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WATARoom『VIVID CONTACT -re:born-』


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特別でないある一晩の出来事を描いた会話劇

新キャストに納谷健・安里勇哉を迎えて人気シリーズを再演!

『VIVID CONTACT』通称ビビコンとは、2014年にWATARoom主宰の柏進と曽世海司(StudioLife)の2人芝居に日替わりゲストを迎えた作品としてスタート。そんな2人芝居Ver.と、あるホテルの一夜を描く大人数Ver.が作られている人気シリーズで、女性のリアルな日常を浮き上がらせることに成功し大きな話題を呼んだ。2021年は新たなキャストを迎え、過去作品の再演と新作を織り交ぜた4シリーズを1年かけて上演する。今回は2月に再演される『VIVID CONTACT -re:born-』から作品を代表して、納谷健、安里勇哉、曽世海司、柏進に話を聞いた。


インタビュー写真

おふたりには演じて欲しい役を決めてお願いしました

―――曽世さんとこのシリーズを作ったきっかけは?

柏「僕が女性の二人芝居をやりたくて相手役を探していた時に、スタジオライフの芝居で曽世さんを観まして、それからお声がけしたのがきっかけです」

曽世「中野のルノアールでね」

柏「そうそう! よく覚えてる(笑)」

曽世「概要を説明していただいて、30分もしないうちにこの人とは仲良くなれる気がして。2人のタイプが全然違って全てが真逆みたいな感じなのに、話せば話すほど何故かフィットして、説明を聞き終わる前にやる気満々になっていました。2人芝居Ver.は役代わりで、その面白味がありましたが、何より劇団で女役をずっとやっていたので……それが活かせる劇団外のお仕事は珍しいと思い、是非にと」

柏「このシリーズの初めから一緒に作っています。皆さんは知っていると思いますが僕が自由なタイプなので、締めてまとめてくださる海司くんにはお世話になっています」

曽世「喧嘩はしたことないですね。お腹の中では思っていることがいっぱいかもしれないけど(笑)。僕は(時計を見て)そろそろ稽古しようか〜って言うタイプ」

柏「そうそう! 僕のおしゃべりが過ぎちゃうのでね。本当に逆のタイプでいろんな意味で安定感が抜群なんです」

―――曽世さんは劇団員としての作業に加え、純文学や2.5次元作品創世記から様々な作品にご出演されていらっしゃいます。特に女性役も定評がありますし、ちなみに何の作品をご覧に?

曽世「『LILIES』を見てくれたんだよね」

柏「そう。リリーズを見て僕の相手役は海司くんだ!と」

―――そして今回から参加の安里さんと納谷さんですが、柏さんとは共演済みなんですよね。

納谷「そうですね、舞台『バクステ』で(柏さん扮する)利根川さんと」

安里「僕も舞台『abc★赤坂ボーイズキャバレー』で利根川さんと(笑)」

(※利根川さんとは、柏進が演じているキャラクターのひとり。『abc〜』ほかで柏氏は利根川渡として出演、喉をつぶすまで絶叫する限界突破キャラとして印象深い。その後も利根川渡という役者として様々な作品に出演している)


納谷「柏さんとお芝居の現場が一緒で、場面は違ったので話す機会はそんなになかったんですけど、ひょんなことから少しずつ喋るようになり……僕は赤坂見附のルノアールでスカウトされました」(全員爆笑)

曽世「やっぱりルノアールなんだ!」

納谷「そこで熱心にお話くださって」

柏「『バクステ』で面白かったんで、一緒にやりませんか?と台本を渡すところから始まって」

納谷「単純に嬉しかったんです。人間性やお芝居を観て良かったと、それでお仕事を一緒にしたいと言ってくださることが嬉しくて。お仕事の依頼は事務所経由が多いので直接伝えてもらえることはあまりなくて、何を目的に自分を使おうと思ってくれたのか分からないことが多いんです。もう大信頼でお任せしようと思いました」

柏「バクステの時、今年の7月の一番厳しい時期の中で納谷くんは座長で、トータルの気遣いからお芝居まで全てがすばらしかった。自分が仕切りきれない時が絶対出てくるから、色々兼ね備えた方でないと僕は怖いんです。お誘いしたのは実際共演してそう思ったのがきっかけですね」

納谷「ありがとうございます」

―――するとマリカにはまた会ってないのですね。

納谷「ああ! Twitterではちょっと(笑)」

曽世「バクステの時、劇場に遊びに来てたよね? Twitter見てビックリしちゃった。本番中何やってるんだって! マリカが赤坂見附にいるぞって」

柏「あははは! その時逢えなかったの、照れくさくてすぐ帰っちゃって」

納谷「逢いたかったんですけどね(笑)」

柏「利根川をやってる時にマリカとして逢うのは恥ずかしいんです(苦笑)」

(※本作では柏氏は女性キャラ・マリカとして出演する)

インタビュー写真

―――そして安里さんとはいつ以来ですか?

安里「柏さんと共演はめちゃめちゃ久しぶりですね。実は遊び仲間でして、たまに会ってますよね」

柏「そうなんです。ずっと昔から繋がっていたのですが、やっと今回出演が叶いました」

安里「僕も利根川さんしかお会いしてなくて。『abc★赤坂ボーイズキャバレー』から時間が経ちましたね」

柏「安里くんの役は、僕が彼にピッタリだと思う役でして、その役をやって欲しいとお願いしました。納谷くんもそうですが、お2人には演じて欲しい役を決めてお願いしました。今回参加してくださるのは本当に奇跡なんです」

安里「僕はルノアールではなかったんですけどね(笑)」


柏進が大好きな人間観察から生まれたドラマ

―――『VIVID CONTACT -re:born-』はホテルのロビーを舞台にしたドタバタ劇ですが前回の印象は?

曽世「僕は陽子というキャラクターでビビコンには関わらせていただいていますが『-re:born-』には出演してなかったんです。再演ですが今作に陽子を加えて頂くということで、柏さんがいま構想しているところです」

柏「今回1年を通してビビコンシリーズを4回やるにあたり、陽子はビビコンには欠かせないキャラなので『-re:born-』にも入ってきます。再演ではありますが、リライトしますしメンバーも変わりますので全然雰囲気が変わると思います」

―――お馴染みの陽子ですが、令和の陽子は変わりそうですか?

曽世「陽子はネイルサロンの店長でネイリスト。オーナーからはきつく言われ、働いている子からは嫌味を言われみたいな悩みながら頑張っている女性です。現代の働いている女性の代表という位置づけでビビコンには出演しています。実は芝居中に一つのネイルを仕上げたりするんです。男だけの作品にしてはかなり繊細に作っておりまして、男だけで作るからこそ出来るとも思っていて。でもどこまでリアルに作っても少しファンタジー色もあるので、陽子が話を伝えるのに一番いいスタイルだと思っています。これはスタジオライフでやっている手法と全く同じなんですね。
柏さんがまさにそれをやろうとしていたので一緒だ!て思いました。
陽子については、さあ女役をやるぞとか全く考えたことがなくて、気負いなくのぞんでいます。そう感じないで済むような役柄にしてくれているので毎回発見が出てきます。決め込まないので日替わりゲストさんから何かしら新しいことがあり、そのスタンスでのぞんだほうが面白いことが起きる、それが舞台だと思っています。しかも『-re:born-』には初参加、どうなるか逆に楽しみですね」

―――今までの陽子からスパイスの様な立場にもなりそうと。

曽世「そうですね、2人芝居Ver.とは違う群像劇の中のひとつの歯車になることの楽しみ方が出てきそうですね」

柏「陽子のスピンオフですね。2人芝居では職場の表舞台のお話であればその裏の顔。プライベートの陽子の顔が『-re:born-』で見られます」

―――陽子は曽世さんのファンの方に人気が高いとお聞きしました。

曽世「わかるーー!て言ってもらうんですよ! 現代社会で頑張って仕事されている女性の方が多いので、その代表みたいな感じで共感を生み応援してくれるんだと思います」

―――そして安里さんと納谷さんの役どころを教えてください。

安里「僕はホテルのベルボーイ役です。今作はこの人の成長物語でもあり、男性代表として若い男性によくある心情が描かれます。この役はごく普通の子ですよね。台本を拝見すると会話劇だったので深く考えずにサッと読めましたが、これはやってみないとどうなるのか本当に分からないと。今から稽古が楽しみですね」

柏「これを書いてから時が過ぎ、今のベルボーイ役には安里くんが僕の中ではリアルなんです。初演とは違う色が出るのではないかと期待しています」

安里「お客様を楽しませることはもちろんですが、柏さんに『いいな、楽しいな』って思われるように作っていければいいかなって思いますね。僕は“こうやって作っていこう”というタイプの役者ではなく、稽古場に入ってみんなを見て作っていくタイプなので、今は稽古に入ってから色々考えたいかな。僕はセリフ覚えが苦手なので会話劇の方が楽しみですね」

インタビュー写真

―――そして納谷さんはホテルにお客様を案内する旅行会社のツアーコンダクターでしかも女性役、女性代表という立場とのことです。

納谷「女性役は『十二夜』以来になります。いまお話をお聞きしながら役柄がわかりました(笑)。もちろん台本を頂いた時にたぶんこの女性かなって感じてはいまして、読んでみて僕が柏さんに求められているのはここなんだろうと。この新鮮さがいいなって思って、楽しみながら台本を読みましたね」

柏「うわ〜焦るわ〜〜伝わってなかった!! それです、それを求めていました!」

納谷「しかも台本を読んで、どの役もやりたいって思ったんです(笑)」

柏「『納谷くんが演じた中でこの役が一番好き!』とお客様に言ってもらえるような、そこに持っていけたら」

納谷「頑張りたいですね!」

―――柏さん演じるマリカについても教えてください。

柏「前回も『全編セリフってあるんですか? アドリブなんですか?』と言われたんです。そんなことはあるわけないのですが、それぐらいマリカの言葉が馴染んでいればいいかな。ホテルのロビーに自分達がいるような感覚になって、たまたま横にいて目撃しちゃったみたいな。覗き見感覚で見られるのがWATARoomの芝居です。何か大きな事件が起きる、ショウアップすることはないですが、日常こそが一番面白いよ、という部分をわかっていただけたら」

曽世「柏さんはマリカ役をやりますが、強烈なキャラなのになんかリアルで自然体なんですよ。それってありえなくて、それを成し遂げているのが凄い。マリカってやっている時はどういう思考なの?」

柏「実はマリカでいる時が一番楽なんです。柏でアドリブは出てこないです。マリカになると何か出来るという」

曽世「そうなんだ。日替わりゲストの時のマリカちゃんがまあ見事でね」

柏「僕が変な人ではなくて単に楽なんです。僕が普段支離滅裂にただひたすら喋っているのを昔いた女性スタッフが見て『ずっと喋ってうるさいから女子高生役をやってみたら?』と言われたのがきっかけですね。やってみたらはまったんですよ」

―――――マリカがいたからこそ、いろんなことができたのですね。

柏「はい、そこから全てが始まっていると思います」


インタビュー写真

≪ビビコンは“心にポッと火が灯る”作品≫

―――見どころや魅力についても教えてください。

曽世「僕は『-re:born-』を映像で見ましたが、何がすごいかって“覗き見感覚”まさにその通り。ここにいる人たちがリアルに息をしているリアルタイムの時間を見せるんです。出てくるキャラクターもリアルな人たちが多くて、マリカちゃんだけが少し現実から飛んでいます。だけどいそうなギャル、そんなマリカによって周りの人達の心情が浮き立つような構造になっています。
お客様それぞれ好きなキャラクターが決まるらしくて、決め打ちして心情に入って共感して行くと聞いています。それがまたこの作品の魅力ですね。そして最終的にマリカちゃんの心情まで共感させちゃう、そんなズルい役です」

納谷「落語みたいですね」

曽世「そうね、賑やかし役はどんな作品でもあるけど、それが1番良い形でまっとうしている役柄だと思いますね」

安里「僕は完全に柏さんが今こういう時代だし楽しいことをやろう、一緒に芝居をやろうという熱意でお引き受けしました。この過去シリーズをまだ拝見していませんが、柏さんと昔共演させて頂いて、もう一度一緒にやりたいと思っていたんです。そんな柏さんが書いた楽しい作品なので、その楽しさをさらに倍にできたら」

納谷「主観的な事ですが女性役を演じることは役者として学びが多くて。普段生活していても女性から学ぶことや尊敬することも多いです。男同士だと尊敬よりも違いが目立ってしまうんです。僕の中に素敵な女性像がある気がしていて、演じるときっと楽しいと思うんですよね。普段見ている女性のリスペクトする部分を役に落とし込んで共感できるようにできたら。ただ客観的に見るとどうなのかな(笑)」

柏「100パーセント女性役が合うと思っています。バクステの時の僕のイメージは全員の事を見守るお母さん。納谷くんはその要素を持っていてこの役にピッタリなんです」

納谷「えええ!?(笑) 僕を見て甘えたくなっちゃうの!?」(全員笑)

柏「あははは! タメだったらぜったい頼りにしてもっと甘えてると思う。女性の細かな気配りができる納谷くんなので、このツアーコンダクター役はそこが見どころです」

―――納谷さんと安里さんにこのカンパニーの良さを曽世さんから伝授してください。

曽世「さっき安里さんが『柏さんに楽しんで貰えたらいいかな』って、それにつきるかな。この人は面白い人しか集めなくて、しかも変な人はいないんですよ。毎回とても面白い座組で、心根が非常に楽しい人たちばかりなんです。柏さんの立場は何になるの?」

柏「俺はプロデューサーとか肩書を付けたくなくて、巻き込む人かな」

曽世「なるほどね、僕もこの巻き込み屋さんを楽しませたいと思うんです。安里さんの一言につきるカンパニーになるんじゃないかな。そこから今回ならではの見どころが生まれると思います。あとは現場で顔を合わせて会話をすると空気って出来上がっていくので、それが演劇の面白いところだよね。柏さんが集めた人達は大丈夫!」

柏「WATARoomは基本僕が演出するプロデュースなのですが、前回は出演者に川本成くんがいて、稽古が始まると『とりあえずみんなで作ろう!』とか『今日はみんなで喋らない?』みたいな、雰囲気が生まれる稽古になるんです。そんな川本成くんには、今回スーパーバイザーとして携わってもらいます。またたくさん喋る稽古になればいいかなと」

納谷「いいですね! 喋りたい!っていつも思います。仕事ですけどよく知らない人達と急に仲良くなれないですよね」

安里「今はなかなか飲みに行くこともできないですしね」

柏「稽古はおしゃべりの延長にあって、その関係性さえ掴めたら後はセリフが乗ってくれればそれだけでいいなって」

―――今の時期気楽に観ることができる作品になりそうですね。

曽世「ビビコンは“心にポッと火が灯る”をテーマにずっと作っています。今回もそんな作品になっていると思います」

柏「海司くんは僕以上に僕のことを喋ってくれて、本当にありがたい!」

曽世「昨日LINEでもらったものをお伝えしているだけです(笑)」

納谷「自分で言えばいいのに(笑)」

柏「いやいや、自分で言うと時間が倍かかっちゃうのでね、海司くんありがとうございます!」

―――では最後にメッセージをお願いします。

柏「分かりました。海司くんお願いします。」

曽世「えー? 僕ですか?!(笑) 分かりました。“演劇ってなんだろう?”と携わる人もお客様も、この一年みんな考えてきたと思うんです。でもシンプルに“楽しいことがやりたい、楽しいものが観たい”それだけだと思うんですね。原点に立ち返って、いろんなことがありますけれども劇場に来られる方はどうぞご無理のないところで。特にいま肩に力が入ったまま何ヶ月も過ごして皆とても疲れていると思うんです。その肩の力をちょっと抜けるような作品になればと思います」

(取材・文&撮影:谷中理音)

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PROFILE

納谷健(なや・たける)のプロフィール画像

● 納谷健(なや・たける)
1995年8月7日生まれ、大阪府出身。 舞台を中心に劇団Patchとしても活動中。代表作に舞台『刀剣乱舞』小夜左文字役、舞台『七つの大罪 The STAGE』主役/メリオダス役など。1月にはカンテレ×劇団Patch 音楽朗読劇「マインド・リマインド〜I am…〜」が控えている。

安里勇哉(あさと・ゆうや)のプロフィール画像

● 安里勇哉(あさと・ゆうや)
1987年12月4日生まれ、沖縄県出身。 舞台や映画、ドラマなど数々の人気作品に出演、またショーボーイユニット・TOKYO流星群のメンバーとしても活動中。近作に舞台『炎炎ノ消防隊』など。1月には舞台『地縛少年花子くん-The Musical-』が控えている。

曽世海司(そぜ・かいじ)のプロフィール画像

● 曽世海司(そぜ・かいじ)
10月18日生まれ、宮城県出身。 劇団 Studio Lifeに所属し、劇団作品から外部作品、CM、声優、落語ほか幅広く活躍中。近作にNetflix 「攻殻機動隊 SAC_2045」ジョン・スミス役、スタジオライフ×東映ビデオ舞台プロジェクト「死の泉」などがある。

柏進(かしわ・すすむ)のプロフィール画像

● 柏進(かしわ・すすむ)
1972年3月16日生まれ、東京都出身。 芸能事務所WATARoom代表。柏進として脚本、演出など作品を手掛ける傍ら、役者としても活動中。大好きな人間観察(喫茶店の会話など)からドラマを作り出している。2021年は代表作『VIVID CONTACT』を多彩なゲストを迎え1年かけて全シリーズと新作を上演する。

● WATARoom(わたるーむ)
所属俳優全員(マリカ、利根川渡、すす君)を柏進自身がひとりで演じ分け、様々な作品に出演している。壮大なひとり芝居という他に類を見ない芸能事務所。WEBドキュメンタリー『おもちゃのキャラら★』Youtubeにて最新情報を不定期配信中。

公演情報

WATARoom 2021 VIVID CONTACT シリーズ第2弾『VIVID CONTACT -re:born』

日:2021年2月24日(水)〜28日(日)
場:中野 ザ・ポケット
HP:公演ホームページ
16名限定!7,000円 (全席指定・税込)→5,900円 +200Pゲット!