朝陽(あさひ)は長野市北東部の地域。本項ではかつて概ね同地域に所在した上水内郡朝陽村(あさひむら)についても述べる。
地理
地域北部を長野電鉄長野線、中央部を国道18号、南部を長野県道58号長野須坂インター線が東西に走る。地域南西端を千曲川がかすめている。
周囲は以下の地区と接する。
長野市街地から5kmほど離れており、駅周辺や幹線道路沿いは宅地・商業開発が進んでいるものの、特に東部においては依然として農地の多く残る地域である。
河川
歴史
- 前身各村〜旧朝陽村の歴史
- 江戸時代 - 前身の水内郡北長池村・北尾張部村・南堀村・北堀村・石渡村は松代藩領であった。
- 1711年(宝永8年) - 大豆島村の新田として土屋坊区(現 南屋島)が拓かれる。のち、高井郡綿内村の一部となる。
- 1876年(明治9年)5月30日 - 水内郡南堀村・北堀村・石渡村が合併して水内郡福田村となる。
- 1879年(明治12年)1月4日 - 郡区町村編制法の施行により、各村が上水内郡の所属となる。
- 1881年(明治14年)3月31日 - 福田村が分割して南堀村・北堀村・石渡村となる。
- 1886年(明治19年)12月14日 - 上水内郡北長池村の一部、上高井郡綿内村の一部(土屋坊区)、同郡福島村の一部(福島新田区)が分立して上水内郡屋島村となる。
- 1889年(明治22年)
- 4月1日 - 町村制の施行により、上水内郡北長池村・屋島村・北尾張部村・南堀村・北堀村・石渡村の区域をもって上水内郡朝陽村が発足。
- 各村の学校を併せ、北長池に朝陽尋常小学校(現 長野市立朝陽小学校)が開校。