小倉 博和(おぐら ひろかず、1960年1月28日 - )は、日本のギタリスト、音楽プロデューサー。香川県出身。烏龍舎所属。サザンオールスターズ、桑田佳祐、泉谷しげる、槇原敬之、福山雅治、渡辺美里らのレコーディング及びライブで活躍。
高校時代からギターの腕前は学校内でも有名で野球部の合宿にギターを持ってくることもあった。また遅刻魔で、遅れて登校した日には教師から「1曲弾いたら(遅刻を)なかった事にしてやる」と言われ、弾くこともあった。
2011年より高松市親善大使。
略歴
- 1987年
- 「アイリーン・フォーリーン」に、ギタリストとして参加。ここで、プロデューサーの小林武史と出会う。
- 1988年
- アイリーン・フォーリーンの活動の傍ら、友人と共に「キャロット・スタジオ」を設立。アイリーン・フォーリーン解散後、セッションギタリストとして、CM曲やビデオ音楽など数多くのレコーディングに参加。
- 1990年
- キャロット・スタジオにて、桑田佳祐に才能を見出され、映画「稲村ジェーン」のサウンドトラックに参加(映画本編にも出演している)。その後、桑田佳祐およびサザンオールスターズのサポートを務める。桑田が言うには、この頃の小倉は、ガットギターにガムテープを貼って、ビーチサンダルで演奏していたというほど、金銭的に苦労していた。
- 1991年
- サザンオールスターズの原由子のソロアルバム『MOTHER』のレコーディングをきっかけに佐橋佳幸と出会い、意気投合する。桑田、小倉、佐橋らで、ライブ「ACOUSTIC REVOLUTION」を開催。また、この3人に、小林武史と角谷仁宣を加え「SUPER CHIMPANZEE」を結成した。この時、レコーディングやリハーサルの合間に佐橋と楽曲を作り始め、ギターユニット「山弦」を結成。
- 1993年
- 小林武史がプロデュースする、渡辺美里のアルバム『BIG WAVE』のレコーディングに参加。
- 1994年
- 桑田佳祐のソロアルバム『孤独の太陽』で全編にわたってサポートを担当。
- 1996年
- 香取慎吾主演の日本テレビ系ドラマ『透明人間』のサウンドトラックを担当。