪』であった。
宮城県仙台第三高等学校時代は映画を撮りたいという夢を持っていたが、同級生の演劇部員に頼まれ映画制作のために部費を回してもらうという条件で演劇の大会に出場し、東北大会の優秀賞を獲得した。また仲の良い友人3人でM-1甲子園に出場し、自らネタを書いて漫才を演じたこともある。
日本大学芸術学部映画学科に進学志望であったが入試に落ち、同じく日芸の演劇学科に進学。そこで小劇場演劇の世界を知ることになる。2009年に学科同期の亀島一徳、望月綾乃、篠崎大悟、先輩の板橋駿谷、後輩の森本華、島田桃子らとともに劇団「ロロ」を旗揚げし、以後全作品の脚本・演出を手がける。2013年には『ダンスナンバー 時をかける少女』で初の映画監督に挑戦する。2015年、『ハンサムな大悟』で第60回岸田國士戯曲賞候補。
サブカルチャー好きであることを公言しており、映画、小説、漫画、アニメ、J-POPなどといったポップカルチャーから大胆な引用を行って、パッチワークのように繋ぎ合わせる作風を特徴とする。作品の多くはボーイ・ミーツ・ガールを主軸とした青春物語である。
高校演劇との関わりが深く、全国高等学校演劇大会審査員や、高校生向け演劇ワークショップの講師などを務めている。代表作『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校』(通称「いつ高」)シリーズは、全国高等学校演劇大会の上演規定に則って作られており、高校生以下の学生が上演する際は上演料を取らないというシステムになっている。