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岩瀬晶子・たんじだいご


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2年ぶりの再演となる『月の海』に続く新作『星の砂』、満を持しての2か月連続公演

人気ドラマの脚本も執筆する役者・脚本家の岩瀬晶子が 手掛ける劇団「日穏-bion-(びおん)」の10周年記念公演

戦争やいじめ・差別など社会的問題を背景に織り込みながらも、心にダイレクトに響くような、笑って泣ける密度の濃い作品を送り出してきた「日穏-bion-」。その10周年として、好評だった『月の海』を7月に再演、8月に新作『星の砂』を続けて上演する。企画・脚本を務める岩瀬晶子と、旗揚げから演出家として関わってきた、たんじだいごに話を聞いた。


インタビュー写真

――― 10周年で上演される『月の海』と『星の砂』は繋がったお話だということですが。

岩瀬「二年ぶりに再演する『月の海』の主人公は年老いた母親を介護しているのですが、その母親と、もうすでに亡くなっている父親が出会ったときの話が、8月に上演する『星の砂』なんです。いわば『星の砂』は『月の海』のエピソード1という感じですね」

――― 配役はどのようにされるのですか?

岩瀬「『月の海』では、私が母親を介護している姉の役で、海難事故で行方不明になった弟役を内浦純一さんが演じます。その姉と弟を演じるふたりが、『星の砂』で母と父の若かりし頃を演じるんです。実は日穏-bion-では、ハッピーエンドになる恋愛の話って少ないんですけど、今回は、結婚して子供が生まれるということは『月の海』でわかっているので、どんなことがあって二人が結ばれるのか・・・楽しみにしていてください」


インタビュー写真

――― たんじさんは、演出を手がけられると同時に、出演もされるわけですよね?

たんじ「演出しているので、出番をたくさん書いてもらえないんですよ(笑)。それは冗談ですけど、出番が多くても大変なので。でも、もう初めて10年になりますから、その辺のバランスも考えながらやってます」

――― 2か月連続公演をやろうと思ったのはなぜですか?

岩瀬「普通に考えて、7月と8月に続けて別の作品を上演するのは大変だし、冒険なんですけど、やっぱり10年の節目になるものをやりたいと思いまして。あと、これまで毎年何かしら新しい事にチャレンジすると決めてやってきたので、今年は思い切って連続公演をする事にしました」

――― その10年がはじまるにあたり、どのようなきっかけがあったのですか?

岩瀬「私とたんじさんは、もともと別の団体で役者として一緒に活動してたんですね。そこで私が脚本家と一緒に構成を考えたりしていたのを見て、書けるんじゃないかと言ってもらったのがきっかけです」

たんじ「僕は養成所で演技の講師をしてるんですけど、そこでソーントン・ワイルダーの『ロング・クリスマス・ディナー』を日本の設定にしてやりたいので台本書いてよって言ったら、三日で書いてきたんですよ」

岩瀬「乗せられました(笑)。それで、翌年また別の物を書き、翌々年にはもっと長い作品も書いて、そこそこ書いたものが溜まっていったんですね。そんな時、知り合いが公演をキャンセルすることになって劇場が使えるというので、じゃあ自分でプロデュースしてみようかってことになったのが「日穏-bion-」の始まりなんです」


インタビュー写真

――― 今では、岩瀬さんは、テレビ朝日系のドラマ『警視庁捜査一課9係』や『特捜9』の脚本も手掛けるようになって……。

岩瀬「実は『9係』は、二年前に『月の海』の公演をプロデューサーが観て下さって、そのときに楽屋で『ドラマ書いてみない?』って言われたのがきっかけなんですよ。殺人事件も刑事ものも書いたことが無かったので、新たなチャレンジでした。普段は笑って泣けて、心あたたまるテイストのものを書いているので」

――― そういうテイストを方向づけたきっかけはあったんですか?

岩瀬「学生時代にメキシコの児童養護施設でボランティアをしたんですけど、そこに劇団がきて、子供達がそのお芝居をキラキラした目で見つめている姿が印象的で……それがお芝居を始めるきっかけだったんです。だから、人に笑いや感動を与えたいという想いが大きいんです。今でも、お芝居が終わったあとのアンケートに“感動しました、ありがとう”とか“家族に電話したくなりました”なんて書いてあるのを見るとすごく嬉しいですし、そういうことが原動力になっています」

――― この10年のお芝居も、テーマがいつも設定されていますよね。

岩瀬「そうですね。ここ2年は現代劇ですが、それまではずっと昭和の話を書いてきて、戦争を背景にした作品が多かったですね。戦争体験を聞いて残す活動をしていたこともあり、やっぱり舞台でも伝えていかないといけないと思って。今回の『星の砂』も昭和40年代の話なので、戦争や公害問題などの話が出てきます。エンタメだけではなく、考えさせられるテーマを入れたいということはいつも意識しています。でも、基本的には笑いの要素もふんだんに盛り込みながら、最後にはちょっとホロっとする定番の舞台になると思います」

たんじ「今回も日穏-bion-テイストをお見せできると思いますよ」


インタビュー写真

――― その“日穏-bion-テイスト”について、たんじさんはどのように捉えていますか?

たんじ「わかりやすいお芝居と、登場人物の愛おしさというか、“おもしろかなしみずむ”とでもいいますかね、一生懸命に生きてるけれど、それはある面から見ると悲しいし、ある面から見ると笑えるしという風に見えるように演出したいなと思っています。それと、観に来てくれたお客さんが、誰かしらに感情移入できて、その結果、元気になってくれたりしたらいいなと」

岩瀬「意識してなかったけど、私が書くお芝居って『ありがとう』で終わることが多いんですよね。それと、主役以外は通行人というのではなく、ひとりひとりが輝いてみえるようにという事は意識して作っています」

たんじ「僕らは演出家、脚本家でもあり役者でもありますから、出演して下さる俳優の皆さんにも楽しんで演じてもらいたいですしね」

――― 最後に、読者に向けて一言お願いします。

たんじ「日穏-bion-のお芝居は、「懐かしい」感じや、「ほっとする」感じがあると思うんです。『寅さん』じゃないけど、「あそこの芝居にいけば、どこかほっとするね」というようなお芝居になると思いますので、ぜひ観に来てください」

岩瀬「一度観たら、次はお友達を誘って観に来て下さる方も多いんですよ。なので、もし少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ劇場に足を運んでみて下さい。それと、『月の海』と『星の砂』、ふたつ続けて観たらより楽しんでいただけると思います。万一『月の海』を見逃しても、10月に宇都宮で上演しますので、ぜひ餃子を食べに行くついでにいらして下さい。あ、すみません、私「とちぎ未来大使」なもので、地元アピールしてしまいました(笑)。よろしくお願いします!」



(取材・文&撮影:西森路代)

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PROFILE

岩瀬晶子(いわせ・あきこ)のプロフィール画像

● 岩瀬晶子(いわせ・あきこ)
栃木県出身。日穏-bion-主宰。役者・脚本家・アナウンサー。アメリカ・バージニア州立ウィリアム&メアリー大学国際関係学部、青年座研究所実習科を卒業後、舞台を中心に活動してきたが、近年は映像作品やハリウッド映画にも出演している。また脚本家としても『特捜9』『警視庁捜査一課9係』」の執筆を手掛けた。  今後の出演作:映画『Earthquake Bird』(リドリー・スコット製作総指揮/ワッシュ・ウェストモアランド監督)、映画『地上の星 二宮金次郎伝』(五十嵐匠監督)

たんじだいごのプロフィール画像

● たんじだいご
福島県出身。俳優・演出家・アップスアカデミー演技講師。主な出演ドラマに、NHK大河ドラマ『太平記』、『花の乱』、TV東京『殺人捜査』、舞台に『父の詫び状』、『ビロクシーブルース』、映画に原田眞人脚本・監督『突入せよ!あさま山荘事件』、神山征二郎監督『草の乱』、出目昌伸監督『バルトの楽園』、藤田容介監督『さば』などがある。

公演情報

「月の海 2018【東京公演】」のチラシ画像

日穏-bion-
月の海 2018【東京公演】


2018年7月11日 (水) 〜2018年7月17日 (火)
下北沢「劇」小劇場
HP:公演ホームページ

前売:4,000円
(全席自由・税込)

詳細はこちら

「月の海 2018【栃木公演】」のチラシ画像

日穏-bion-
月の海 2018【栃木公演】


2018年10月12日 (金) 〜2018年10月13日 (土)
栃木県総合文化センターサブホール
HP:公演ホームページ

全席自由:3,000円(税込)

詳細はこちら

「星の砂【富山公演】」のチラシ画像

日穏-bion-
星の砂【富山公演】


2018年9月21日 (金) 〜2018年9月22日 (土)
富山県民小劇場ORBIS
HP:公演ホームページ

全席自由(前売):3,000円(税込)

詳細はこちら

「星の砂【東京公演】」のチラシ画像

日穏-bion-
星の砂【東京公演】


2018年8月24日 (金) 〜2018年9月2日 (日)
下北沢「劇」小劇場
HP:公演ホームページ

前売:4,000円
(全席自由・税込)

詳細はこちら