※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube検索等を行い、
その結果を自動的に取得・表示しています。
大笹 吉雄(おおざさ よしお、1941年5月8日 - )は、日本の演劇評論家。
大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科で郡司正勝に師事する。1964年に卒業後、歌舞伎雑誌『演劇界』を発行している演劇出版社に勤務するが、演劇批評をするため1975年に退社。6ヶ月たって初めて原稿依頼があったという。37歳で最初の著書『正統なる頽廃』を刊行した。
1985年よりライフワーク『日本現代演劇史』の刊行を始め、同年に第1巻でサントリー学芸賞受賞した。以後も1991年に『花顔の人・花柳章太郎伝』で大佛次郎賞受賞。2008年『女優二代』で読売文学賞受賞。2010年『新日本現代演劇史』で河竹賞受賞。2014年『最後の岸田國士論』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
1998年より大阪芸術大学教授(2008年3月退職)。サントリー学芸賞選考委員。朝日舞台芸術賞選考委員(2008年度まで)。元AICT国際演劇評論家協会日本センター会長(1999〜2003年)。元日本演劇学会理事。日韓演劇交流センター会長。
演劇評論家としての出発当初は多くの同世代の演劇評論家と同様に「アングラ」以降を対象としていたが、1980年代中期より軸足を新派・新劇といった、歌舞伎と現代演劇の中間にあるジャンルに移した。