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スウィング・アウト・シスター

スウィング・アウト・シスター



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Wikipedia

スウィング・アウト・シスター (Swing Out Sister) は、イギリスのクロスオーバー、ポップ系男女デュオ。ヒットを出した当初はトリオだった。1986年の「ブレイクアウト」 (Breakout) や「サレンダー」「セイム・ガール」などのヒット曲で知られている。音楽ジャンルは、シンセポップ,ブルー・アイド・ソウル,クロスオーバー,ラテン音楽などに分類できる。バンド名は、公式ホームページや音楽記事などでSOSと略して表記されることもある。敢えて時流を追わずに1960年代のモータウンを深く参照したシンセポップの音楽性が特徴的である。

来歴

結成

現在はデュオであるスウィング・アウト・シスターは、当初はキーボード担当のアンディ・コーネル (Andy Connell)、ドラムのマーティン・ジャクソン (Martin Jackson) と、後から加わったヴォーカルのコリーン・ドリュリー (Corinne Drewery) のトリオで1984年に結成された。バンドの名前は、1945年のアーサー・トリーチャー主演映画『Swing Out, Sister』から採られた。

1985年-

It's Better To Travel

マーキュリー・レコードと契約し、ポール・スティブリー・オードフィーをプロデューサーに迎えデビューアルバム制作を始めたスウィング・アウト・シスターは、デビュー曲となる「ブルー・ムード」 (Blue Mood) を1985年11月にイギリスでリリースしたが、チャートインしなかった。1986年末に発売したシングル「ブレイクアウト」はイギリスチャート4位そしてアメリカチャート6位を記録するヒットとなった。続くジョン・サーケルのトランペットソロが使われた「サレンダー」(Surrender) はイギリスチャート最高7位、落ち着いたジャズ調の「トワイライト・ワールド」(Twilight World) は多くのミュージシャンの手でリミックスされダンスナンバーともなった。アルバム『ベター・トゥ・トラベル』は1987年5月11日にイギリスで発売されてチャート1位となる。アルバムに、サーケルとともにレベル42との共演で知られるゲイリー・バーナクル(サクソフォーン)、エイジアとのセッションにも加わったルイス・ジャーディム(パーカッション)、ティム・キャンスフィールド(ギター)、ジェリー・ヘイ(トランペット、フリューゲルホルン)らも参加した。のちにこのアルバムからは「ブレイクアウト」のような陽気なポップ調の「フール・バイ・ア・スマイル」(Fooled By a Smile) がシングルカットされた。バンドは、「ブレイクアウト」で1988年のグラミー賞最優秀新人賞とグループやデュオによる最優秀ポップ・ヴォーカル賞にノミネートされた。

『ベター・トゥ・トラベル』は、アレンジを担当したリチャード・ナイルスによって、管楽器・弦楽器調のシンセサイザー、ドラムサウンドや木琴などを効果的に織り交ぜ、ジャズと当時流行ったテクノポップを融合させたものとなっている。これは、1950年代後半のナイトクラブ的雰囲気に、テクノポップ調の装いを纏わせたホーンセクション用いたジャズと解釈されている。

アルバムに収録された「トワイライト・ワールド (superb,superb,mix)」のイントロでは、東京駅に到着する列車の日本語による車内アナウンスが効果音として用いられ、トリオ編成だった当時某飲料メーカーのテレビCMに出演している。楽曲は「フールド・バイ・ア・スマイル」が使用された)。

1989年-

マーティンの脱退

セカンドアルバム『カレイドスコープ・ワールド』制作中に、「サレンダー」で印象的なドラム演奏を聞かせていた結成メンバーのマーティン・ジャクソンが、音楽観の相違からバンドを脱退した。ライナーノーツには"special thanks to Martin Jackson"と記され、「テインテッド」(Tainted) や「ビトウィーン・ストレンジャーズ」(Between Strangers) の共作者として名を残している。このアルバム以降はコーネルとドリュリーのデュオ編成となった。

Kaleidoscope World

1989年に発売された『カレイドスコープ・ワールド』は、時代の流れに追随せずレトロな音楽に根源を求め、後の彼らの音楽スタイル確立に繋がる転機となった。シンセサイザーの音源に強く依存していた前作と比較して、バート・バカラックやジミー・ウエップのようなイージーリスニング調の編成に影響を受け、オーケストラを上手く融合させ作曲や編曲にクラシック音楽的な傾向を持たせた本作は、より芳醇さと深みを与えている。これらは、最初のシングル「ユー・オン・マイ・マインド」(You On My Mind) や、ジョン・バリーの「真夜中のカーボーイ」からのサンプリングを含んだ「フォーエヴァー・ブルー」(Forever Blue) で顕著に見られる。前作に見られたオリジナリティが影を潜めたととの批評もある。例外として、アメリカのみでシングルカットされた「ウェイティング・ゲーム」(Waiting Game) は「ブレイクアウト」に通じるポップ調に仕上がっている。


 

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