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清水佐紀・岩田有弘・塩田泰造


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作り手にも観客にも覚悟を強いる時代。それに応えうるクオリティーを

平成から令和へと流れる時間軸に浮かび上がる紅色のエピソードたちが、一人の女性を取り囲む

これまで培った演劇への愛と常に挑戦し続け次々に新たなスタイルで作品を生み出す演劇ユニット「銀岩塩」の代表であり俳優の岩田有弘によって企画・制作された『想紅 オモイクレナイ』。 ともすれば立ち消えの危機感も迫る現在の演劇界を引き戻すべく、彼らのホームグラウンドともいえる下北沢、本多劇場グループとともに実現させる公演だ。


インタビュー写真

――― 今回は「銀岩塩SATELLITE」という名義になっています。これは銀岩塩としては番外公演のような扱いでしょうか。

岩田「そういうわけではないですが、僕のプロデュースで銀岩塩の仲間たちとつくる公演なのでそう呼んでいます。今までも僕達は常に挑戦の意識を持ち、スタッフも含めて120パーセントの力を出して、お客さんを集めて“ザ・エンターテインメント”という形でやってきました。今コロナ禍で演劇が苦境に立たされている中、“演劇の街・下北沢”を盛り上げていけたらなと思い、一番信頼のおける脚本家の塩田さん、女優の清水佐紀さんと、一番好きな街・下北沢で公演することにしました。今の情勢で大きな挑戦はできないかも知れませんが、それぞれが小さな挑戦を積み重ねれば、熱のある作品をつくれると思うんです。もう一度、演劇の火を灯したいですね」

塩田「“SATELLITE”というのは衛星を意味していて、銀岩塩を取り巻く多くの役者さんたち、たとえば制作もやって、今日ここにも来てくれている佐藤一真君とか……そういった皆にも焦点をあてて、その瞬間主役になるような作品に仕上げていくつもりです。だから一人一人の活躍にも注目して欲しいですね。」

――― そもそも銀岩塩は旗揚げ公演が本多劇場という、華々しいデビューでしたものね。

岩田「はい。いきなり本多劇場でした(笑)。総支配人の本多愼一郎さんに一世一代のチャレンジをしたいとお願いしたら実現してくださいました。15年近く本多劇場グループの「劇」小劇場とか下北沢で公演を続けていて、愼一郎さんとはそこの小屋主をされていた頃からのお付き合いです。下北沢は僕が舞台のつくり方を学んだ街、原点ですから、そこに居なければ今の自分はないですね」

――― さて、公演チラシには5つのショートストーリーを思わせる文章が載っています。主演の清水さんを軸にした短編集ですか?

塩田「短編を集めたような長編です。清水さんとご一緒するのはもう5回目くらい、すごく印象に残っている女優さんです。今回は平和とは言えないエピソードを軸にして、ハロー!プロジェクトやBerryz工房での彼女とは違う、もっと攻めた、そして懐かしさ・情熱・セクシーといった“紅色”から連想される表情を盛り込んで、清水さんの色々な表情を引き出したいと思ってます。それと今回は沢山の役者さんが出てくるアンサンブルの群衆劇ではなく、濃密な二人芝居や三人芝居が続く形で、コロナの時代でもつくりやすいような、今までと違う芝居つくりをしたいと思います」

インタビュー写真

清水「私にとっても初めての役柄です。台本を読みましたが、今までに無い私が出てくる気がしてビックリでした。読み進めるに従って、ドキドキ感が増しましたし、素顔の私でもなく、本当に新たな自分だと思いました。最初に(塩田)泰造さんに会ったのは私がまだ高校生の頃でした。子どもの頃から知ってもらっている泰造さんが新しい私の一面を掘り出してくれると思うと楽しみです」

塩田「清水さんはこんな風に謙遜されますけど、凄いポテンシャルを持っていて、今までも驚かされることばっかりで、こっちが勉強させられてます。岩田さんとも長い付き合いですが、俳優として著しく成長を見せているので、それを感じながら書くのが楽しかったです。」

――― 塩田さんのスタイルは役者の個性に合わせた当て書きだとも聞いていますが、今作もそうですか。

塩田「皆さんの顔を思い浮かべてはいますが、その役者さんが出来そうな事を考えて書くことはしませんでした。だから“当て書き”といっても、今までとちょっと違います」

――― 銀岩塩の作品の中で、清水さんは昨年の『神ノ牙-JINGA-転生』にも出演されましたよね。

清水「あの時も今までやったことがないオババの役でしたけど」

塩田「宇宙で1番年寄りという(笑)」

清水「そうです(笑)。すごく新鮮で楽しかったですね。こんな役もやれるようになったんだ!というね。ともかくこのお二人とは信頼関係ができているので、身を委ねることができますね」

岩田「それを聞けて嬉しいです。僕はその時のオババを見て、清水さんの多面的な部分を見たんです。そして今回はとある女性の一代記をやってみたいと思った時、真っ先に浮かんだのが清水さんでした。3人それぞれが信頼し合ってますから、塩田さんもとても楽しんで書いてくれると思います」

塩田「最近は一日に何度もコロナの事を考えます。本多劇場の感染対策はすごくきっちりしていて、安心して観劇してもらえる環境ができていますし、そのレベルは尊敬すべき高さですよ。それでもお客さんがいらっしゃるには覚悟がいると思うんです。何もすることがないから芝居でも行くか、という方は今時いなくて、しっかりと思ってくださるお客さんがいらっしゃると思います。それだけの覚悟を持っておいでになるお客さんに応えるだけのクオリティのものを提供したいと思うんです。じゃあ今までがどうだったのか、と言われるかもしれないけれど、お互いの信頼をより強くするような、そして後でも記憶に残るものに全力でしたい、そんな気合いが入ってます」

岩田「もちろん今までも覚悟をもって舞台をつくってきましたが、今はまたそれとは違った覚悟があります。だからこそ、よく考えて、よく考えてもらって、素晴らしいキャストが揃ってくれました。その真ん中に立ってくれる清水さんにとって代表作になるようなものにしたいです」

清水「私も、絶対“やってよかった”作品になる――そう思える自信があります。このメンバーだからこそ自信を持って立てる。その自信がどこから湧いてくるか分からないんですが(笑)」

インタビュー写真

――― ところで塩田さんはCFディレクターとして映像の世界での活躍も目立ちますが、演劇と映像と、どちらかに軸足を置いて居るようなことはありますか。

塩田「映像も演劇もまとめて自分自身ですね。映像の現場や打ち合わせに行くと、演劇の人だと思われています。そのお陰で色々なことを免除してもらえることもあるし(笑)」

岩田「いい思いしてるんだ(笑)」

塩田「どちらからも貰う物が多いですね。そして今回の作品はすごく映画的なつくりだと思います。観る側がどれだけ想像してもらえるかにもよりますが、目の前で演じているのを観ながら、舞台である事を忘れるんじゃないかな、という気がしています。朝まで(台本を)書いていることもあってテンションがおかしいのかも知れませんが、夜中に書きながら涙したりしてね。うぅッ、とね」

岩田「テンションがおかしいのではなくて、あの台本読んだら泣きます。わかります」

塩田「想いを入れることができるのは嬉しいです。演者のことを感じながら泣いているのは、傍から見たら気持ち悪いんでしょうが、自分自身が熱くならなかったら(作品も)熱くならないですから」

清水「おうち時間が長かった時に、次はいつ舞台に立てるかなどを考えていて、その中で有さん(岩田)からこの舞台の話をいただいて、やっぱりすごく嬉しかったです。そして信頼できるメンバーで芝居がつくれるという楽しみは自分の活力にもなります。今は大変な状況ではありますが、その中で切り拓いていければ、とポジティブな気持ちになっていますから、それを皆さんにも観ていただきたいですね。自分の持てるものを全て出し切りたいと思います」

岩田「僕は自分でいうのも変ですが、人との縁に恵まれているんです。それがこの40年生きてきたなかで唯一自信を持って言える。今回の作品はそうして出会った人たちと一緒につくる、まさに結晶ともいえる作品です。SNSとかで告知を始めていますが、すでにお客様からの反応もいいですし、皆と一緒につくり上げる舞台、空間にしたいですね。きっと今こそ演劇の良さを感じてもらえると思います」

――― 皆さんの絆と清水さんの大化けが見られるんじゃないかと、こちらもドキドキしてきました。ありがとうございました。

(取材・文&撮影:渡部晋也)

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PROFILE

清水佐紀(しみず・さき)のプロフィール画像

● 清水佐紀(しみず・さき)
神奈川生まれ。2002年に約3万人の応募があった“ハロー!プロジェクト・キッズ”に選ばれ、その中から更に選抜されてBerryz工房のメンバーとしてデビュー。国内のコンサートはもちろん、タイや台湾といったアジア圏でのコンサートやパリで開催されたジャパン・エキスポへの参加など海外での活動も展開する。2015年3月にBerryz工房としての活動を停止すると同時に“ハロー!プロジェクト”を卒業。その後女優として演劇女子部や大人の麦茶などの作品に参加。2019年には銀岩塩公演『神ノ牙-JINGA-転生』にも出演している。

岩田有弘(いわた・ありひろ)のプロフィール画像

● 岩田有弘(いわた・ありひろ)
東京生まれ。東京農業大学在学中の2002年に演劇ユニット「秘密兵器」を結成。下北沢を中心に15年以上定期公演を続ける。2013年には劇団「大人の麦茶」に入団し、劇団公演に出演している。さらにプロデューサーの銀、脚本家の塩田泰造と舞台プロデュースユニット「銀岩塩」を結成。銀岩塩代表として俳優で活躍する他、2017年には『牙狼<GARO>』初の舞台化をプロデュースするなど、活躍の場を広げている。

塩田泰造(しおだ・たいぞう)のプロフィール画像

● 塩田泰造(しおだ・たいぞう)
早稲田大学在学中に自主制作映画を制作。ぴあフィルムフェスティバルに入選し、卒業後はCFディレクターとして活動。その傍らで2002年に劇団「大人の麦茶」を主宰として旗揚げ。継続して公演を打っている。2015年、銀岩塩の旗揚げに脚本家として参加。小劇場から大ホール、さらには東京ビッグサイトのような大規模会場まで、あらゆる場所での演出を手がける。演じる俳優に合わせて脚本を書き分け、独自の魅力を活かす当て書きを得意としている。

公演情報

「想紅 オモイクレナイ」のチラシ画像

銀岩塩SATELLITE
想紅 オモイクレナイ


2020年10月14日 (水) 〜2020年10月18日 (日)
下北沢 小劇場B1
HP:公演ホームページ

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