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大山劇団


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世界を救うため、ならず者の医療チームが立ち上がる!?

大山劇団の最新作は、爆笑! 西園寺しずく職業シリーズ第2弾!

主宰の清弘樹と作・演出の大山晃一郎率いる「大山劇団」が、2018年9月の旗揚げ公演から早くも最新作を上演する。凶悪ウイルスの流行を食い止めるため結成された国境なき医師団の活躍を描くらしい?! 団員の大山晃一郎、片瀬直、加納和可子、清弘樹に話を聞いた。


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“単純に面白い物を作りたい”という原点に立ち返って

「大山劇団」は商業映画やドラマの第一線で活躍し、劇団チキンハートの作・演出としても活動する大山晃一郎と、映画・舞台のプロデューサーとして活動する清弘樹が立ち上げた新プロジェクト。「No忖度」を引き下げ「面白ければ時代が付いてくる」をスローガンに、女優・片瀬直と加納和可子の四人が織りなすエンターテインメント集団だ。

――― 劇団旗揚げのきっかけは?

清「劇団をやろうって話は上石神井の飲み屋だっけ?」

大山「そうだね。いま活動休止中ですが劇団チキンハートという劇団が大きく関わっています」

清「チキンハートは演劇なのに本気で武道館を目指すような上昇志向のある劇団で、何年で何千人規模にしようと掲げるような結果主義でしたが、それとは違う“何で演劇を始めたか”とか“単純に面白い物を作りたい”という原点に立ち返った作品をやろうという想いで立ち上げました。大山がつくる世界観をなるべく具現化しようと僕が大山を誘い“大山劇団”という名前はどうかと提案しまして」

大山「そうそう、売れ無さそうでいい名前でしょ(笑)。忖度なくやりたいことをやる劇団です。僕が映像の仕事の時はメッセージ性が強かったり重い作品が多かったりするのですが、元々大阪で生まれ吉本新喜劇を毎週見て育ち、さらに漫画『稲中卓球部』が大好き。これは2つは大山を作るアイデンティティ、この2つの作品の中間をやりたいという想いがあります。

普段の映像仕事では撮影したものを僕が加工して世に出すので自分が最終的なジャッジを下せますが、舞台は本番が始まったら俳優さんに渡すもの。その恐ろしさとそれ故の面白さがありますよね」


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人に感謝するということを思い出しました

大山劇団ではコメディ強めの作品を得意としている。劇団経験はあったが、旗揚げ1作目を終えるまで相当な戦いがあったようだ。

――― 旗揚げ公演の手応えはいかがでしたか?

大山「手応えしかないですね」

片瀬「1作目……やってやりましたよ(苦笑)。すごいね、ホントにできた、こんな達成感は今までなかった」

加納「 確かに“よくやれた”が本音ですね。みんなが助けてくれました。人に感謝するということを思い出しました」

大山「清さんと片瀬が制作や運営のスタッフで、大山と加納は演出部。この演出部は寮みたいな所にほぼ全員軟禁状態で家に帰りたいのに泊まり込みで」

加納「合宿状態で交代で寝る日々がありました(笑)」

大山「セカオワか大山劇団か、みたいな(笑)」

清「(笑)。若い役者達のために借りてる練馬の一軒家のリビングで、打合せをしたり脚本を書いたりをずっと作業をやっていました」

大山「本番直前までお互い殺したいと思いながら悶々と……」

加納「私も嫌いになる(苦笑)。一度、本が進んで稽古もできた時があって、その日の稽古後は、複雑な気持ちになりながらでも頑張ったから、コップにお酒が注がれるのを歯を食いしばって見逃す私……」

清「チキンハートの時からそうでしたね。最終的に本番に面白い作品を出してくるので、僕はそのプロセスについてはあまり物を言ってきたことはなくて。彼の口ぐせで『最終的に面白いものを作ればよくないですか?』というのが根っこにあるので。そこは信頼関係がありますね」

片瀬「私は2、3度大山さんの作品に出演経験があったので、大山さんからいつ台本が来ようとも大丈夫です。でもワカちゃんは出演もするし演出部のケツ叩きもしないといけない。何もできず見守っているというあの状態が青春でした」

清「嬉しかったのは、作品はもちろん公演が終ったあとの物販や交流。劇場空間自体をどう楽しんでもらうか、という部分に関してはキャストもスタッフも割と徹底できたかな」

大山「お客様が楽しんで帰ってもらうのはもちろん大事ですが、出演してくれたキャストやスタッフが大山劇団に関わって良かった、と言ってもらえることを一番目指したくて」

清「小劇場系は消耗戦になってしまうことが多いので、そこをどうクリアするか。最終的に無理をしないところでどう成立させるか、をかなり意識したかな。それが長く続ける秘訣ですよね」


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西園寺しずくは愛すべきキャラクター

――― 今回の第2作目ですが、初演からのキャストがほぼそろっていますね。

加納「旗揚げの打ち上げで、今後の演劇の関わり方を考えていたという複数名が『またお芝居をやりたくなった』と言ってくれて、あれは嬉しかったですね」

――― タイトルは『臼い巨塔』とのことですが。

大山「白い巨塔? よく見たら(臼・うすい)すき間あいてますよっていう、頭悪そうでしょ?」(全員爆笑)

清「臼井さんの“臼”の方ね!」

片瀬「前作でバスガイドだった西園寺しずくが医療系に転職して巻き起こすドタバタコメディです」

清「しずくがナースに転職します。彼女だけキャラクターが前作から引き継いでいる“しずくシリーズ”になります」

大山「加納は国境なき医師団に入れたいな」

加納「医師役なんですね、でも耳鼻科とか……」

大山「そうそう(笑)。国境なき医師団は医療のスペシャリストの体ですが、耳鼻科とか泌尿器科とかで全然冒険に役立たないっていう。あいつはあの役が面白そうとか、今色々と浮かべているところです。旗揚げは僕が脚本を全部書きましたが、あまりも遅くて本当に加納と殺し合いになるくらいの言い合いが毎日あったので、今回はたたき台を安本文哉くんにやってもらっています。今作は医療ドラマのいい所を全部かき集めようと思っています(ニヤリ)」

――― どんなしずくになりそうですか?

片瀬「しずくは仕事ができると思っているけど微妙な子、今回ナースになりますがドラマ『ナースステーション』はご存知ですか?菊池桃子さんと森口博子さんが出演していたナースの奮闘コメディで、ナースもののドラマを見ていたので参考にできそうで楽しみですね。私の周りでバスガイド役が割と評判が良くて、前作を観た方はそのしずくを想像してくれたら嬉しいです。とにかくドッカンドッカンのドタバタで、きっと今作もそうなるのかな」

清「西園寺しずくは愛すべきキャラクターになったので、しずくに続くキャラクターも生まれる演目になったらいいよね」

大山「大山劇団として加納と片瀬がみせてくれると思います」

清「この座組は女性陣の存在感が強く、稽古場では強豪ママさんバレーボールチームみたいな雰囲気が漂っているので、その空気感が作品にも出たらいいなと 思っています」


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空っぽにして来ていただいて、空っぽで帰っていただければ

――― 最後にメッセージをお願いします。

大山「前回バスツアーを舞台化しました。今回はナースをやります。西園寺しずく・職業シリーズ第2弾。何が待っているのか?! しずくがかき回し、かき回されます。僕はこの大山劇団を自分のおもちゃ箱みたいな場所にしたくて、今自分が撮った映画『いつくしみふかき』を世に出して行こうと努力している所ですが、え? 同じ監督がこれを作ったの?と。

180度違いますがこれもホントの大山の部分です。そんなおもちゃ箱を見に来るような感覚で遊びに来てもらえれば。劇場を後にする時にはもう内容を忘れるぐらいの作品を作りたいという意気込みでございます。空っぽにして来ていただいて、空っぽで帰っていただければ」

加納「この劇団は私にとっては、役者として貯蓄してきたフラストレーションをぶつける場所でもあると思っていて、思い切りぶつけられる人たちと出来ているのは有難いです。出演してくれる方々、関わってくださる方々、そしてお客様一人一人に満足していただける場所にしたい。そのためにあがいていきますので、第2回も楽しみにしていてください」

片瀬「大山劇団の旗揚げ公演で自分の性格やキャラが再確認できたんです。(女優のほか)普通に働いてきていたのでちゃんとしていると思っていたら違っていて、初演で全部(心を)丸裸にされちゃったんですね。 私はしずくそのものだなって思っていて、また次もしずくを演じることができるのは楽しみであり嫌でもあり、でもしずくの成長は私の成長でもあるのでとても楽しみです。是非劇場にいらしてください」

清「僕はこの大山劇団を、数ある演劇・映画・お笑いライブなどがある中、わざわざ選んで時間とお金を使いたいと思える集団にするために全力で支え、少しでもたくさんの人にこの団体のおもしろさが伝えられたらと思っています、劇場でお会いしましょう」

大山「舞台を観て美味しいお酒を飲むまでが大山劇団。“観劇した方のその日一日を幸せにする”ことを目指しています」

(取材・文&撮影:谷中理音)

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PROFILE

大山晃一郎(おおやま・こういちろう)のプロフィール画像

● 大山晃一郎(おおやま・こういちろう)
1985年8月2日生まれ、大阪府出身。
大山劇団の作・演出・映像制作のほか、ドラマや映画の監督や助監督として活躍中。代表作にドラマ『ROOKIES』、ドラマ『遺留捜査』、映画『溺れるナイフ』など。監督作品・映画『いつくしみふかき』(主演・渡辺いっけい)2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてファンタランド大賞受賞、2019年夏全国公開予定。

片瀬直(かたせ・なお)のプロフィール画像

● 片瀬直(かたせ・なお)
1981年6月23日生まれ、埼玉県出身。
大山劇団、団員。舞台を中心に活躍中。代表作に、ドラマ『警視庁捜査一課長』、舞台『房総学園七不思議〜この世で一番強いやつ〜』、舞台『となりの○トロ』などがある。

加納和可子(かのう・わかこ)のプロフィール画像

● 加納和可子(かのう・わかこ)
1989年5月25日生まれ、愛知県出身。
大山劇団、団員。舞台を中心に役者として活躍する傍らイラストレーターとしても活動中。近年の出演作に、舞台『夢幻の如く 時が嘲笑う』、舞台『エネミー×エネミー』などがある。大山監督作品・映画『いつくしみふかき』出演、2019年夏全国公開予定。

清 弘樹(せい・ひろき)のプロフィール画像

● 清 弘樹(せい・ひろき)
1981年3月10日生まれ、東京都出身。
大山劇団の主宰・プロデューサー。株式会社IPA 代表取締役、株式会社ドリームキャスト 執行役員を務める。他の舞台では企画団体《三栄町LIVE》、劇団チキンハート作品、『ベースボールファイターズ』などプロデュース。映画『いつくしみふかき』2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてファンタランド大賞受賞、2019年夏全国公開予定。

公演情報

「臼い巨塔 〜Team Medical Dragon+Night〜」のチラシ画像

大山劇団
臼い巨塔 〜Team Medical Dragon+Night〜


2019年5月17日 (金) 〜2019年5月26日 (日)
新宿 シアターブラッツ
HP:公演ホームページ

12名限定!3,800円(全席自由・税込) → 2,800円 さらに1,800Pゲット!(5/21 16時40分更新)

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