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西田大輔


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ディスグーニーPresents、ジーザスシリーズ第二弾の決定版!

西田大輔オリジナルの忠臣蔵伝説が、今を代表する実力派俳優たちによってよみがえる

舞台『戦国BASARA』シリーズ、LIVE ACT『青の祓魔師』など人気舞台を手掛けてきた作家・演出家の西田大輔が主宰するディスグーニー。2015年11月に続いての第二弾公演では、和田琢磨と柾木玲弥を新たに迎え、幕末を舞台にしたオリジナル作品に再び挑む。10年前の作品を再演するにあたっての心境や、若い俳優たちとの舞台のつくり方について聞いた。


インタビュー写真

10年前に書いた舞台を新しい俳優とつくる意味

――― 西田さんが主宰するディスグーニーの第二弾公演に「ジーザス・クライスト・サムライスター」〜殿中でござる!〜を選んだのはどういう経緯だったんですか?

西田「AND ENDLESSという集団で、19歳のころからたくさんの作品を作ってきました。その頃の仲間とも相変わらず一緒にいますが、人間って、年齢を重ねると、重ねたからこそ、新しい価値観を手に入れる必要があると思うんです。だから、ずっと一緒にやってきた仲間とは新しい価値観で新しい脚本を書いていきたい。でも、かつて書いてきた脚本にも大事な作品がたくさんあって、それを新しく出会った俳優ともう一度生まれ変わらせたいという気持ちもありました。ディスグーニーはそのための場所にしたいと思って10年前に書いたコメディをもう一度やることにしました」

――― 10年前、どういう発想からこの作品を書いたのでしょうか。

西田「もともと天邪鬼な性格だったんですよ。忠臣蔵は年末には必ずどこかで放送されていて、通常、見ている人が想いを馳せる対象は四十七士のほうですよね。でも、斬られる側の吉良上野介のほうにも物語があって、もしかしたら愛すべき人間だったりするのではないかと思ったからなんです。今回の作品の中で、吉良はちっちゃい男だけど、憎めない。そんな人って世の中にはいっぱいいますよね。歴史上名を遺した人物だって、例えばなにか空気が読めないとか、微妙に嫌なやつだとか、そういうキャラクターは持っていたと思うんですよね」

――― 今回の「ジーザス・クライスト・サムライスター」〜殿中でござる!〜は、初演のときとの変化はあるのでしょうか。

西田「10年前の初演の座組は、俳優さんのほとんどが僕より年上だったんですけど、今回は僕がほぼ一番上のポジションですから、それだけでもまったく違う作品になると思いますね。とはいえ、僕の定義としては、主役は場所だと思っていて、その状況に右往左往されてしまう人間を描けたらということは変わりません」

――― 今回、役者さんを選ぶときには、どんなことを意識されましたか?

西田「ディスグーニーは船のようなものなんですね。だから、ずっと船に乗っている人もいれば、新たに乗ってくる人もいる。今回、12人のうちの10人は、前回のディスグーニーの舞台に力を貸してくれたメンバーなんです。そして、和田琢磨くんと柾木玲弥くんに新しい風を吹かせてもらおうと思いました。和田くんとは去年、『武士白虎〜もののふ白き虎』という作品でご一緒させてもらっていて、良い役者さんだなと直感で感じていました。征木くんも、お芝居を見たことがあって、それで今回ご一緒することになりました」

インタビュー写真

2.5次元舞台の勢いがあるからこそ、オリジナルも大事にしたい

――― ほかの舞台でも、若い世代の俳優さんとのお仕事をされていますが、ここ数年、若手俳優さんや彼らの出る舞台の勢いは感じられたりしますか?

西田「もちろん感じますよ。今の原作もの、いわゆる2.5次元の流れって、ちょっと誰も予想してなかったほどのものすごいものがあると思います。僕は、その中でもかなり早い段階、2007年の中原アヤさん原作の『ひみつきち』という作品から漫画原作ものに関わっていますけど、当時は、こんなことになるとは思ってもいませんでした。

――― こうした流れになって、何か変わったと感じる部分はありますか?

西田「確実に世の中に上演作品が増えて、俳優さんたちがたくさんの現場を経験できることがあると思います。僕らのころは、舞台自体が少なかったし、少ない中でいろいろ掴んでいかないといけなかった。今の俳優さんは、現場での経験がたくさんあるから、芝居で得られる価値観を、短時間でつかんでいけるというのは、すごくいいことなんじゃないかなと思います。こんなに俳優たちの表現する場所がある時代ってのは、なかなかなかったと思います」

――― 若手俳優たちと仕事をしてみて、西田さんはどんな印象を持たれましたか?

西田「原作ものをやるとき、自分なりにそのキャラクターを再現するには、どうしたらいいだろうと、ちゃんと考えてくる。僕が関わった人たちは、みんなそれが大前提としてありますね。そして、例えば今回の舞台にも出演している北村諒くんなんかは、出会ってから1、2年ですけど、すごい勢いで吸収して伸びているのを感じますね」

――― 西田さんの演出はどういう感じなんでしょうか?

西田「僕は一回目は俳優の考えてきたものを何もせずに見るんですよ。そのあとに、これも面白くね?みたいな感じで提示しますね。細かく演出はつけるほうですが、でも俳優と一緒の方向を見て動いていくという感じですね」

――― 西田さんは原作もののほかにも、今回のようにオリジナルの舞台も大事にしているわけですよね。

西田「原作ものの数も無限ではないから、オリジナルをやっていかないと……という気持ちはあります。それに、原作のあるものを舞台にしていくのも面白いけれど、オリジナルの舞台でしかできないことをやることも面白いと思っているので」

――― 原作ものと、オリジナルを作っていくときの違いってありますか?

西田「原作の舞台は、原作の世界を忠実に再現すべきが大前提だと僕は思っています。逆に、オリジナルの舞台というのは、観客がいて初めて成立する世界だと思います。例えば舞台の中の台詞に『あなた』って言葉があったとしたら、それは観客に向けて発する言葉でないかと思っているんです」

『戦国BASARA』など、歴史ものの舞台が多いわけ

――― 西田さんは、歴史もの、戦国ものが多いイメージもあります。

西田「学生時代は数学が得意で、歴史は苦手だったんですね。でも、二十歳過ぎて歴史ものの舞台をやることになって、図書館で調べものをしていたら、面白くて興味を持つようになって、気づくと歴史ものの舞台が多くなっていたんですよ」

――― 歴史ものは、どのような方法で書いているのでしょうか。

西田「じつは、年表だけを見て書くんですよ。何年に何があった、次に何年に何があったと書いていたとしたら、その二つの出来事の間に何があったんだろうと想像しながら書いています」

――― さきほど、年齢を重ねて新たなものに挑戦したいという話がありましたが、これからは、どんなことに挑戦しようと思っていますか?

西田「30代になってから、何年か先を見据えてものを作ろうとは思うようになりましたね。そんな中で、ディスグーニーを作ったり、オリジナルを発表する体制を整えようとも思っています」

――― 最後に、この舞台の、見どころを教えてください。

西田「今って、劇場に行く間口がすごく広がっていて、それは素晴らしいことだと思うんですね。だから、昔みたいにCDをジャケ買いするような感覚でお芝居を見てみるというのもありなんじゃないかなと思います。そういう風に気軽に見に来て、面白かったなとか、新たに俳優が好きになったとか、そういうことで、また別の舞台を見に行く、この舞台が、そんなきっかけの場所になったらいいなと思っています。

(取材・文&撮影:西森路代)


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PROFILE

西田大輔(にしだ・だいすけ)のプロフィール画像

● 西田大輔(にしだ・だいすけ)
1976年11月13日生まれ。東京都出身。脚本家、演出家、俳優。 AND ENDLESS主宰。2015年にDisGOONieを結成し、旗揚げ記念公演「From Chester Copperpot」の3作同時上演を果たす。
ちなみに、DisGOONieとは、映画『グーニーズ』から来ている。グーニーとは、“おろか”とか“まぬけ”を意味するが、それを否定したのは、現状に満足してはいけないという思いがあるからとのこと。

公演情報

「舞台「ジーザス・クライスト・サムライスター」 〜殿中でござる〜」のチラシ画像

ディスグーニー Presents Vol.2
舞台「ジーザス・クライスト・サムライスター」 〜殿中でござる〜


2016年2月24日 (水) 〜2016年2月28日 (日)
全労済ホール/スペース・ゼロ
HP:公演ホームページ

全席指定:6,500円(税込)

詳細はこちら

「舞台「ジーザス・クライスト・サムライスター」 〜殿中でござる〜」のチラシ画像

ディスグーニー Presents Vol.2
舞台「ジーザス・クライスト・サムライスター」 〜殿中でござる〜


2016年2月24日 (水) 〜2016年2月28日 (日)
全労済ホール/スペース・ゼロ
HP:公演ホームページ

14名限定!6,500円(全席指定・税込) → 【指定席引換券】5,800円さらに400Pゲット!

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