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関根優那・天音みほ・木内くるみ


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ガールズ演劇カンパニーアリスインプロジェクト、新作の見どころはスバリ殺陣!

美少女たちの激しい戦いが、美しくも強烈な衝撃を与えるバトル感動劇!!

アイドルなど美少女たちばかりが登場。ガールズ演劇集団アリスインプロジェクトの10月公演が発表になった。10月3日〜8日に新宿村ライブで上演になる作品が『クォンタムメモリーズ〜量子変数の観測者〜』(※以下、『クォンタムメモリーズ』)。以前にも上演し話題を集めた作品の続編になる。殺陣も印象的。この作品の魅力を、物語の中核を担う役を演じる関根優那、天音みほ、木内くるみの3人が答えてくれた。前作を知らなくても大丈夫。今作で、その衝撃を味わおう。


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記憶喪失した人物を表現するのは、とても難しい役柄。でも、記憶がなくても行動してゆく姿はジェイソン・ボーンにも通じるものがあるなぁと思いました。

――― まずは、それぞれ今回の役柄から教えてください。

関根「尾道南華役を担当します関根優那です。今回は初主演ということで、すごく嬉しいさを覚えているように、とにかく頑張ろうと思ってるんですけど。不安なのが、まだ一度も経験したいことのない殺陣。ただし、以前から興味のあることだったから、今回の舞台出演を機会に殺陣を学べるのは嬉しいことなんです。主役の尾道南華ちゃんは、とても純粋な子。彼女の純粋さを細部までしっかり演じられるようにとも意気込んでます」

――― 南華と関根さんとの共通項や違う面も教えてください。

関根「元気な女の子で、なおかつ純粋さを持つ役柄は、今までも演じてきたことなので、とくに違和感を覚えることはないんですけど、年齢はわたしよりもぜんぜん若いので、そこは頑張ってピチピチ感を出そうと思っています。わたしも7年間アイドルをやってきたので、7年間の経験を糧にフレッシュさを出しながら頑張ります」

――― 南華自身はいろんな経験を重ね、学びながら、物語の中で成長していきます。

関根「段階を踏みながら成長してゆく姿を映し出すのは、南華を演じるうえで一番難しい課題。だからこそ、気持ちの変化や成長をしっかりお伝え出来る演技を届けられるように、これから稽古を重ねながら、南華自身の心模様をしっかりつかんでいくつもりです」

――― 関根さんは、自分の好きな作品が南華に重なる面もあったとお聞きしました。

関根「わたしアクション映画が好きで、中でもジェイソン・ボーンの出てくる『ボーン・シリーズ』が大好きなんですね。わたしが演じる南華ちゃんは、2年間しか記憶がない女の子。正直、記憶喪失した人物を表現するのは、とても難しいこと。でも、記憶がなくても行動してゆく姿はジェイソン・ボーンにも通じるものがあるなぁと思ったので、そういうところからも上手くインスピレーションを受けて表現出来たらなとも思っています」

今回の舞台経験を通して軍隊格闘術を特技にしちゃいたいくらいです(笑)。

――― 続いては、木内さんお願いします。

木内「麻宮真由美役を演じる木内くるみです。彼女はけっこう真面目な女性のように、わたしも麻宮真由美の魅力である真面目さを頑張って出していこうと思っているのが一つ。麻宮真由美はベテランな立場の役。彼女が醸しだす先輩感をどのように出すかも、演じるうえでの大切なポイント。しかも今回の舞台は、殺陣などのアクションも多いです。わたし、殺陣は今回が初挑戦のように、そこにも力を入れて演じきりたいなと思っています」

――― 木内さん、本格的な舞台経験は、今回が初になるんですか?

木内「そうなんです。これまではお笑いの方々と一緒にコメディ系舞台作品へ出ることが多かったから、今回のようなシリアスな舞台は初めてです」

――― 麻宮真由美と木内さんの違いも教えてください。

木内「麻宮真由美はすごく真面目で、デキる女なんです。そのデキる感をどう出すか…。わたし、まわりから「出来そう見えるけど、けっこうヌケてるね」とよく言われるんで、この舞台では、出来る女を目指します」

――― 木内さんは、役柄の中でけっこう身体を張ったアクションを行うとも聞きました。

木内「わたしも今回の作品制作を手がける方から、「麻宮真由美は徒手空拳……素手で戦うアクションが多いです。しかも彼女は軍隊格闘術をやる」と聴いたときには、正直驚きました。でも、それをしっかり習得出来たら格好いいですよね。むしろ、今回の舞台経験を通して軍隊格闘術を特技にしちゃいたいくらいです(笑)」

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思春期の頃の2年間で人はかなり成長してゆくように、その成長ぶりをどう見せるかがポイントです。

――― 最後は、天音さんですね。

天音「鞍馬兎子役の天音みほです。わたし、物語の始まりとなった『クォンタムドールズ』を観させていただいてるんですけど。今回の『クォンタムメモリーズ』には、以前にも出てきたキャラクターはもちろん、新しいキャラクターも数多く出てきます。お話の内容も、以前との繋がりも含みつつ、また新たな展開を物語として描いてゆくんですけど。わたしが演じる鞍馬兎子ちゃんは、初演のときにも出ていたキャラクター。『クォンタムドールズ』を観たときから、わたしの中に強烈な印象を残してくれた女の子でした。
 彼女は鞍馬家の当主のように、古風な独特のしゃべり方をしている子。しかも、自分に自信がある強気な性格。わたしはあまり自分に自信をもてない性格だから、そこは演じてくうえで挑戦となるところ。殺陣もほぼ経験がないから、そこも兎子ちゃんを演じながら身につけられたらなと思っています」

――― 天音さんは『クォンタムドールズ』を観られたとのことですが、今回の『クォンタムメモリーズ』の世界観もつかめている感じでしょうか。

天音「確かに前作も観てますけど、前作と本作では主人公も違いますし、また異なるお話なんですね。兎子ちゃん自身も初演の頃のキャラクターとは異なる面もあるように、天音みほが演じる兎子らしさをしっかり出してゆくつもりです」

――― 天音さんなりの兎子像をどう出そうとしているのか、そこも教えてください。

天音「初演の頃の兎子ちゃんは14歳で、今回は16歳の設定です。その頃の自分を振り返ってみると、わたし自身がたった2年間とはいえ、「大人になったなぁ」と感じていたくらい。人は思春期の頃の2年間でかなり成長してゆくように、その成長ぶりをどう見せるかが、前作を知ってる人にとっての兎子ちゃんの見どころの一つになっていくと思います。わたし自身の経験を振り返っても、14歳から16歳は成長著しい時期だと思います。それこそ、たった2年ですけど、自分でも「大人になったなぁ」と感じていたように、その成長ぶりを兎子ちゃん自身へどう反映させるかも考えながら演じようと思います」

それぞれが大切にしているモノとは……。

――― 舞台『クォンタムメモリーズ〜量子変数の観測者〜』の見どころについて教えてください。

天音「前から『クォンタムドールズ』が好きな方は、今回また新しい物語の展開を描くとはいえ、わたしが演じる兎子ちゃんのように前回出ていたキャラクターも引き続き登場すれば、あれからの時間軸に合わせ年齢も上がっているように、引き続き登場するキャラクターたちがどんな風に成長したのか。ヒロインの南華ちゃんを含め、新しいキャラクターたちが、前作から出演しているキャラクターたちとどう絡んでゆくのかを楽しんでいただけるんじゃないかと思います。
 『クォンタムドールズ』は、戦いあう関係の中へ"物と人との関わり"を描いた作品。みんな大切にしているものがある中、それが無くなってしまってというところで物語が進んでいきました。今回の『クォンタムメモリーズ』は、その大切にしていたモノにまつわる想い出や記憶についてのお話になります」

関根「『クォンタムメモリーズ』は、女性ばかりが演じるガールズ演劇作品。アクションもたくさん出てくれば、物や人との友情をいろいろ垣間見れるのも、この作品みの見どころになりそうです」


インタビュー写真

――― 今回の作品は、大切にしなかったモノがハザマと呼ばれる妖怪になって暴れるという物語の側面もあります。ぜひ、みなさんが大切にしているモノ、相棒にしたいモノが何かも教えてください。

関根「わたし、一番無くなって欲しくないのはケータイです。機種変をしても、ワンマンライブや海外でライブしている姿など、想い出の写真の数々は全部移しているように、まさにケータイはわたしにとってメモリーズなモノです」

木内「わたしは外さなきゃいけないとき以外は何時も手につけている、“人を惹きつける”“自分に自信を持てる”など自分にプラスになる石を集めオーダーメイドで作ったパワーストーンです。もちろん、気の持ちようなんですけど。パワーストーンを身に付けてることで一緒に頑張る気持ちなれるというか。これがあるから頑張れると思えるんですよ。なので、いつも肌身離さず付けていれば、とても大事にしています」

天音「わたしは小っちゃい頃からお気に入りのタオル。それを何時も枕元に敷いて寝るのを小さい頃からの習慣にしているように、そのタオルがないと寝るときに不安になるよう、もはや手離せないです」

女の子ばかりの舞台でも、こんなにも本格的なアクションを楽しめるんだ」と言われる舞台を目指してる。

――― 最後に、『クォンタムメモリーズ〜量子変数の観測者〜』の見どころをお願いします。

木内「わたしの演じる麻宮真由美に関して言うなら、わたし自身が麻宮真由美に成りきって、デキる女に……クールな、どんな物事にも動じない芯の強い女性を、キレ良く格好よく演じたいなと思っています」

天音「前作の『クォンタムドールズ』を見たときから「わたしも出たい」と思ってたくらい、クォンタムシリーズはわたし自身とても惹かれた作品なんですね。わたしと同じようにクォンタムシリーズが好きな方はもちろん、今回初めて作品へ触れる方々にも、「すごく楽しかった」と言っていただけるように演じきりたいです」

関根「『クォンタムメモリーズ』は、殺陣を駆使したシーンが大きな見どころの舞台。しかも女の子ばかりでも、こんなにも本格的なアクションを楽しめるんだ」と言われる舞台を目指しているように、そこは期待していてください。わたしの演じる南華ちゃんの成長や純粋さもみなさんへ伝えられるように、感情面でも細かく演じられたらなとも思っています。みなさん、
ぜひ足を運んでください」


(取材・文:長澤智典 撮影:安藤史紘)

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PROFILE

関根優那(せきね・ゆうな)のプロフィール画像

● 関根優那(せきね・ゆうな)
1994年9月28日生まれ。2012年2月19日〜2018年7月31日まで「Cheeky Parade」のメンバーとして活動。これまでにも、『The Stage 神々の悪戯太陽と冥府の希望』(草薙結衣役)や『にわか雨』(八木百々花役)などの舞台を経験。今回の作品が、初主演となる

天音みほ(あまね・みほ)のプロフィール画像

● 天音みほ(あまね・みほ)
1994年8月22日生まれ。データカードダス/TVアニメ『アイカツ!』の歌唱担当ユニット、AIKATSU☆STARS!のメンバーとしても活動中。舞台『オバケストラ!』(妖狐の九十(ここのと役)など、役者としても活躍中。

 木内くるみ(きうち・くるみ)のプロフィール画像

● 木内くるみ(きうち・くるみ)
1994年2月28日生まれ。元閃光ロードショーのメンバーとして活動。舞台『妖怪アゲアゲフェス』ではトイレの花子さん/文車さん/メデューサと3役を担当。現在は、舞台面でも精力的に活動中。

公演情報