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伊藤寧々・伊丹孝利・新井 総


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来るべき宇宙時代を描き続ける唯一の劇団、宇宙食堂。

地球から移住した人類を待ち受ける冒険物語が完成。

慌ただしい毎日に終われているとつい忘れてしまいがちだが、我々が暮らす地球という星は、いまだにその果てが解明されていない「宇宙」に囲まれている。宇宙への探求の目は、410年前のイタリアで、ガレリオ・ガリレイが望遠鏡で空をのぞき込むところから始まった。そしてガリレイはその目で見つけた事実により当時のカトリック教会から攻撃されることになる。


インタビュー写真

――― ガレリオ・ガリレイが発見した4つの衛星“ガレリオ衛星”の1つ、ガニメデが今回の舞台。時は2169年。人類は地球を飛び出し月や火星に移住。さらにガニメデを含む木星の4衛星にも移住を果たしていた。そこでストーリーは展開する。

新井「今回の作品の設定は2169年としていますが、近い未来に人類が月、そして火星に移住を果たした後の物語です。その次の移住先は順当に行けば木星になるんですが、木星はガス惑星なので人が住めず、そもそも着陸もできないんです。それならどこにと考えると、木星を周回する衛星・ガニメデが挙げられます。現実に、すでに水と酸素があって地場と重力があることがわかってるんです。

物語の中では、ここに暮らす住民の間にちょっと変わった決まりがあります。夜間の外出は宇宙からの放射線の影響を受けるという理由で禁止されていて、さらに星を見ることも禁じられています。そして災いが起きると、生贄を捧げて神をおさめる風習もある。主人公はバツイチでもう人生終わりだと思っていた移民二世の男性。これを伊丹さんが演じるわけですが、彼があるとき神社の奥で見つけた謎の玉手箱を開けてしまいます。するとそこからいままで知らされていなかった事実が次々に明らかになっていく。“地球はもはや住めないと教えられてきたけど実はそんなことはない”とか、“生贄も実は地球につながっていたのではないか”とか。そんなことを主人公と仲間達が突き止めるという話です」

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――― チラシにはガレリオが1609年に発明した“ガレリオ式望遠鏡”に女の子が縛り付けられているというなかなかシュールなイラストが描かれている。察するところ、この生贄の少女が伊藤寧々。そして看板俳優である伊丹はその隣の“バツイチ男”になるのだろう。

伊丹「ええ。僕がバツイチの中年です(笑)。演劇には高校の頃から関わり始めました。新井さんとは宇宙食堂の前身になる劇団『最強プラネタリウム』からのつきあいだからもう20年くらいになります。だから看板と言われればその通りですが(照)」

新井「まだ大学生だったものね。で、ヒロインは伊藤寧々ちゃんなのですが……」

伊藤「今年の1月に出演した舞台のプロデューサーさんが新井さんのお知り合いで、そこからのご紹介でした。聞いた話では「生贄っぽい娘」を探していたということで(笑)、私を推薦してくれたらしいです」

新井「ヒロインが生贄になるのは決まっていて、昨年の夏頃からずっと探していました。候補が何人も出ていたのですがみんなちょっと違ったんですね。それで年末に寧々ちゃんが出ている舞台があるというので観に行って、すぐにロックオン!でした(笑)。元気な女の子はいくらでもいるんですが、ぐいぐい前に出るより、一歩退いた感じの女の子はなかなかいなく。それに小動物みたいでカワイイでしょ。ちょっと引いた美しさがあるなあと思っています」

伊藤「でも、生贄っぽいって初めて言われましたけど(笑)」


インタビュー写真

新井「まあ、僕の作品は基本的にハッピーエンドですから。怖かったり悲しいことにはなりません。さらにダンスあり歌ありの楽しいステージになりますよ。もう踊りの稽古だけは先行していますし、今回は踊る伊藤寧々ちゃんも見られますよ」

伊藤「ええ。私も久々に踊って楽しかったです。5年ぶりですかね」

――― どうやら伊藤のダンスも盛り込まれる模様。乃木坂46に在籍中から身体能力には定評があっただけに、これも楽しみな所だろう。

さて、ここで改めてこれまでの宇宙食堂の作品タイトルを振り返ってみよう。「日本で唯一の宇宙モノ専門の演劇ユニット」の看板は伊達ではなく、タイトルだけでも一貫して宇宙をテーマにしていることがわかる。さらに山崎直子宇宙飛行士とも交流が深いという。

新井「よく言われるのですが、ウチの作品は波動砲を出したりイスカンダルに行ったりという空想話ではなく、現在のNASAやJAXAの宇宙開発技術がこれから先何を起こすかという、科学的な考証をふまえてやっています。だからあり得なくはない話なんですね。やっぱり宇宙はリアルなものだということを言いたいんです」

――― 幼少期にウルトラマンの洗礼を受け、宇宙戦艦ヤマトに胸を躍らせ、筒井康隆の短編SFで異星人の存在を信じ込んだ筆者としては、あくまでもリアルを追い求める新井の姿勢には果てしなく頭が下がる。そんな新井が宇宙を見つめるようになったきっかけは何だったのだろう。


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新井「僕らが生まれた頃にはもう人類は月に行っていたのですが、ある時期、周囲にいた年上の子供達が、野球帽の変わりに刺繍が入ったアポロキャップを被り始めたんです。ジャイアンツの帽子以外のものを被っているのを見たとき、クラスがざわついたんです(笑)。そんな先輩達の姿が凄くかっこよく見えて。いったいあの帽子はなに?って聞いて、アポロ計画や人類が月に行った話を知りました。

その時“もう人類が月に到達したなら、僕らが大人になった頃には月旅行ができているに違いない”と思ったんです。でもいくら歳を取っても、未だに限られた宇宙飛行士しか宇宙に行けない。それは宇宙事業の進め方や広め方が悪いのではないかと思い、それなら自分なりに宇宙を世の中に親しみやすくする方法は何かと考え、スタートしたのが宇宙食堂だったんです」

――― 劇場公演の他にプラネタリウムでの公演やサイエンス・イベント向けの公演も積極的に行っている宇宙食堂。作品が公開された後に、その内容の元となる発見がNASAやJAXAから発表されたこともあるという。

それこそ近い将来、宇宙食堂のステージで見たことが現実になるかもしれない。ちょっと大げさかもしれないが、そこで近未来の生活を体感できるかもしれない。しかし、どんな時代でも、たとえ宇宙の果てであったとしても、そこに人類がいるなら今と変わらない人間ドラマがあるはずだ。ちょっと未来の愛すべき人類が繰り広げるドラマに、大きめな期待を寄せたい。


(取材・文&撮影:渡部晋也)

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PROFILE

伊藤寧々(いとう・ねね)のプロフィール画像

● 伊藤寧々(いとう・ねね)
12月12日生まれ、岐阜県出身。
2011年、乃木坂46第1期生オーディションに合格し、2014年まで活動。これまでの主な出演作に、映画『杉沢村伝説 劇場版』(主演/2014年)、劇団マツモトカズミ『読モの掟! 2016』(2016年)、劇団た組。『まゆをひそめて、僕を笑って』(2017年)、TEAM-ODAC『小さな結婚式〜いつか、いい風は吹く〜』(平牧仁とW主演/2017年)、東MAXプロデュース『〜FIRE HIP'S 10周年記念公演〜うたかたの金貨REBORN』(ヒロイン/2018年)などがある。

伊丹孝利(いたみ・たかとし)のプロフィール画像

● 伊丹孝利(いたみ・たかとし)
12月10日生まれ、新潟県出身。
宇宙食堂結成メンバー兼、座長。主な出演作品は、宇宙食堂の全公演のほか、危婦人『カサブランカの、夢』/dopeAdope『フェイクキラーズ』/シアターキューブリック『7人みさき』/エビス駅前バープロデュース『したごころ、』など。CM出演やナレーション等、幅広く活躍している。

● 新井 総(あらい・そう)
7月16日生まれ。
宇宙食堂結成メンバー兼、主宰。一般社団法人宇宙カルチャー推進協会会長(代表理事)、宇宙教育リーダー、宇宙エレベーター協会 正会員。広告代理店、CM制作会社を経て、2002年よりフリーランス。フリーランスへの転向を機に、広告・CMだけでなく、宇宙カルチャー、イベント、演劇などその活動領域を多岐に広げるようになる。特に宇宙カルチャーにおいては「宇宙を文化に。」をモットーに、業界の風雲児的な存在になっている。

公演情報

「無敵望遠鏡」のチラシ画像

宇宙食堂 オリジナルメニュー#10
無敵望遠鏡


2019年5月9日 (木) 〜2019年5月14日 (火)
吉祥寺シアター
HP:公演ホームページ

10名限定!4,800円(全席指定・税込) → 【指定席引換券】4,000円さらに700Pゲット!(4/25 18時50分更新)

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