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らっこ

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Wikipedia

ラッコ(海獺、Sea otter, Enhydra lutris)は、食肉目イタチ科ラッコ属に分類される哺乳類で、海獣の一種。現生種では本種のみでラッコ属を構成する。

北太平洋の、北アメリカ大陸から千島列島の沿岸にかけて棲息。毛皮を採取するため乱獲され、日本では20世紀初頭に絶滅したと考えられていたが、北海道東部(道東)で1980年代から再び目撃されるようになり、モユルリ島(根室市)、霧多布岬(浜中町)では繁殖も確認されている。水族館で飼育もされている。

世界的には生息域や個体数の減少を受けて保護対象となっており、ワシントン条約で取引が規制され、国際自然保護連合(IUCN)が2000年から絶滅危惧種に分類している。

分布

アメリカ合衆国西海岸(オレゴン州沿岸部およびアラスカ州南岸)、カナダ(ブリティッシュコロンビア州沿岸部)、ロシア東部。

模式標本の産地(基準産地・タイプ産地・模式産地)はカムチャッカ(コマンドル諸島とする説もあり)。以前は日本の北海道から千島列島、カムチャッカ半島、コマンドル諸島、アリューシャン列島、アラスカ半島およびアラスカ州南岸、バハカリフォルニア半島(メキシコ)にかけて分布していた。近年ではオレゴン州とカリフォルニア州中部にかけてなどの分布が途切れている範囲があり、日本やメキシコでは散発的な記録があるのみとなっている。分布の北限は北極海の氷域で、南限はカリフォルニアとオオウキモ(ジャイアントケルプ)の分布と一致している。

形態

体長100 - 130センチメートル。尾長25 - 37センチメートル。体重オス22 - 45キログラム、メス15 - 32キログラム。イタチ科最大種。尾は短く扁平。尾の基部には臭腺(肛門腺)を持たない。体毛密度が高く、哺乳類のなかでも最も高い部類に入る。1平方センチメートルあたり10万本以上の柔らかい下毛(綿毛)が密生し、これはヒトで言えば6cm2の皮膚に頭髪全てが生えているのに相当する密度である。全身では8億本もの体毛が生えている。潜水する時も綿毛の間に空気の層ができることで、寒冷な海洋でも生息することができる。全身をくまなく毛繕いするために柔軟な体、皮膚を具えている。体色は赤褐色や濃褐色・黒と変異が大きく、頭部や喉・胸部は灰色や黄白色。吻部には洞毛が密生する。幼獣は全身が明褐色から黄褐色の体毛で被われる。成獣の体毛は加齢によって頭部から明るい色に変遷する。

吻端の体毛がない裸出部(鼻鏡)は菱形。顎が頑丈で、側頭筋が発達する。臼歯は扁平で幅広く、貝類や甲殻類を噛み砕くことに適している。耳介は小さく、可動域が広い。前肢は小型で、指の境目は不明瞭。爪は引っ込めることができる。後肢は鰭状。水分は海水を飲むことで補っており、過剰な塩分を排泄するためにカワウソ類の平均の2倍もの大きさの腎臓を持つ。

分類

約530万年前に旧世界のカワウソ類との共通祖先から分岐したと考えられている。

以下の分類はMSW3 (Wozencraft, 2005) に従う。英名はSociety for Marine Mammalogy (Committee on Taxonomy, 2023) に従う。


 

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