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プリラジ


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人気バンド、Dr. UNDYのヤマシタタクヤが舞台初参戦

「LIVE×演劇」熱量の融合はどんな表現を生み出すのか

劇場とライブハウスに共通する部分。それはなにより「ライブ性」ではなかろうか。本番までに入念な準備をするにしても、最後はやり直しのきかない一発勝負。そのスリルとドライヴ感は映画やレコーディングとは違った魅力がある。さらに視野を広げてみると、生放送のラジオDJにも同じような部分があることに気がつくだろう。ラジオは映像がないだけに「声」が人の心を動かす。さて、これら「ライブ性」を手にしているミュージシャン、俳優、声のプロである声優をすべて集めて舞台に載せたらどうなるか。普通の演劇にはない何かが生まれるのは間違いない……


インタビュー写真

これまで俳優として舞台やテレビで活躍してきた小山まりあ。「プリラジ」は、演じる側に居た小山がプロデューサーとして本格的に取り組むステージだ。彼女なりの独特な舞台を目指しているという。キーワードは「LIVE×舞台」。さて、いったいどういうことか。

小山「私は役者を16歳からやってるんですが、演劇に関わってきたのと同じくらいライブハウスにも通っていまして、ライブにも演劇と同様の魅力を感じていました。バンドマンがライブをしているときの空気感を、舞台のきらめきと出会わせたい。そう思って生まれたのが「LIVE×舞台」という発想ですね。昨年チャンスをいただいて舞台を作る側に回り、今回はプロデューサーに専念することにしました。もともと舞台が好きで、自分の目標は60歳になっても舞台に居ること。それは役者であっても作る側であってもいいんです。プロデュースの仕事は企画・立案することが一番の魅力です。これは役者ではできないことです。企画することで様々な役者さんを引き合わせたり、自分の思い描く世界を具現化できることがプロデューサーの魅力です。だからこそ企画には私らしさを取り入れないといけないし、それに取り組む高い熱量がないといけません」

そんな小山の構想力を育てるのは、役者・観客として触れる舞台や音楽の世界だ。そして出会ったのが渋谷を中心にライブハウスで活躍するロックバンド、Dr. UNDY。そのヴォーカルであるヤマシタタクヤは、フロントで突出したカリスマ性を発揮している。


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小山「私自身が熱を注ぐことのできるバンド。それが今回主演するヤマシタタクヤさん擁するDr. UNDYでした。もう出会って7年になります。彼らの存在があったからこそ、今回の企画は生まれました。そして脚本も幸せなことに岡本貴也さんにお願いすることができました。脚本をお願いするにあたってこちらから出した要望は、まずライブシーンがあること、そして現役のバンドマンが役者として出演することでした」

岡本「あと、男だけの舞台にすることね(笑)」

小山「そう言われると私がヤバい人みたいじゃないですか(笑)。でもともかくオトコオトコな舞台にしたかったんです。それでご提案いただいた設定が刑務所でのラジオでした」

そんな小山の想いを物語に書き起こしたのが岡本貴也。いったいどんなテーマに詰め込んだのか。

岡本「最近、人生に行き詰まりまして(笑)。それをどう打破していこうかと悩んでいる時期でした。脚本を書くとそんな自分の思いが乗っかっちゃいます。なのでこれはおそらく、再生の物語なんです。人生が一度ダメになっても、なんとか蘇らなくちゃいけない。人生やり直せるなら、たとえ不格好でもいいじゃないか。そんなテーマですね」

岡本が描く「再生」の舞台は刑務所であり、語られるのはそこに集う囚人たちの物語だ。刑務所内に放送されるラジオを通して、コンクリートに響く「声」がストーリーを進めていく。ラジオ世代でなくとも共感できる部分ではなかろうか。

岡本「ラジオが大好きで聞きまくってます。若い頃なんか、深夜放送を聴いて翌朝には目を真っ赤にして(笑)。僕は関西だからヤングタウンをよく聴いてました。(明石家)さんまさんが当時からずっと今でもレギュラーやっている番組です。ラジオ好きだからか、私が書くのはラジオが関わる作品が多いですね。そもそも演劇とラジオは親和性が高いんです」


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ラジオの声に恋するのは自身の体験だという岡本ならではの物語で、主人公は刑務所の中でラジオの声に惹かれ、そこから物語が加速する。その主人公を演じるのがヤマシタタクヤ。先に書いたように小山が惚れこんだバンド、Dr. UNDYのヴォーカルだ。

ヤマシタ「もともと役者をやるつもりはありませんでした。でも舞台を観に行くきっかけになった小山さんも出演した作品が凄く面白くて。演劇はテレビや映像の画面越しに見る感じとは全く違って、そこが自分たちのライブに通じるものを感じた。新しい世界に出会った、と。そしてそんな世界を今まで知らなかったのは勿体なかったとも思いました。だから僕等のバンドを応援してくれるお客さんにも、演劇を知らない人はいっぱいいると思うので、同じように新しい世界を知ってほしくて取り組むことにしました」

岡本「ヤマシタさんはとても素直で。だから皆とよく溶け合う。気がついたら輪の中心にいるタイプですよ」

同じステージとはいえ、ヴォーカリストと俳優では技術的にも異なる部分があるはずだ。

ヤマシタ「ええ、発声とか全然違いました。歌だとニュアンスで表現できる部分も、役者として言葉を伝えようと思うときちんと発声する必要があったり」

ヤマシタがLIVE側とすれば、舞台側でそれを迎え撃つのが上田悠介。コメディや2.5次元からミュージカルまで幅広い舞台作品に引っ張りだこの俳優だ。ヤマシタと並んで立つと、それだけでいいコントラストを感じさせてくれる。


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上田「僕は囚人たちのまとめ役というところですね。僕が崩れると囚人同士のコミュニティーも崩れるような、そんな存在だと思います。そんなコミュニティーに新しい風として主人公が入ってきて、僕が一番ぶれるという。おそらくそんな役ですね」

まだ本読みしか済ませていない段階だからか、役柄に関しては抑えたコメントだが、上田にはすでにヤマシタに感じるなにかがあるという。

上田「本読みの時、彼は僕のすぐ横に座っていたんですが、それだけで熱を感じました。このあと立ち稽古でお互い向かい合うと、どんな感じになるかが楽しみです。ヤマシタさんは僕とは違うジャンルの人なのに、そのギャップがそんなに大きくなかったです。言うなれば、演劇畑に映像畑の人が入ってくる、その程度のギャップですね。むしろ僕としては、畑違いの人と同じ畑を耕すのはもう楽しみしかありません!」

そして彼らが送る刑務所の日常に影響を与えるのが、ラジオから流れる「声」。そこを担うのが女優としてだけでなく声優としての人気も高い黒沢ともよ。その存在感ある「声」がどのように男たちの演技に関わっていくのか。


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黒沢「私自身、一年の半分は舞台で残りの半分は声優の仕事なので、どっぷり舞台の人間というわけではありません。それぞれの方法論が違うことは私も体験していまして、特にこの一年くらいでやっと掴めてきた感じがあります。ヤマシタさんは凄く素敵な方なんですよ。だから温かい作品になることは間違いないと思います。私を応援してくれる方達は男女半々で、仕事の関係でその年齢層も子供から年配まで色々です。ただ今回の作品は年配の方とってはちょっとした懐かしさを感じるかも知れないですね。台本を読むと、今よりもライブハウスがもっとポピュラーで気楽に入れた時代が思い浮かびました。だから、そんな時代に青春を生きた皆さんに観てほしいです。そして観てくれた方がそのままラジオの私を聞いてほしいです」

上田「僕自身、もともとお客さんと一緒に世界を広げていきたいタイプなんです。自分のイベントでもお客さんと一緒に、巻き込むようにして遊んでますから。それぞれのファンが互いに影響してくれるといいですし、期待もしています。しかも舞台と客席の差がそれほどない会場ですから、お客さんも俳優も同じものを観てほしいと思います。そして自分のファンの皆さんが(ヤマシタさんの)がライブに行ったりラジオをきいてくれると嬉しいです」

ヤマシタ「舞台に出ることを決めた決定打は、新しい世界を開けられることですね。お客さん同士の融合を考えてもこれしかないという気持ちです。それが狙いです。僕のお客さんの中でもバンドしか見えてない、ライブハウスしか行かない、メンバーしか見ていない人もいる気がして、もしそうだとしたら勿体ないなあって。生きていく上で、楽しい場所やワクワクできる場所やコミュニティ、それをひとつでも増やすことができれば人生はもっとハッピーになる。その願いを込めて、この出会いと融合が楽しみです」

小山がやってみたかった世界が有り、そこに集うにふさわしい才能やスタッフが集められた。皆が言うとおり、どんな融合が観客を魅せるのか実に楽しみだ。

小山「さらに、今回の音楽は、全編ヤマシタさんのバンド、Dr. UNDYの楽曲を使用します。とてもポップなサウンドなので、そこも楽しんでいただければ」

(取材・文&撮影:渡部晋也)

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PROFILE

小山まりあ(こやま・まりあ)のプロフィール画像

● 小山まりあ(こやま・まりあ)
16歳から舞台に立つ一方で2010年に第1回AVILLASTAGEシンデレラ&プリンス・コンテストにて準グランプリ受賞、12年にはまつ毛エクステEYEMAGEイメージガール『目ぢからコンテスト』にてグランプリ入賞するなど、幅広い活躍を見せる。舞台を中心にテレビ、映画にも多数出演し、2016に黄金のコメディフェスティバルにて『最優秀俳優賞』『スクウェア・エニックス賞』受賞。昨年よりプロデューサーとしての活動を開始する。

岡本貴也(おかもと・たかや)のプロフィール画像

● 岡本貴也(おかもと・たかや)
脚本家・舞台演出家。1972年、神戸市生まれ。早稲田大学・理工学研究科(大学院)卒という、脚本家としては珍しい経歴を持つ。2000年糸井重里賞を受賞し、同作品で脚本家デビュー。舞台、テレビ、映画などの脚本を多数手がける。2010年には初の本格小説『彼女との上手な別れ方』(小学館)で、小説家デビュー。本作はのちに映画化された。

ヤマシタタクヤのプロフィール画像

● ヤマシタタクヤ
福岡に生まれ、愛知で育つ。17歳から読者モデルとしての活動を始め、2009年に読者による全国投票により、メンズファッション雑誌「CHOKi CHOKi」の専属モデル、おしゃれキングに選ばれる。その男らしいファッションライフスタイルで異彩を放ち、新たなファン層を確立。2012年からは音楽活動を本格始動。2013年にはモデル業を辞め、圧倒的な存在感と声を武器にバンドDr.UNDYのヴォーカルとして精力的に活動を続ける。2018年2月にはフル・アルバムをリリース。バンドの作品のアートワークや物販のデザインを全て手がけるなどアートのセンスも高く、アパレルデザイン等も手がけている。

上田悠介(うえだ・ゆうすけ)のプロフィール画像

● 上田悠介(うえだ・ゆうすけ)
奈良県出身。2009年にオーディションでドラマ『上地雄輔ひまわり物語』の松坂大輔役に選ばれ俳優デビュー。その後も舞台を中心に活動の幅を拡げるが、2011年には『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』で橘桔平役で出演を果たす。

黒沢ともよ(くろさわ・ともよ)のプロフィール画像

● 黒沢ともよ(くろさわ・ともよ)
埼玉県出身。幼い頃から演技を学び、子役としてテレビドラマや舞台、CMなどに出演。2005年『モーツァルト!』のアマデ役でミュージカルに初出演。活躍の幅を拡げる中で、2010年には声優としてもデビュー。以来アニメーションやゲーム作品へも多数参加している。

公演情報

「プリラジ」のチラシ画像

LIVE×舞台
プリラジ


2019年6月26日 (水) 〜2019年6月30日 (日)
築地本願寺ブディストホール
HP:公演ホームページ

18名限定!一般指定席5,300円→ 【指定席引換券】4,300円さらに3,000Pゲット!(6/27 17時55分更新)

詳細はこちら

「プリラジ」のチラシ画像

LIVE×舞台
プリラジ


2019年6月26日 (水) 〜2019年6月30日 (日)
築地本願寺ブディストホール
HP:公演ホームページ

前列応援シート(非売品Tシャツ・オリジナルペンライト付き):7,800円
一般指定席 前売:5,300円
(税込)

*前列応援シートの特典は開演前に受付にてお渡し致します。

詳細はこちら