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村上 敏明(むらかみ としあき、1972年〈昭和47年〉9月6日 - )は、日本の声楽家(テノール)、オペラ歌手、音楽教育者、プロデューサー。
東京都日野市出身。東京都立日野高等学校卒業。1996年(平成8年)国立音楽大学声楽学科卒業。大学在学中にオペラデビュー。1998年(平成10年)(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第17期修了。1999年 平成11年度文化庁芸術インターンシップ国内研修員。2001年(平成13年)- 2003年(平成15年)文化庁派遣芸術家在外研修員として、イタリア・ボローニャへ留学。2004年(平成16年)- 2007年(平成19年)第15回五島記念文化財団オペラ新人賞受賞により、再度ボローニャへ留学。この間、2002年(平成14年)にはバスのカルロ・コロンバーラと共に、ロヴェレートのG.ヴェルディ協会より、ヴェルディ記念賞を授与される。国内外の国際声楽コンクールで多数優勝または上位入賞。
人気実力ともに、日本を代表するテノール歌手として、日伊で数多くのプロダクションにプリモ・ウォーモ(男声の主役)として出演するとともに、コンサートの企画・出演など、活躍の幅を広げている。NHKニューイヤーオペラコンサートをはじめ、放送への出演も多数にのぼる。
レパートリーはイタリアオペラを軸としつつも、日本オペラにも数多く出演しており、ワーグナーなどのドイツオペラ、ビゼーやオッフェンバックなどのフランスオペラを含め60役を超えるレパートリーを持つ他、カンツォーネ50曲以上、日本歌曲50曲以上の暗譜レパートリーを持つ。その他、ベートーヴェン『第九』テノールソロ、モーツァルト『レクイエム』、シューベルト『ミサ曲』などのソリスト等、コンサート出演も多数務めている。
また、年間30 - 40公演のトークコンサートに出演する他、教育プログラム・聴衆参加型のコンサート等のプロデュースも、数多く手掛けている。
2018年(平成30年)6月には関西フィルハーモニー管弦楽団の「三大テノールを迎えて」と題したコンサートに、福井敬、笛田博昭とともに出演。「三大テノールを迎えて」は2021年(令和3年)3月にも再度開催されテレビ放送された。
演出および芸術監督なども手掛け、地域の文化振興にも貢献している。
中島基晴、中村卓郎、パリデ・ヴェントゥーリに師事。
教えを受けたと公表している者には、真弓智也、鈴木和彦、渋谷和広などがいる。
在伊中、15の国際声楽コンクールで優勝または上位入賞