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秋元龍太朗・下平慶祐


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フランス古典演劇の大家、モリエールの作品に下平慶祐が挑む

下平も含めた7人だけの俳優で送るシンプルだが泣き笑いが入り交じる物語

小劇場から大規模な商業演劇まで。さらには2.5次元ミュージカルや舞踊劇など様々なスタイルが入り乱れている我が国の演劇界では、常に数多の才能が出たり引っ込んだりしているが、その中でも下平慶祐はかなりユニークな演出家であると思う。その才能が最初に評価されたのは大学対抗の英語劇大会であり、その後現在までにアメリカやイギリス演劇にも通じる知識と価値観の上に立って独自の作品を創り出している。そんな下平が主宰するもぴプロジェクトの次回作はフランス古典演劇の代表格モリエールの「或いは怒りっぽい恋人」。それを7人の俳優で挑むという。今回は俳優としても参加する下平と、昨年も下平の演出による「シェイリ шерри」にも参加した秋元龍太朗に作品について聞いてみた。


インタビュー写真

――― 今回モリエールの古典喜劇「或いは怒りっぽい恋人」に秋元龍太朗さんや元AKBの田名部生来さん。俳優としてスタートしながらゲーム実況者としても活躍している亀井有馬さんといった、一見モリエールとは凄く距離がありそうなキャストですね。

下平「2.5次元舞台のスタッフとして参加していると、素敵なお芝居をする人に出会います。しかし、今の日本だとそういった俳優さんがストレートプレイをやれる場所がちょっと少ないと思うのです。僕はイギリス演劇が大好きで、ストレートプレイが好きなので、僕らの団体はそんな彼らとストレートプレイをやるのをコンセプトの一つとしています。今回一緒する皆さんは一見違う畑に居るようだけど、お芝居が大好きだという点で共通する俳優さんたちです。」

――― 失礼を承知で申し上げますけど、異色のモリエールかと思います。

下平「僕は王道が好きなんです。変わっているモノを見るのも好きですが、自分で手がけるのは王道好みです。そこで今回は傑作喜劇と呼ばれるモリエールを現代演劇に置き換えてみたんです。僕の作品って基本的に重いと言われることが多くて。しかもベースが文学。この前やったカフカの「変身」や夢野久作の「ドグラマグラ」。秋元さんとはチェーホフの「かもめ」を下敷きにした作品をやりました。人生ってにっちもさっちもいかない、みたいな話がほとんどです。更に今回、普段自分は絶対に出演しないんですが、今回は演劇をもっと知りたい気持ちもあって俳優として参加します。普段ならやらない喜劇。やらない出演にトライします」

インタビュー写真

――― 秋元さんはキャリアのスタートがジュノンボーイで、そこから「弱虫ペダル」などにも出演されて、いわばカッコイイ系の王道を進まれて。でも最近の作品を観ているとどんどんコアな演劇作品に近づいていますね。

秋元「昔から映画好きでしたが、ちょっとしたきっかけで演劇にはまっていきました。その中で沢山の魅力的な人にも会いまして、まさに演劇に育ててもらった感じで、これからもライフワークとして続けていきたいと思います。最近は映像の仕事も増えつつありますが、演劇は独特です。生ものでそこでしか感じられないし、しかもお客さんがその場にいる訳ですから。これからも演劇から学ぶモノが沢山あると思っています」

――― 秋元さんが下平さんと組むのは何回目ですか?

秋元「演出をうけるのは2回目で、ご一緒するのは3回目ですね」

――― 秋元さんにとってはどんな演出家でしょう。

秋元「最初に俳優として共演した時は彼の演出する舞台を見たことはなくて、昨年の「シェイリ」に主演した時、役者に寄り添ってくれる演出家だと思いました。慶ちゃん(下平)とは台本についても沢山話をしました。ただ全力を出したにもかかわらずその時は少し後悔が残る結果だったので、今回声をかけてもらい是非参加したいと思いました。今回は小さな劇場で出演者も7人。さらに濃密なモノが彼とできると思ってます」

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下平「演目を作ることは時間をどう作るかが大切だと思うんです。これは致し方の無いことですが、劇場が小さいと伴って椅子の質が下がることが往々にしてあります。仕方のないことですが、そんな椅子で長く居るのは辛いし、さらに狭い劇場の舞台に俳優が一杯だったらノイジーで凄惨なことになります。

だから劇場の大きさを考えた時、今回は7人くらいが適当だと。僕は劇場と作品をほぼ同時に決めます。やりたい作品でも合う劇場がなければ演目を変えます。とにかく“時間と空間”を提供することを一番大切にしたいのです。そんなわけでミニマムにアレンジしました」

秋元「僕少ない方が張り詰めていて良いし好みですね。コミュニケーションって大事だと思いますが前の公演は20人弱居て、大変な思いをしました。だから今回7人と聞いて、やった!と思って(笑)。それと今回良いなと思うのは、キャストを全員慶ちゃんが考えて決めているところですね」

インタビュー写真

下平「ともかく集客がどうのこうのではなく、この人と芝居をしたい!と思える人をお願いしていますから。非常に贅沢な使い方ですよ」

――― そういった視点で秋元さんを選んだ理由はなんでしょう。

下平「主役の役割って凄く大きいと思うんです。他とはひとつ違う“信頼”が必要であって、それを持つ何人かの一人が秋元です。彼が良いのは舞台俳優に囚われていないところ。僕自身も演出家・脚本家ではなくアーティストでありたいと思っていますが、そういった価値観が一緒なんです」

秋元「僕自身しばらく2.5次元の舞台に立っていませんから、いま僕の舞台に来てくれるお客さんは僕がやりたいことを解ってくれていると思います。逆に100人位の劇場での公演もやっていないので純度が高いモノが届けられると思います。劇場は200席越えただけでも微細なところは伝わりませんが、100席くらいなら息づかいまで伝わるので、より生々しいものが伝えられると思います」

――― 演劇に対して真摯な皆さんが濃密な時間を創り上げる。きっとそういうことになるのでしょう。期待してます。

(取材・文&撮影:渡部晋也)

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PROFILE

秋元龍太朗(あきもと・りゅうたろう)のプロフィール画像

● 秋元龍太朗(あきもと・りゅうたろう)
東京都出身。
2008年、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞。以降、ドラマ・舞台・CMなどで活躍する。舞台『弱虫ペダル』シリーズや『戦国無双』などの2.5次元作品から、近年では蜷川幸雄一周忌追悼公演『NINAGAWAマクベス』や『シラノ・ド・ベルジュラック』、虚構の劇団『ピルグリム2019』等にも出演。

下平慶祐(しもひら・けいすけ)のプロフィール画像

● 下平慶祐(しもひら・けいすけ)
ニューヨーク出身。
大学の英語劇サークルで演劇と関わり始め、2013年の四大学英語劇大会でGrand PrizeとStage Effect Prizeを大会史上最年少演出家として受賞したのを機に、演出助手としての活動を始める。2014年、自身の劇団「もぴプロジェクト」を立ち上げ、全作品の演出と脚本を担当。代表作に『カプティウス』『星の王子さま』『贋作春のめざめ』等。もぴプロジェクト『マークドイエロー』(2017年)にて佐藤佐吉賞優秀脚本賞受賞。

公演情報

「「或いは怒りっぽい恋人」」のチラシ画像

もぴプロジェクト 特別公演
「或いは怒りっぽい恋人」


2020年3月23日 (月) 〜2020年3月29日 (日)
新宿シアター・ミラクル
HP:公演ホームページ

一般:5,000円
(全席指定・税込)

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