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劇団ハーベスト


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劇団ハーベストが初の再演とスピンオフに挑戦!

愛に包まれた人々の心揺さぶられる物語

総勢13名の女優たちが真摯に演劇に向き合う劇団ハーベストの最新作は、数ある作品の中でも名作として心に残る『明日の君とシャララララ』を再演する。リーダー・副リーダーとしてカンパニーを支えてきた2人が、今回からは主宰の山本萌花と座長の加藤梨里香として全力で挑んでいる。希望に満ちた旅立ちの「春」を優しく切なく描く。


インタビュー写真

初演よりも何倍もレベルアップしたい

――― 主宰、座長として公演に向き合うことについてどう感じられていますか。

山本「今年2018年からそういう体勢になりました。自分たちで生み出したものを自分たちで作り出しているという体制の方が人前に出した時に胸をはれますし、自分たちのやりがいも違ってきますよね。もともと私たちはリーダー、副リーダーでずっと引っ張っていたので、2人がやりたいことをやっていいよと私達が任命されました」

加藤「先頭に立って企画を立てどんな作品にしたいか、この人とやりたいとか、今後の方針を考えます」

――― 大変だけど楽しいですよね!

山本「だんだん楽しくなってきましたが、変に責任感も感じてしまう」

加藤「自由という事は意外と難しいですね」

――― 2人いると相談ができて良いのでは?

山本「そうなんです。一人だと重荷になってしまいますが、相談できるのでちょうどいいかもしれません。先日顔合わせと読み合わせがありまして、初演よりも何倍もレベルアップしたいなと思いました。読み合わせをしていると初演のシーンがやはり浮かんで色々な思いがこみ上げてきて…」

加藤「すごく涙スイッチが入るのが早くて、萌花、え?もう泣いてるの?て(笑)」

山本「(笑)。なんだろうね、心が震える物語で大好きな作品なんです」

加藤「初演ではありがたいことに皆さんがとても喜んでくださった作品だったので、それを再演するというだけでハードルが高いですが、でもこのタイミングでの再演は2人で決めました」

山本「春の公演なので、やはりこの作品が一番いいかなと。読み合わせをしていて初演とは違う人の声で聞いてみると、このシーンはこういう解釈も出来るんだとか、この役作りでやればこの台詞はもっと生きるのではないかとか、新発見がたくさんあって面白いよね」

加藤「初演とは全然違うカラーになると思います」

山本「役どころが梨里香とゲストさん以外、初演とは全く違うキャスティングになります。今年一気に20代の劇団員が増えたので、今までよりも大人なハーベストを目指しています」

加藤「成長した大人の劇団としての一歩を踏み出せる作品になったらいいなと」


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主役をやることで、ぐんと前進してもらいたい

山本「演出の中村さんがおっしゃっていたのは、初演は割とポップで王道な感動があったと。今回はまだ分かりませんが、それとは違ったしっとりとした感動を生み出せるといいですよね」

加藤「実感もより込めやすいかなと。初演の時はまだ高校生で役年齢よりも下でした。でも今回は現在10代のメンバーは高校生を演じるし、成人したメンバーは実年齢に合うような役になったので、そこでも違いが出るのではないかと思っています」

山本「共感する部分も大きいと思います」

加藤「今回企画からやらせていただいて意見も色々言わせてもらって、配役を決める時もかなり考えたので、顔合わせが始まった時には、“ここまでこれたんだ!”と感動がこみ上げてきて」

山本「そうそう!」

加藤「自分たちで決断するということは不安もあります。でもこれで進めばきっと成功するという期待の気持ちもありつつやっているので、きっと形になった時に、もっと思い入れが強くなりそうです。もう稽古を始めていますが、まだまだ成長できると思っています」

山本「全員成長を見込んだキャスティングです。今回の主役/鉄のあ役・葛岡有は最年少なんです。一番最後に入ったメンバーですが、昨年末の冬の特別公演では勢いのある愛されキャラをきちんと演じてくれたので、そこを期待して今回主役に抜擢しました。彼女も初めての経験で読み合わせの表情を見ていても緊張しつつ気合が入った複雑な表情をしていたので、そこは重荷になってほしくないから私たちでほぐしながら作っていきたいですね」

加藤「主役をやることで、ここでぐんと前進してもらいたいという2人の期待もあります。この役は天然に見えてとても芯の強い子、繊細な心の動きが大事な役なので、この役をやったら成長できるんじゃないかなと思って。初演では高橋紗良が演じましたが、 紗良もこの時初めての主演でとても苦戦しながら成長しました」


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2人の役づくりとは

――― 加藤さんは今作でもイシダ役を続投しますが、イシダには思い入れがありそうですね。

加藤「そうですね。3年前に演じた時、この役は自分自身のお芝居に対する気持ちがすごく変わった役なんです。イシダは女の姿をしながら、生きていた頃は男という役どころで当時とても苦戦しました。60年代に生きていた物書の男性、一度人生を経験して、再び現世に降りてきているという設定なので、ただセリフを言っているだけでは伝わらない。人生経験の積み重ねの表現を稽古ではとても苦労しました」

山本「ずっと舞台上にいる役だしね」

加藤「そうなんです! ほとんどはけません。この役を演じて『お芝居が楽しい』と心から思えたので、ターニングポイントになった作品です。この3年の中で培ってきたものも含めてまたイシダ君ともう一度向き合って、深みを増せるようにして行けたらいいなと思っています」

山本「それぞれ違うものを持っているのでとても楽しみです。私のパートナーである優衣役・弓木菜生は最近プライベートで距離が近くなってきたので、そこももっと生かして演じていきたいです。そして私の役はギターがとてもうまくて憧れられているという設定なので久しぶりに練習しないと(笑)。ギター演奏も見所になってくると思います」

主宰と座長に加え出演もする2人。仕事量は増えるがその立場がまた成長させてくれる

山本「リーダーとして立つには、 みんなに役割分担をすることが大事だなとすごく感じていて、そうするとスタッフワークの質も向上していくことがわかりました。今は役割分担を意識しています」

加藤「お芝居をやっていると自分自身のことでいっぱいいっぱいになってしまうことがありますが、今回イシダ君だからこそいろんなことを俯瞰(ふかん)で見れるのかな。劇中で家族を見ている視線を大事にしながら、普段もみんなのことをしっかり見て、色々な変化に気づいて行けたら。後はちゃんと組織として動いているか確認を忘れないようにしようと」

――― なかなかこの年齢では付かないポジションで仕事をしていますが、外部でお仕事をすると足りない部分が見えてしまったり気になったりするのでは?

山本「私の経験では外部の現場スタッフさんは“ここまでみんなに尽くすんだ”という驚きがありましたね」

加藤「ここまでやってくれてたらきっと相手が嬉しいだろうな、相手がきっと楽になるだろうなとか、そういう行動ができるようになれたら嬉しいです。ハーベストをやっているからこそスタッフさんやまとめている方々の苦労がわかって感謝の気持ちになるんです」

山本「ありがたいと思います。テレビ番組を見ていても裏の人の仕事の目線になってきちゃった!」

加藤「この年齢でこの役割を任せていただいたのはすごく嬉しいし恵まれているなと思います」


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ハーベストは挑戦がテーマ。「再演」「主催と座長の役割分担」「ギター」「同じ役のブラッシュアップ」今回も盛り沢山だ

山本「今回の挑戦の一つとして、スピンオフを新たに取り入れました。一回きりでどれだけ力を注ぎ込めるか挑戦です。スピンオフの醍醐味は本編を見るからこそ楽しめるものなので、是非早めに観に来てほしいですね」

加藤「スピンオフを観て本編を見ると、観るところが変わって絶対面白いと思います。本編で引っかかったセリフがきっとスピンオフを見ることによって分かることがあるかと、楽しみにしていてください」

山本「かなり感動できてハンカチが必要だと思います!」

加藤「ハードル上げてるよね(笑)」

山本「実は読み合わせをしていて鼻水ダラダラだったの(笑)」

――― これからのハーベストが目指すところは?

山本「そこも私たちが考えているところなんです」

加藤「やはり芝居に対してまっすぐ向き合い、言葉を大事にできる劇団になれたらいいなと。今回書いてくださっている小林佐千絵さんの本はとても言葉が繊細なんですが、今の年代は結構言葉を省略したりするところがあるので、ハーベストではその繊細さをより大事にしたい。言葉の厚みや心の熱さをしっかりと体現できる役者になりたいです」

山本「見透かされる芝居ではなくて、実力派と言われる芯のある芝居をみんなで作っていきたいですね。再演ということで、初演よりも何倍もレベルアップした作品になると思うので本当に楽しみにしていただきたいです」

加藤「初めて見に来てくださるお客様にも全力でオススメできる作品です。初演を見てくださった方にも新しくなったと思ってもらえる作品にこれからしていきます。スピンオフも合わせて是非観に来てください」



(取材・文&撮影:谷中理音)


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PROFILE

山本萌花(やまもと・もえか)のプロフィール画像

● 山本萌花(やまもと・もえか)
1996年4月22日生まれ、静岡県出身。劇団本公演の他、外部作品にも多数出演している。特技は殺陣、ダンス、ベース、ギター。演劇ユニット『funfair』旗揚げ公演「LINK」(4/19〜22、新宿シアターモリエール)に出演。

加藤梨里香(かとう・りりか)のプロフィール画像

● 加藤梨里香(かとう・りりか)
1998年3月20日生まれ、神奈川県出身。幼少の頃からミュージカルを中心に多数の舞台に出演する実力派。代表作に『花より男子The Musical』(牧野つくし役)、ミュージカル『マリアと緑のプリンセス』(主演)などがある。

公演情報

「明日の君とシャララララ」のチラシ画像

劇団ハーベスト
明日の君とシャララララ


2018年3月28日 (水) 〜2018年4月1日 (日)
下北沢 小劇場B1
HP:公演ホームページ

22名限定!4,000円(全席自由・税込) → 3,300円 さらに1,300Pゲット!さらに購入24時間以内にREC投稿で500Pゲット!(3/29 17時40分更新)

詳細はこちら

「明日の君とシャララララ」のチラシ画像

劇団ハーベスト
明日の君とシャララララ


2018年3月28日 (水) 〜2018年4月1日 (日)
下北沢 小劇場B1
HP:公演ホームページ

全席自由(前売):4,000円
       3,000円(※3/30 19:00スピンオフ企画のみ)(税込)


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