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BuzzFestTheater


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ハートフルで笑える舞台。それを生み出すのはこんな5人の男たち

旗揚げ以降チケットは全公演SOLD OUT! 一度観たら忘れられないアトラクション演劇

BuzzFestTheaterは、元超新塾のコウカズヤ(作・演出)率いるTEAM BUZZに、藤馬ゆうや・前すすむを新たに迎え結成された5人の演劇ユニット。コメディ/シリアスという2つの要素が巧みに融合した作風をベースに、観客を非日常空間へ誘なう彼らが、3作目となる『アイバノ☆シナリオ』を6月に上演する。初めは緩やかに、そして今となっては必然とも思えるような形で結びついたBuzzFestTheaterとは、いったいどんな集団なのか。メンバー全員へのインタビューで迫ってみたい。


インタビュー写真

引き寄せられるように集まった5人

――― お笑いから演劇の世界へ転身、そして前身ユニットであるTEAM BUZZを経てBuzzFestTheaterの結成へ至ったコウカズヤ。「もともと演劇にはまったく興味がなかった」という彼だが、次第に演劇へと引き寄せられていった。

コウ「33歳で芸人を辞めた後、役者としてお芝居に呼んでもらっているうちに少しずつ興味が湧いていきました。その何本目かの作品で作・演出をしてみないかと言われて、もともと芸人時代にネタも書いていたので、不安もあったんですけどなんとか形にしたら、反応がすごく良くて。年齢も年齢だし、駄目だったら辞めようっていうくらいの気持ちだったんですけど、狙ったところで笑いもきて、役者さんにも喜んでもらったりして、これはちょっと楽しいなと思ったんです」

――― そこで芸人時代にはなかった手応えを感じた彼は、自身のプロデュース公演に続いて2013年にTEAM BUZZを結成する。

コウ「自分が火をつけないと何も始まらない状況で、いろんな人を巻き込みながらゼロを1にしていくのは、プレッシャーはあるけどやりがいもある。そこに魅力を感じました。ただ、劇団となると大きなものを背負わなければいけないイメージがあったので、もう少しフワッとした軽い括りで、知り合いの役者さん2人と一緒にTEAM BUZZと名乗ってやっていこうっていうところからスタートしました」

――― TEAM BUZZの公演を重ねる中で、コウ以外の結成メンバーは離れ、現在のBuzzFestTheaterを構成する面々が仲間に加わっていく。まずはコウと同じくお笑い芸人出身で、バイト先(千原せいじが経営する居酒屋“せじけん”)の後輩でもあったスチール哲平。コウカズヤの初脚本・演出作『やめらんねぇ』(2012年)から参加し、後にTEAM BUZZのメンバーとなった。

スチール「芝居の脚本を書いているっていう話をされている飲みの席に僕もたまたま居合わせまして、“出るか?”ってことになったのが最初でした。当時は芸人としての活動にもどかしさを感じていたので、こんな世界があるんだなということを教えてもらいました。今でも芝居のことなんて全然わかってないですけど、向き合っていけると思っています」

コウ「僕からすると、彼はメンバーの中で一番普通。だから一般人の役とか、どんなものでも合う人間ですね。たまたま居合わせたから誘ったというのは、今の話を聞いて思い出しました。そのくらい過去のことは忘れるタイプなんです(笑)」

――― そして、TEAM BUZZ第2回本公演『合言葉はロッケンロー!!』(2013年)に出演し、後にTEAM BUZZの一員となったのがシロタケシ。それまでは映画やCMといった映像の世界で活動していた。

シロ「その前の公演に出ていた役者仲間の繋がりで、オーディションに参加しました。舞台は映像と違ってライブ(生)なので、やっぱり刺激的でしたね。常に熱を感じるというか、“ああ、こういう感じなんだ”って」

コウ「当時は膝まであるような長髪で、見るからに奇抜な感じだったのが、そのとき探していた役柄にハマったんです」

シロ「そういう役柄も新鮮でした。そんな感じで2回客演させてもらって、それまでの意識とか人生観まで大きく変えられたので、僕の方から(TEAM BUZZに)入れてもらえませんかってお願いしました」


インタビュー写真

全員が同じ方向を向いて進み出す

――― そんなTEAM BUZZの第4回本公演『やめらんねぇ』(再演/2014年)にゲスト出演し、その後の公演で徐々に存在感を増していったのが前すすむ。芸人時代のコウカズヤの先輩で、現在はお笑いコンビ“全力じじぃ”で活動中。コウとは最も付き合いの長いメンバーだが、初舞台ではちょっとした事件も起きた。

前「日替わりの芸人ゲスト枠みたいな形で出演したんですけど、みんなそれなりに知られた芸人さんが出ている中で、僕だけ誰も知らんっていう状況だったんです。このまま出ていくとかなりアウェイな感じになってしまうというので、前説をやってみたらどうですか?って、コウカズヤが言うてくれて」

コウ「いわゆる出オチみたいな感じの役だったので、そこでお客さんがキョトンとしてしまうのはヤバイと思って、前説でひと笑いとって、面白い人やというのを印象付けてから本編で出てもらおうと。ただ、それを思いついたのが本番直前で、僕ら芸人あがりの人間としては、そのまま出ていけばええやんっていう発想で、舞台監督さんに断りもなくやってしまったんです。おかげで笑いはとれたんですけど……」

前「舞監さんにめっちゃ怒られました。舞台袖の真っ暗な中、ものすごい足音で突進してきて(笑)」

コウ「提案した僕が悪いんです。そのときは何が悪いのか全然わかってなくて……そのくらい演劇のルールを何も知らない人間でした。前さんに関しては、最初はやっぱりお笑い部門を担当してもらうというか、コメディパートを任せたら安心というポジションでしたけど、やっていくうちにシリアスもやれるんちゃうかというのが増えてきて、3月にやったBuzzFestTheaterの第2回公演『ユーカリ園の桜』では、笑いもとって最後は泣かせるという主役級のパートをお願いしました」

前「芸人としてのキャリアは長い方ですけど、芝居に関してはもともと興味があったわけでもなく、役者さんを見てるとホントにすごいなと思います。でも、今はそれを自分がやり始めているわけで……こうして必要とされるのはありがたいですね」

――― そして、最後に合流したのが藤馬ゆうや。役者としてのキャリアは13年と、メンバー内で最も長い。TEAM BUZZの第6回公演『わしゆん!』(2015年)に主役で出演したのを機に、BuzzFestTheaterの代表として旗揚げに参加した。

藤馬「その前の公演『Bye-Byeレストラン』を初めて観て、めちゃくちゃ面白かったんです。出ているキャスト全員が輝いていて、この劇団は絶対売れる!って思いました。それで、出演していた知り合いを通じてコウカズヤさんを紹介してもらって、『わしゆん!』のオーディションに参加したんです」

コウ「最初はけっこう怖い印象でした(笑)。『わしゆん!』で初めてワークショップオーディションというのをやったんですけど、学生みたいな若いメンバーばかりの中で1人しっかりしたお芝居をしていました。当時のTEAM BUZZは、立ち上げメンバーが辞めてしまって崩壊寸前みたいな状態だった中で、藤馬さんには稽古のときから先頭で引っ張ってもらって、公演までのすべてがうまくまとまったんです。これはもう藤馬さんを入れなアカンと思って、ダメもとで声をかけさせてもらいました」

藤馬「自分で言うのも何ですけど、『わしゆん!』という作品がまず面白くて、僕に対するお客様の評価も今までで一番高かったんです。現場の雰囲気もすごく良くて、いい仕事だったなというところで終われた作品でした。でも劇団をやるという考えは全くなくて、コウカズヤからのアプローチを受けて考えに考え抜いた結果、やることにしました。というのも、今まで僕が出ていた現場に比べて、BUZZってものすごく緩かったんです。これで大丈夫なの?っていうくらい(笑)。もうちょっとここをこうすればもっと良くなるのにっていうのが要所要所であったので、現場を締める役割だったら自分にできそうだな、というのがありました」

コウ「それまでは本当に行き当たりばったりというか、なんとか綱渡りでやってきたのが、藤馬さんと前さんが入った5人になって、ようやく全員で同じ方向を向いていこうという感じになったんです」

藤馬「でも、そういう“ゆるさ”がコウカズヤの良さだと思うので、僕がうまい具合に調節できるようになればいいなと。僕が前に出すぎると窮屈になってしまうし、コウカズヤのやり方だけだとフワフワしてる(笑)。そして、このバランスをうまくとってくれているのが前すすむだったりする。うまく調和した、いい形の5人になっていると思いますね」

インタビュー写真

“笑いもあり”への先入観を覆したい

――― このようにして生まれたBuzzFestTheaterでコウカズヤが描くのは、ハートフルなコメディ作品。新作『アイバノ☆シナリオ』は、網走を舞台にした物語になるという。客演には、北海道出身のお笑いコンビで、舞台への出演も多いアップダウン(阿部浩貴・竹森巧)を迎える。

コウ「ボケ担当の竹森は歌も歌うんですけど、彼が作った曲を劇中で使うっていう約束を1年前からしていたんです。誰かの曲をモチーフにして作品を作るのは初めてなので難しさはありますけど、弾き語りも交えたエンターテインメントで、ハマれば絶対いい作品になると思っています。網走ってけっこういいところらしいので、そういう情報もいろいろリサーチして、作品に活かすつもりです」

――― 最後に、まだまだ知らない人が多いであろうBuzzFestTheaterの魅力をそれぞれのメンバーにアピールしてもらったところ、やはり5人らしさがにじみ出るやり取りになった。

藤馬「BuzzFestTheaterは“アトラクション演劇”というのを謳っていて、テーマパークの乗り物みたいな楽しさをお客様に提供したいんです。終わったらスッキリしてまた乗りたくなって、何度も乗ってしまうような……そういう感覚で観に来ていただきたいし、そんな作品を作りたいと思っています」

前「下は中学生くらいから、上はおじいちゃんおばあちゃんまで、どんな年齢層のカップルが来ても納得できて、彼氏がイイ格好できる舞台だと思います」

藤馬「何の話や(笑)。彼氏の顔が立つっていうこと?」

前「そう。そのくらい誰が観ても心に響くというか、泣けて、笑える。実際、来てくださってるお客さんを見ると、けっこう年配の方もいらっしゃるんですよ。我々みたいに歳若い人間がそれだけのインパクトと感銘を与えることができているなら、すごいことですよね」

スチール「芝居が終わってからお客さんと飲む機会があるんですけど、そこでその芝居がどうだったかがわかるんです。BuzzFestTheaterの場合は、お客さんが勝手に喋って盛り上がってくれて、僕はただ聞いてるだけ。伝わってるんだなあと思います。これを読んで初めてBuzzFestTheaterの舞台をご覧になる方とも、ぜひ一緒にお酒が飲めればと思っています。遊びに来てください!」

シロ「少ない言葉で単刀直入に言うと……感情に土足で踏み込みます、っていうことですね」

前「ええなあ! 出番前の芸人みたい。そのコメント俺にくれや(笑)」

コウ「……難しいなあ。僕は常に自信がなくて、それを壊していくために踏ん張っているんです。今4人が言ってくれたことが僕の気持ちではあるんですけど、僕が言ったらなんかカッコ悪いので……」

前「でもお客さんに向けて、何かあるやろ。そこは大事やで」

コウ「僕らのことを知らない人にこそ、一番見てもらいたいんです。だから何て言ったらええんやろう。こんな劇団知らなかったなんて損したって思ってもらえるような……」

前「観劇嫌いやった人の好き嫌いをなくします、みたいな」

コウ「それを僕が言ったことにしておいてください(笑)。いや、えーっと……僕、“笑いもあり”って言われる舞台で、あまり面白いのを観たことがなくて。他の舞台をディスるわけじゃないんですけど、その“笑いもあり”っていう謳い文句に対する先入観とか固定観念をなくしたいんですよ。だから、いい意味でお客様を裏切ります。騙されたと思って、騙されに来てください」

前「それ、ええやん」

藤馬「締まりましたね(笑)」


(取材・文&撮影:西本 勲)


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PROFILE

コウカズヤ(こう・かずや)のプロフィール画像

● コウカズヤ(こう・かずや)
1977年6月10日生まれ、大阪府出身。1997年にお笑い芸人としてデビュー。超新塾のドラゴン高山として10年間活動し、2011年に芸人活動をドロップアウト。数作の舞台出演を経て、2012年に万本桜企画公演『やめらんねぇ』で初めて脚本・演出を手がける。

藤馬ゆうや(とうま・ゆうや)のプロフィール画像

● 藤馬ゆうや(とうま・ゆうや)
1977年1月25日生まれ、長崎県出身。26歳から俳優の道を目指し、TV・映画などで活動後、2009年に美輪明宏演出『毛皮のマリー』で舞台デビュー。同じく美輪演出の『葵上・卒塔婆小町』(2010年)、『椿姫』(2012年)や、数々の小劇場作品に出演。

前すすむ(まえ・すすむ)のプロフィール画像

● 前すすむ(まえ・すすむ)
1976年2月22日生まれ、和歌山県出身。吉本NSC大阪を卒業後、トリオ〜コンビ〜ピン芸人として活動。2015年にカンカンと全力じじぃを結成。個人でもテレビやラジオで活躍。2014年『Bye-Byeレストラン』へのゲスト出演からコウカズヤの舞台に関わる。

スチール哲平(すちーる・てっぺい)のプロフィール画像

● スチール哲平(すちーる・てっぺい)
1986年1月17日生まれ、福岡県出身。吉本NSC東京を卒業して芸人活動を始める。コウカズヤの処女作『やめらんねぇ』で役者を経験した後、コウが脚本・演出を担当したほぼすべての作品に出演。今年はFish story’S『マコベス』にも出演している。

シロタケシ(しろ・たけし)のプロフィール画像

● シロタケシ(しろ・たけし)
1982年3月27日生まれ、愛媛県出身。上京後4年間のサラリーマン生活を経て役者へ転身し、『太閤ライムライト』(2013年)などに出演。2013年の『合言葉はロッケンロー!!』からTEAM BUZZの公演に参加し、後にメンバーとなって現在に至る。

公演情報

「アイバノ☆シナリオ」のチラシ画像

BuzzFestTheater
アイバノ☆シナリオ


2016年6月8日 (水) 〜2016年6月12日 (日)
中野ザ・ポケット
HP:公演ホームページ

全席指定(前売):4,000円

500円割引!4,000円 → カンフェティ席3,500円!(税込)
〈カンフェティ特別先割〉
チケット販売開始から5月15日までにカンフェティから
お申し込みのお客様に限り、500円割引の3500円でチケットを販売
(他の割引との併用なし)
(5月16日以降は通常料金)

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