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母樹 boju 〜ミカンの花が咲く頃に〜


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初演は大好評! HOTSKY×下北澤姉妹社×mudanibizinの3団体が集結・企画した合同公演

半分実話? 立ち退き問題で揺れる小さな村の物語を音楽と「ダンス」で魅せる

2018年の初演では、想像を超える反響。今回の再演にあたり、HOTSKY×下北澤姉妹社×mudanibizinという3団体が集結した。舞台は、高速道路建設に伴う立ち退き問題で揺れている小さな村。揺れ動く人々の物語を、オリジナルの音楽と、日常のしぐさやジェスチャーなどを取り入れた「ジェストダンス」を交えて綴る。脚本の釘本光、演出の西山水木、母・野枝役の明樹由佳、長女・実果役の松岡洋子、次女・美羽役の本多真弓に公演に至った経緯や見どころを聞いた。


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――― 今回は、釘本さんが主宰する「HOTSKY」、本多さんが主宰する「下北澤姉妹社」、そして松岡さんが立ち上げた「mudanibizin」の合同公演だそうですが、公演に至った経緯を教えてください。
 
本多「一応区切りはあるのですが、その3団体の名前で、この5人という感じです。自分たちの得意なものがそれぞれ違うので、得意分野を思いきり発揮している形になります」

西山「みんなが座長で、みんなが代表。責任と自己主張を持って、活動しております」

釘本「この作品は、HOTSKYの公演として2018年10月に上演されています。実は初演時、想像を超えるお客様にご来場いただき、泣く泣くご予約をお断りする場面がありました。本当に申し訳ないことをしたと思っています。

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なので、初演を終えてすぐに、再演をしようと決めまして。私の力だけではこれ以上進められないので、「合同公演」という形に至りました」

本多「やるからには全力でやりたいと思い、スズナリでの上演を決めました。作品の力はもちろん、この5人の力が合わされば、絶対にいい公演になるという自信があったので」

――― 脚本は釘本さんが担当されています。どんな思いで書かれたのでしょうか?

釘本「半分実話のようなお話なんです。私は福岡出身で、夫が宮崎出身で、いつも帰省するときに東九州自動車道を使うんです。その高速道路の一部区間だけ下道に降りなくてはいけない場所があって、「何故なんだろう、開通すれば便利なのに」と思っていたら、とあるミカン農家の方が頑張っていらっしゃったんです。

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そのことを知って、私はその人に向かって「お前出ていけよ」と言うようなことを思っていたんだ、知らずに“加害者”になっていたんだと思って……よく“社会派”だと仰る方もいらしゃいますが、私は暮らしのことを書いているつもりです。自分のことしか、書けないので」

――― 西山さんは初演でも演出を務められましたが、再演で変わる点はありますか?

西山「身体性を感じるセリフが押し寄せてくる、釘本戯曲。骨太な戯曲なので、もっと過激なことができるなということが初演で分かりました。再演はより攻めていきたいですね。ダイナミックに、でも丁寧に、演出していきたいと思います」

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――― オリジナルの音楽とともに「ジェストダンス」も見どころになるのでしょうか?

明樹「はい。ジェストダンスは、日常のしぐさやジェスチャーなどから作りあげるダンスです。海外のフェスティバルに行ったときに、マイムやジェスチャーを通じて、世界中の人とつながることができるのではないかと思い、水木さんと一緒に作り続けてきました」

西山「みんなコミュニケーションをとるときに、仕草をしますよね。それをもっと洗練させて表現にできないかなと思って、コツコツ作り上げてきました。今回は、音楽性や身体性が際立つ人たちをオーディションで選ばせてもらったので、見どころと言っていいと思います!」

――― では、最後に一言メッセージをお願いします!

釘本「ぜひあまりお芝居を見たことがないという方に見ていただきたいなと思います」


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明樹「セリフ劇でもあるけど、音楽やダンスの要素もあるので、いろいろな立場の方が楽しめるのではないかなと思います」

本多「20代〜60代の出演者がいるので、きっと客層も幅広いものになると思います。そのことに私自身、すごくワクワクしています」

西山「生活の中でちょっと違和感を感じているような人に見てもらえたら。きっと感じてもらえることがあると思います」

松岡「歳を重ねると、親のことや子どものことで悩むはず。ぜひ親子や家族で、一緒に見に来て、ふわっとした気持ちになってほしいなと思います」

(取材・文&撮影:五月女菜穂)

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PROFILE

釘本 光(くぎもと・ひかり)のプロフィール画像

● 釘本 光(くぎもと・ひかり)
1964年5月生まれ、福岡県出身。
地元の北九州の劇団に俳優として参加し、上京と就職により演劇から遠ざかっていたが、結婚と出産を経て、1998年に劇団HOTSKYを結成。2001年より劇作も担当。

西山水木(にしやま・みずき)のプロフィール画像

● 西山水木(にしやま・みずき)
1957年11月生まれ、佐賀県出身。
桐朋学園芸術短期大学演劇専攻卒業。劇団青年座、E.Dメタリックシアターを経て「ラ・カンパニー・アン」他、多彩なユニットを主宰し、作家・演出家としても評価される。トレーナーとして後進の指導にも力をいれている。初日通信大賞 助演女優賞受賞、読売演劇大賞 優秀女優賞など。

明樹由佳(あかぎ・ゆか)のプロフィール画像

● 明樹由佳(あかぎ・ゆか)
1963年4月生まれ、香川県出身。
1984年に劇団四季に入団。『Cats』『コーラスライン』などの舞台に立つ。94年から演劇集団キャラメルボックスに入団。『嵐になるまで待って』では全編手話ろう者のヒロイン役を務めた。99年、西山水木とともに、日常のしぐさやジェスチャーなどを取り入れた「ジェストダンス」を上演する「ラ・カンパニー・アン」を結成。全作品の振付担当。各方面で女優、振り付け家として活動中。

松岡洋子(まつおか・ようこ)のプロフィール画像

● 松岡洋子(まつおか・ようこ)
1966年5月生まれ、神奈川県出身。
円演劇研究所卒業後、卒業生同期と劇団つちのこカンパニーを旗揚げ。風琴工房、燐光群の所属を経て、現在フリー。

本多真弓(ほんだ・まゆみ)のプロフィール画像

● 本多真弓(ほんだ・まゆみ)
1973年6月生まれ、東京都出身。
桐朋学園短期大学芸術学部演劇学科。劇団青年座研究所卒業。2001年演劇ユニット「クレネリ♥ZERO FACTORY」を立ち上げ、主宰と役者として活動。2006年に出産を機に活動休止。2016年に西山水木と共に下北澤姉妹社を立ち上げ、主宰、役者として活動を再開する。

公演情報

母樹 boju 〜ミカンの花が咲く頃に〜

日:2020年5月20日(水)〜24日(日)
場:下北沢ザ・スズナリ
HP:公式HP