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劇団BDP


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子どもミュージカルで経験を積んだ精鋭たちが挑む大舞台

思わず応援したくなるような、幼馴染み3人組の成長物語

独自のネットワークによって全国各地で子どもミュージカル活動を展開している児童劇団「大きな夢」の出身者を中心に、ミュージカルやストレートプレイ、各種イベントを行っている劇団BDPが、新作ミュージカル『Grow me up!〜ミーとぼくたちは特別な3人〜』を上演する。劇団員はもちろんのこと、外部からの客演、児童劇団の選抜メンバーが顔を揃える中、メインキャストには中学3年〜大学1年という、まさに“これから”の俳優たちが抜擢されている。ここではそんな4人に集まってもらい、劇団での活動に対する思いや大舞台への意気込みを聞いた。


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「大きな夢」の舞台に感動して入団

――― 物語の中心となる幼馴染み3人組を演じるのは、劇団BDPの学生部門であるBDPアカデミーに所属する本吉南美と、今年高校へ入学しBDPアカデミー所属となった伊藤厚志、そして「大きな夢」所属でBDP公演への参加歴も多い中学3年の原華乃と菊池銀河。まず、それぞれに劇団へ入ったきっかけを尋ねてみた。

本吉(主人公・ミー役/ダブルキャスト)「小さい頃からダンスが好きで、テレビの前でよく踊っていました。そして小学2年生の春に、1つ上の先輩が入っていた守谷子どもミュージカルの公演のチラシが学校で配られたんです。それで、同じ学校の子がいる!って思って観に行ったら虜になってしまって(笑)、すぐ体験レッスンに応募して入団しました。そんな感じで入ったので、最初はただ楽しい習い事みたいな感覚でしたが、お客さんの前で舞台に立つという意味でのプロ意識みたいなものが少しずつ芽生えてきて、劇団がとても大きな存在になりました。自分の居場所というか、第二のホームみたいな感じですね」

原(ミー役/ダブルキャスト)「私は、幼稚園の年長くらいのときに高畑充希さん主演の『ピーターパン』を観てミュージカルに興味を持って、それからいろんな作品を観るようになったんです。その中で、知り合いに誘われて「大きな夢」の舞台を観に行ったら、自分と同い年の子たちが主役みたいな舞台で、すごく感動したのがきっかけで入団しました。私も最初はただ楽しいだけでやっていたのが、ちょっとずつ役について考えるようになったりして……今も自分の役で迷っていますけど、好きなことだから迷っているのも楽しいって思えます」

菊池(ジェイミー役)「「大きな夢」に入ったのは年中のときです。もともとお笑い芸人になりたくて、幼稚園の頃から友達とコントをやっていました。で、地元が鎌倉なので、親にインターネットで「鎌倉・お笑い」で検索してもらったら「大きな夢」が出てきて、それで入団したんです。薄っぺらい理由ですみません(笑)。だから親も劇団とか全然知らなくて、ここならそういうこと(=お笑い)ができるんじゃないかということで入れてもらったんですけど、やってみたらハマッちゃいました」

伊藤(ブール役)「昔から歌うことがすごく好きで、おばあちゃんと一緒にミュージカルをよく観に行っていたこともあり、生の舞台にはよく接していました。もともと保育園の頃の友達が他の劇団に入っていて、最初は僕も遊び感覚で小学1年の頃からそこに一緒に入っていたんですけど、小学5年生のとき、これも友達の紹介で「大きな夢」の舞台を観に行ったら圧倒されて……さらにレベルが高いなと思って入団しました」

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>それぞれが幸せを感じる瞬間とは

――― 普段は学校に通いながら、劇団で汗を流す4人。学校だけの毎日では経験できないこともたくさんしてきたに違いない。その中で、ミュージカルをやっていてよかったと思えた瞬間について聞いてみると……。

伊藤「一番思うのはカーテンコールのときですね。特に、小学6年生のとき初めてメインをやらせてもらった演目が、声変わりの時期と重なったり、お爺さんの役だったりしてすごく大変だったんですけど、最後にカーテンコールで舞台に出たとき、拍手がとても大きく聞こえて、すごく感動したんです。ああ頑張ったんだなって。それまでのカーテンコールとは全然違う達成感があって、まだこの感動を味わいたい、そのためにも続けようって思いました」

原「私もカーテンコールなんですけど、小学校5年生か6年生のときに初めて主役をやらせてもらった舞台で、それまでの苦労とか悔しさとかが全部蘇ってきて、泣きそうになっちゃいました。小さい頃はどうしても“私はそんな良い役じゃないし”っていう気持ちがどこかにあったりしたけど、そのときは初めて自分の役について真剣に考えて、苦労や努力の数がそれまでとは全然違ったので、“お客さんから拍手をもらうというのはこういうことなんだな”って自分でもすごく感動した瞬間でした」

菊池「僕は、自分が何かになりきったり、妄想したりすることが大好きなので、やっててすべてが楽しいです。でも日頃、考えないですぐやっちゃう癖があって、もっと考えなさいって先生によく言われます。自分では考えてるつもりでも全然浅い、みたいなことがけっこうあるので悩むんですけど、たまに“あれっ?今のでいいんじゃないの?”って、何かを掴める瞬間があるんです。それがすごく気持ち良くて、だから続けていられるのかもしれません」

本吉「自分が出演していないときの話でもいいですか? BDPアカデミーに入ると舞台スタッフもやるんですけど、そのときは本番を袖で見ているんです。出演者がすごく緊張して本番を迎えて、最後のカーテンコールでみんなが笑顔でお辞儀をしているのを見ていて、なんだかすごく泣きそうになっちゃって……。みんながニコニコして輝いて、そんな子たちを目の前で見ている、その舞台に一緒に関わっているなんて、こんな幸せなことはないなって、本当に思うんです」

原「……今、聞いてて泣きそうになってきた」

本吉「子どもミュージカルにいたときは、それこそ現場に“おはようございまーす!”って行ったら舞台が用意されていて、スタッフさんもいて、ヘアメイクも先輩たちがやってくれるから、考えるのは自分の役のことだけでいいんです。緊張するな〜っていうだけで。でもアカデミーに入ってからは、本物のプロのスタッフさんと一緒に朝から現場入りして、いろんな人が陰で支えてくれているんだということを知りました。それですごく感動して……もちろん、自分の役のことだけ考えて必死だった時期も良い経験でしたけど、アカデミーに来て、幸せだなって思うことが増えました」

伊藤「……僕ら、まだまだ未熟ですね」

菊池「言ってたことが軽いよね」

原「口先だけじゃない努力があるなって。こうやって聞くとやっぱり違うよね」

本吉「そういうのを伝えていって、この子たちがもし先輩になったときに、後輩たちに教えてあげてくれたらいいなって思います。私たちが先輩からいろいろ教えてもらったように」

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自分も頑張ろう!と思える作品を目指して

――― それぞれが今回の作品で演じる役柄について、本番を前にした今の時点ではどのように捉えているのだろうか。

原「ミーはすごくおしゃまで明るくて、幼馴染みの3人で仲良くいたいっていうのを一番に考えている子。ジェイミーとブールの間に立って、仲の良さを保っているみたいなところがあります」

菊池「ジェイミーはやんちゃで元気で、行動力が豊か。ブールに対してもいつも強く出ているけど、ミーに一途な恋心を抱いたところからライバル関係になる、みたいな感じです」

伊藤「ブールは周りから見ると物静かなんですけど、本当は感情豊かで、ミーに対する気持ちもジェイミーに負けないくらい強い。それを表にあまり出さないキャラクターですね」

本吉「女の子らしくて明るい子ですね。落ち込んだりするときもあるけど、自分の気持ちや意見をちゃんと言える、芯のある子だと思います。ジェイミーもブールも、彼女のそういうところを好きになるのかなって。特に、華乃がやっているのを見ているとそう感じます。これはダブルキャストのいいところですね」

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――― そんな4人が挑む『Grow me up!〜ミーとぼくたちは特別な3人〜』は、キャスト自身にとっても、きっと大きな成長の機会となることだろう。

菊池「「大きな夢」そしてBDPの舞台は、人間の生きる力を感じさせる迫力があると僕は思っています。年配の方から小さいお子さんまで、誰もが感動したり笑ったりできる部分がいっぱいある。今回の作品も、お客さんの年代によっていろんなものを感じてもらえると思うので、それをしっかり伝えられるように頑張ります!」

伊藤「恋愛要素が強いという意味では今までの公演とちょっと違う感じの作品で、普段の「大きな夢」やBDPの公演を観たことのある方にとっては、新鮮に楽しんでいただけると思います。僕らが演じるのは、見ていて応援したくなるキャラクターなので、何かのメッセージをがっつり伝えるというより、観た人が少しでも“よし!”って感じてもらえたらいいなって思います」

原「『Grow me up!』っていう題名のとおり成長がテーマで、成長って子どもに限らずどんな年代の人にも関係することだと思うんです。1幕はけっこう恋愛中心なので、誰もがキュンキュンしてもらえるように頑張ります。2幕ではそれだけじゃない部分も出てきて、全体でいろんな人間関係が詰まった物語になっているので、自分にもこんな時期があったなとか、いろいろ思い出してもらいながら、最後には爽やかな気持ちになってもらいたいと願っています」

本吉「この3人とこんなに親密に一緒の舞台をやるのは初めてで、みんなが悩んでいることなんかも話してくれたりするんです。まずはそれに先輩としてしっかり応えて、子どもミュージカルでは経験できないようなことを学べる良い機会にしてもらえたらなと思っています。作品としては、どこにでもあるような普通の家族を描いていて、誰もが絶対どこかに共感できるお話です。ミュージカルとしてもすごく見やすいと思うし、最後には“自分も頑張ろう!”って思える作品になっているので、ぜひ足を運んでもらいたいです!」


(取材・文&撮影:西本 勲)


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PROFILE

本吉南美(もとよし・みなみ)のプロフィール画像

● 本吉南美(もとよし・みなみ)
大学1年。小学3年生で児童劇団「大きな夢」守谷子どもミュージカルに入団。高校1年からBDPアカデミーに所属。可愛らしいキャラクターを活かし、子どもミュージカル時代から数多くのメインキャストを演じてきた。主な出演作品は『しあわせの青い鳥』(ハッピー役)、『飴屋の夜に』(きね役)、『姫神楽』(ツクヨミ役)など。

原華乃(たかはら・はなの)のプロフィール画像

● 原華乃(たかはら・はなの)
中学3年。小学2年生で児童劇団「大きな夢」南大沢子どもミュージカルに入団し、抜群の歌唱力と演技力で、毎年メインキャストを演じている。劇団BDPの主催公演にも積極的に参加し、16年の『姫神楽』で演じたウズメ役では、「大きな夢」の名誉ある賞、アオトニー賞の助演女優賞に選ばれた。

菊池銀河(きくち・ぎんが)のプロフィール画像

● 菊池銀河(きくち・ぎんが)
中学3年。年中のときに児童劇団「大きな夢」鎌倉こどもミュージカルに入団。入団してすぐにアイバンクチャリティーミュージカル『パパからもらった宝もの』浩太役に抜擢。12年には東映60周年記念映画『北のカナリアたち』で松田勇役を演じる。その他、外部の舞台やテレビでも活躍中。

伊藤厚志(いとう・あつし)のプロフィール画像

● 伊藤厚志(いとう・あつし)
高校1年。小学4年生で児童劇団「大きな夢」西船橋子どもミュージカルに入団。入団2年目で、子どもには難役とされる『魔女バンバ』のポポロ役を熱演し好評を博した。15年にはアイバンクチャリティーミュージカル『パパからもらった宝もの』で盲目の少年・譲役に抜擢。今年4月よりBDPアカデミーに所属。

公演情報

「Grow me up!〜ミーとぼくたちは特別な3人〜」のチラシ画像

劇団BDP
Grow me up!〜ミーとぼくたちは特別な3人〜


2017年6月28日 (水) 〜2017年7月2日 (日)
俳優座劇場
HP:公演ホームページ

・全席指定(前売):5,000円
500円割引!5,000円 → カンフェティ席4,500円!(税込)

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