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毎熊克哉

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Wikipedia

毎熊 克哉(まいぐま かつや、1987年3月28日 - )は、日本の俳優。本名および旧芸名は毎熊 克也(読み同じ)。

広島県福山市出身。東京フィルムセンタースクールオブアート専門学校(現・東京俳優・映画&放送専門学校)映画監督科コース卒業。アルファエージェンシー所属。

来歴

3歳の時に見た映画『E.T.』で映画作りに関心を持ち、映画『タイタニック』は1人で2回見に行き、映画『ターミネーター2』は繰り返し見て壊れたVHSやDVDを何度も買い替えるほどだったという。高校を卒業の後映画監督を志して上京し、東京フィルムセンタースクールオブアート専門学校(現・東京俳優・映画&放送専門学校)の映画監督科コースに進学する。

頭の中で思い描いた芝居が演者になかなか伝わらなかったことで自分でやった方が早いと俳優に興味を抱き、専門学校卒業後に俳優に転身し、芸能事務所VIVITに所属して活動を開始。演出家のヨリコジュンのもとで芝居を学び、2010年の舞台『TIC-TAC』で初舞台にして初主演を務める。さまざまな商業作品に出演する一方で、2009年12月には映像製作集団「Engawa Films Project」を林知亜季、柾賢志、佐藤考哲らとともに立ち上げて、ショートショートフィルムフェスティバル2012の上映作品『VOEL』など多数の短編映画を製作する。

2015年6月には芸名を本名の毎熊 克也から毎熊 克哉へと改め、引越しのアルバイトのかたわらで俳優活動を続ける中で、カトウシンスケとともにダブル主演を務めた専門学校時代の同級生・小路紘史監督の長編デビュー作品『ケンとカズ』が2015年の第28回東京国際映画祭にて日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞し話題となり、翌2016年7月に劇場公開されると作品評価の高さから自主映画としては異例の3か月以上にわたるロングランを記録する。同作での演技が評価され第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、おおさかシネマフェスティバル2017新人男優賞、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞の各賞を次々に受賞、30歳を目前にした「遅咲きの新人」として脚光を浴びる。

毎日映画コンクールの表彰式会場で東映会長・岡田裕介の目に留まり、「昔の東映映画に出ていた俳優のような、怖さが出せる俳優になってくれたら」との期待を受けて、岡田が製作総指揮を務める吉永小百合の120本目の出演映画『北の桜守』(2018年3月公開)に主要キャストとして抜擢される。また『ケンとカズ』を見た制作スタッフからのオファーにより『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』(2018年9月公開)および『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』(2018年10月公開)で商業映画初主演を務め、SMを題材とした作品で奴隷を調教するご主人様役を熱演し過激な濡れ場を披露。2018年の1年で『万引き家族』『空飛ぶタイヤ』などの話題作からインデペンデント作品まで10本を超える公開作品に出演し幅広い役柄を演じて、確かな演技力とかつての東映や日活の俳優を彷彿させる鋭い眼光と硬派な佇まいにより映画関係者から注目を集め、またNHK連続テレビ小説『まんぷく』で朝ドラに初出演して存在感を発揮するなど、飛躍の1年となる。

人物

特技はストリートダンス。母は元ダンサーで地元のカルチャースクールにてジャズダンスやバレエの講師を務めており、高校1年の時に母がたまたま見ていたダンサー・EIJIがプロデュースするストリートダンスのレクチャービデオに衝撃を受けてビデオを「先生」に見様見真似でダンスを始め、高校3年時には母が教えるカルチャースクールの発表会の舞台に立つ。高校卒業後は振付師の道も考えつつ、幼い頃からの憧れだった映画の道へ進み、東京の学校に進学した後も10年近く、EIJIのもとで多い時には週3回1日6時間のダンスレッスンを受ける。ダンスの経験は「役者としての自分の原点」と語り、「ダンスの経験があったからこそ、自分の体で表現することに自然に移行できたんじゃないか」と語っている。

趣味はパーカッション。

好きな映画監督は西川美和。憧れの俳優はトム・ハンクスで、目標とする俳優は光石研。「目で語れる俳優」を目標としている。

『私の奴隷になりなさい』シリーズでご主人様役を演じた際には、実際は女性に対し奥手であり、知らない女性に声を掛けることはおろか頑張らないと知り合いの女性を食事に誘うこともできないと明かしている。

プロサッカー選手の森脇良太は福山市の小学校、中学校の同級生で、小学生の時は同じサッカー少年団に所属していた。

出演

映画

 

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