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横山岳(よこやまだけ)は、滋賀県長浜市にある伊吹山地の標高1,132 mの山。
本峰の西峰と東峰からなる双耳峰であり、西側の北陸本線木ノ本駅からどっしりとしたその山容を望むことができる。西峰の山頂には、二等三角点(点名が「横山岳」、標高1,131.69 m)が設置されていて、気象観測施設(日本気象協会のアメダス)が設置されていた。滋賀県と岐阜県との県境稜線から南西側へと延びる枝尾根上にある。南面の白谷本流にある経の滝と五銚子の滝の間には延喜式内社の横山神社があったとされていて、古くから山岳霊場として栄えていた山である。経の滝は、南麓の杉野の神宮寺の僧侶が般若経を書写する際に身を清めた場所であることに由来する。五銚子の滝は、横山神社に捧げるお神酒の銚子を清めたことに由来する。山名はこの横山神社に由来する。関西百名山の一つに選定されている。冬は深い雪に覆われる。春にはカタクリやヤマシャクヤクなどの花の山として知られている。東尾根にはブナの原生林が広がる。
地元の杉野山の会により登山道が整備されていて、毎年5月第3日曜日の山開きや登山大会が開催されている。登山道の急坂などにはロープが設置されている。山頂部からは周辺の山並みや余呉湖、琵琶湖に浮かぶ竹生島などを望むことができる。「横山岳から望む琵琶湖と余呉湖」が長浜市の大切にしたい長浜の景観「ながはま百景」の一つに選定されている。登山適期は4月中旬-11月中旬。春先の残雪期に雪山登山されることもある。以下の登山コースなどが利用されている。
東には東尾根が延びる。