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TOPPANホールディングス株式会社(トッパンホールディングス、英: TOPPAN Holdings Inc.)は、日本の総合印刷会社。国内印刷業界2強(当社と大日本印刷)の一角で、世界最大規模の総合印刷会社である。2023年9月までの商号は凸版印刷株式会社(とっぱんいんさつ、英: TOPPAN INC.)。日経平均株価の構成銘柄の一つ。
大蔵省印刷局でエドアルド・キヨッソーネの部下だった木村延吉と降矢銀次郎が出資者を募ったのが始まり。社名の「凸版」は創業当時、最新鋭であった銅凸版印刷技術(別名・エルヘート式凸版印刷)を前面に出すためにつけられたものである。
「印刷テクノロジー」をベースにした「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたる幅広い「拡印刷」事業活動を展開。
最近は、従来の印刷だけでなく、印刷技術を応用したデジタル画像処理やエレクトロニクス製品にも力を入れており、カラー液晶に使用される液晶カラーフィルタ、半導体製造の原板となるフォトマスクを取り扱っている。特に液晶用カラーフィルタの生産高は世界首位。ICタグを用いたソリューションサービスにも積極的。またインターネット関連では、地図情報サイトの草分けである「Mapion(マピオン)」を事業会社化し、NTT東日本とともに株式会社サイバーマップ・ジャパン(現・株式会社ONE COMPATH:完全子会社)を設立した。2005年(平成17年)10月、Eビジネス事業部門の元となったコンテンツ流通配信サービス「bitway」(ビットウェイ)を、事業会社として独立させ、株式会社ビットウェイ(現・株式会社BookLive)を設立。
上記のようなデジタル技術を使い、観光客誘致・地方再生の支援ビジネスを「旅道」(TABIDO)の名称で展開。東京・丸の内にその拠点を置いている。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会オフィシャルパートナー(印刷サービス)に決定。また、ラグビーワールドカップ2019のトーナメントサプライヤーに決定。ラグビー日本代表、スーパーラグビーの日本チームもサポートすることになった。
2022年からは、浦和レッドダイヤモンズのトップパートナー(スポンサー)として、ユニフォームの背面下部分に「TOPPAN」のロゴを掲示する。
2023年に、1900年の創業以来初めての社名変更を発表。2023年10月に持株会社体制への移行にあたり、持株会社の商号を「TOPPANホールディングス株式会社」に変更。持株会社の傘下には、「TOPPAN株式会社」「TOPPANエッジ株式会社」「TOPPANデジタル株式会社」を設立。