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佐藤 尚之(さとう なおゆき、1961年6月1日 - )は、日本・東京都出身のコミュニケーション・ディレクター。ネット創生期から「さとなお」の名で個人サイトを運営。「株式会社ファンベースカンパニー」創業者(取締役会長)チーフファンベースディレクター。大阪芸術大学客員教授。復興庁復興推進参与。一般社団法人(元 公益社団法人)「助けあいジャパン」代表。
個人サイト「www.さとなお.com」を、Yahoo!Japan(1996年)やGoogle(1998年)のサービス開始以前の1995年8月から運営し、5000万アクセス超えの人気サイトになる。1998年から「さとなお」名義で複数のエッセイ本を出版、2008年からは佐藤尚之名義で広告・コミュニケーション関連の著書を複数出版する。
2009年には当時の鳩山由紀夫首相に直接Twitter(ツイッター)の利用を勧め、翌年から首相がTwitter利用を開始するなど鳩山内閣ソーシャルメディア・プロジェクトを担当。2011年、ソーシャルメディアに対応した消費行動モデル概念『SIPS(シップス)』(共感 →確認 →参加 →共有・拡散)を電通「サトナオ・オープン・ラボ」より発表した。
25年勤務した電通から独立後は、商品の機能やスペック訴求の広告ではなく、広告コミュニケーションの枠を越え「全体ソリューション」を構築し、コミュニケーション全体を設計する仕事を中心に活動。ファンを「企業やブランド、商品が大切にしている『価値』を支持している人」と定義し、中長期的に売上や価値を高め、情緒価値をより大切にする「ファンベース」という考え方を提唱した。共感→熱狂、愛着→無二、信頼→応援を「ファンベース」のアプローチを主軸に活動。顧客の開拓よりファンを大切にする「ファンベースマーケティング」を実践している。コミュニケーション関連の講演は、年間100本ベースで実施している。
東京都大田区生まれ。駒場東邦中学校・高等学校卒業。中高とラグビー部(ポジションはスクラムハーフ)に所属。1浪(駿台予備学校)を経て、早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業。
株式会社電通入社後、15年間、関西支社にてコピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経てコミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。クリエイティブ局にウェブ部門を立ち上げる。スラムダンク1億冊キャンペーンでJIAA(インターネット広告推進協議会)グランプリ獲得。東日本大震災を機に公益社団法人(元、一般社団法人)「助けあいジャパン」の代表理事に就任。他に「くらしのある家プロジェクト」「MOJO」などの支援団体を立ち上げた。
2011年、株式会社ツナグ設立。2015年に株式会社4thを立ち上げ「コミュニケーションからコミュニティへ」と不特定多数から特定少数に移行していっているプランニングの流れを、コミュニティを自らが主催し体現している。4thとはfamilyという生活仲間、friendsという遊び仲間、workmatesという仕事仲間の次の「4番目の仲間」を意味する。2019年ファンベースカンパニー設立。
ブログやエッセイでは「さとなお」名義を使用し書評、バレエ評論なども雑誌などで執筆し、グルメサイト「ジバラン」の運営や、食べ歩き本を何冊も執筆し、著書に『ジバラン・フレンチレストラン・ガイド』『極楽おいしい二泊三日』『うまひゃひゃさぬきうどん』『沖縄上手な旅ごはん』などがある。
2018年、突然アニサキス・アレルギーになる。アナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応での入院をきっかけに、一般社団法人 アニサキスアレルギー協会を設立。
ひとりっ子。妻とは1994年に結婚し翌年に長女が誕生、一児の父。大学時代に早稲田ゴルフ会(WGS)を設立し初代部長に(ベストは72)。J-WAVE番組審議会委員。元朝日広告賞審査員、元佐治敬三賞審査員、元YOSAKOIソーラン祭り審査員。花火師資格(煙火打揚従事者手帳)取得。ファン総合研究所 顧問。TCS認定コーチ。美術検定1級(アートナビゲーター)。