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佐原 詩音(さはら しおん、1981年7月10日 - )は、日本の現代音楽、クラシック音楽、ポピュラー音楽の作曲家。大阪府生まれ、石川県金沢市育ち。
関西学院大学社会学部社会福祉学科卒業後、商社や災害復興制度研究所勤務を経て、27歳のとき、東京藝術大学音楽学部作曲科に再進学。作曲を澤内崇、石原真、夏田昌和、安良岡章夫、福士則夫、鈴木純明に師事。ピアノを谷合千文に師事。
近年の作風は調性から無調の往来が縦横無尽であり、それぞれの曲名に添った世界観を追求するなか、色彩豊かでいて激しく、力強いものが多い。
2014年、オーケストラ・アンサンブル・フリーEASTの委嘱により「瑠璃の森に花は舞い降る」が初演される。同年から「雪国の作曲家たちによる新曲作品展」というコンサートシリーズをvol.4まで開催。2015年、自身が代表するコンサートプラン・クセジュを立ち上げ、2020年12月に作曲家・演奏家仲間とともに団体として発足。2018年に作曲個展vol.1、2019年にはvol.2を開催。2020年7月7日に杉並公会堂小ホールにてvol.3「おはなしとおんがく」を開催予定。2018年10月にはフランスとリトアニアにて、Vib奏者・會田瑞樹の演奏により、ソロ作品≪玉蟲の翅、その結び≫と、ヴィブラフォンと弦楽のための≪The Snow≫が初演された。
また、現代音楽や即興を取り入れたピアノ・ソルフェージュ教室、作曲理論など後進の指導や楽譜制作、楽曲分析などの執筆を行っている。チェロは関西学院交響楽団から始め、現在は弦楽合奏団アンサンブル・フランに所属。音楽事務所エトワに所属。数学・理科専門の塾講師でもある。日本芸術専門学校講師。2020年12月1日に発足した、音楽会などの企画団体コンサートプラン・クセジュ代表。新曲初演を中心とする現代音楽コンサートや、テーマ音楽祭を様々に開催している。