杉田鮎味劇26. 25団<br> セカイアジ
主宰<br>脚本家<br>演出家
杉田鮎味のセンス
小学生の息子が七夕と間違えて鯉のぼりに願い事を書いてしまい、恥ずかしいので出し忘れたことにした。
子供も大きくなったしなあとしみじみする雰囲気が蔓延した。
なにも起こらないし、もうそれ以後、出さないことが、一家の暗黙のルールになればいい。
鯉のぼりセットのダブり(親戚が要らぬお世話で送ってきた)
お母さんが何気なくきたワンピースが鯉のぼりだった、といういたずらを長男がやって怒られてほのぼのした。
晴れの舞台を奪われた鯉の呪いで、家じゅうの蛇口という蛇口から水じゃなく鯉がじゃばじゃばと出てくる。
住んでいるのが過疎化の進む島根県だったため、子供がおらず、鯉のぼりを上げる家庭がないので全く気付かず過ごした。