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カレーパンマン(ラテン文字表記:Currypan-man、Currypanman)は、アンパンマン・シリーズに主要なメンバーとして登場する架空のキャラクター。声優は柳沢三千代。
サンリオの雑誌『月刊いちごえほん』に掲載されていた「れんさいまんが アンパンマン」の第15話で、アンパンマンが「おとうとをつくってください」とジャムおじさんに頼んで製造したところ、どういうわけかカレーパンとして誕生(ジャムおじさん自身も味を試食するまで何のパンかわからなかった)。
この初登場話では顔が現在の物と異なり、アンパンマンの顔を上下につぶしたような顔だったが、第22話で再登場してからレモン型の顔に成り、以後はこれが基本になった。
絵本での初出は、1981年(昭和56年)11月初版刊行の、アンパンマンシリーズで最初のクリスマス絵本『アンパンマンのサンタクロース』だった。
映像での初登場は、テレビアニメ第2話Bパート「アンパンマンとカレーパンマン」1988年(昭和63年)10月10日放映(関東エリア)。
頭部がカレーパンで出来ており、原作ではアンパンマン同様に顔を食べさせ、首無し状態で活動する場面もあるが、アニメ版では空腹の者には顔のカレーパンでなく、カレーライスを提供することが通例。ごはんを炊いて、鍋に切った具材と共に顔の中身であるカレーを入れて温める時と、カレーのルーを用意して作る時とがある。
アンパンマンと同じくジャムおじさんによって作られて生まれたが、アンパンマン、メロンパンナ、ロールパンナとは異なり、誕生時のエピソードは漫画版でのみ描かれており、ここでは「アンパンマンの弟」ということになっていたが、これ以後は他媒体含めあまり兄弟という描写はなく、アニメ版では初めて会った際にアンパンマンはカレーパンマンの事を(ジャムおじさん製造の事も含め)一切知らない描写があった。なお、『アンパンマン大研究』には「ジャムおじさんは、アンパンマンを作ったときのノウハウを活かしてカレーパンマンを作った」という旨の記述がある。また、キャラクターソングの歌詞では「生まれたところは知らないが――」と謳っている。あるいはまた、漫画『とべ!アンパンマン』における設定では、「カレー星」から来た宇宙人ということになっている。
前述のとおり、頭部はカレーパンで出来ている。黒目(虹彩)はアニメ初期のころのほうが大きく描かれていて、眼を閉じると茶色の瞼が見られた。胸には、顔をイメージしたマークがある。服はオレンジ色で、黄色の手袋とブーツ、白いベルトを装着している。原作では『月刊いちごえほん』版から登場。現在とは異なり、服の真ん中に「curry」の「C」ではなく、なぜか「K」のマークがデザインされていた。