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南陽市(なんようし)は、中華人民共和国河南省の西南部に位置する地級市。
漢水の支流である白河の西岸に位置する。農業機械の生産や、綿織物・絹織物の生産も盛ん。約220キロ北東に同省の鄭州、320キロ南東に湖北省の武漢が位置している。
春秋時代には楚に属する宛と呼ばれる都市であり、金属工業が盛んだった。
秦の時代に強制的に移民が送り込まれて南陽郡が設置され、前漢の時代に発展が進んだ。後漢を興した光武帝は、この都市周辺の南陽盆地を勢力基盤としていた。後漢後期の140年(永和5年)では、南陽郡の人口は52万戸で全土で最高を記録している。
その後も、中国における経済、文化の中心地の一つとして発展を続けた。古代中国の科学者、文学者で地震計を発明したとされる張衡が南陽の出身である。
2市轄区・1県級市・10県を管轄下に置く。