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『お憑彼サーカス 心音スノードロップ』


キメ画像1

キャリア豊富な声優たちによる朗読と、賑やかで艶やかな音楽のコラボ

生演奏と共にお届けする朗読劇シリーズ。モンスターを取り憑けて、強制一人二役……!?

二宮愛が原作・脚本を手掛ける音楽朗読劇シリーズ、“リーディックシアター”の最新作『お憑彼サーカス 心音スノードロップ』が6月に上演。人間の体にモンスターを召喚できる謎多き人物・フィリップ団長が率いるのは、ゴーストだらけのサーカス団、キルバード・サーカス。モンスターを取り憑けた “強制一人二役” を舞台の上で再現するスペシャルな朗読劇は、一歩足を踏み入れると、大変 “つ” かれますので、ご注意ください――そんな物語の生みの親である二宮が、インタビューに答えてくれた。


インタビュー写真

ここでしか観られない朗読劇を

―――二宮さんはドラマCDを多く手がけるなど、耳で聴く表現に強い関心をお持ちのようですが、そこに至った背景、原体験などがありましたら教えてください。

「小学生の頃からラジオをよく聴いていて、番組の中で流れていたラジオドラマが大好きだったんです。それから友達と、架空のラジオ番組を作ったりして……。でも、自分が喋るのは得意ではなかったので、放送部や演劇部に入っても進んで裏方ばかり担当していました(笑)。仕事は、最初ゲーム会社でシナリオライターをやっていたのですが、その時にお知り合いになった音響監督さんにご助力頂き、ドラマCDを作らせてもらえる機会があって『Are you Alice?』という作品を執筆しました。最初はインディーズで発売して、そこからクチコミで広がり、アニメショップさんに興味を持ってもらって、販路をさらに拡大して頂いた……という感じです。正直、続きすら作れるか分からない状態でスタートしたので、本当に長い間ドラマCDに関わらせて頂けて感謝しかありません」

―――『お憑彼サーカス』という物語をどういうところから発想したのか、教えてください。

「元々はソーシャルゲームの企画のひとつとして(ゴーストライターとして……笑)アイディアを提出した作品でした。『モンスターをガチャで引いて、好きなキャラクターに取り憑けて……』みたいな。わりとイロモノな方向性でまとめていて、恋愛要素もあって、フィリップ団長は最後まで攻略出来ないとか。ただ『この企画は楽しそうだけど、二宮のカラーが強いからそっちでやった方が絶対いいものになる』と戻って来まして(笑)。私らしい物語を書くなら……と、そこからはだいぶ内容をいじりました。ひとキャラクターにいちモンスターが取り憑いた方が、物語としてはより深いものが書けると思いました」

―――以前から舞台(演劇)に興味を持っていたのでしょうか?

「舞台を観るのは好きでしたが、自分でお話を書く……という発想には至りませんでした。私は演出が出来ないので。ドラマCDだったら、こういう構成で……ここで音がこう来て……と自分の中で整理がつくのですが、朗読劇は『どうすればお客さんに想像してもらえるんだろう』と。見せ方が分からなくて。20代のラストに記念に書いてみてはどうだろう、とお話があり……演出家さんと相談しながら、たくさんシナリオを直して形にさせてもらった時に『これは楽しい』と思える部分と、それ以上に反省する部分がごろごろ出て来て『もう1回書いてみたい』の繰り返しで、今がある感じです」

―――朗読劇というスタイルが、物語の内容に影響している部分はありますか?

「まず、朗読劇は登場キャラクターの数をかなり絞っています。声優さん達の職人のようなお芝居の技術を余すところなく堪能して欲しくて。なので前作の『ルナティックローズ』『スターダストビオレット』では、物語は極力シンプルに、主人公のフィリップの秘密はちょっと置いといて……という感じで、エンタメ色の方を強くしたというか。今度の『心音スノードロップ』で初めて、フィリップの過去をお届け出来るのですが、フィリップ役の吉野裕行さんのお芝居だけじゃない細かな動きも今は勝手に想像して(笑)考えながら書いていますね。朗読劇とドラマCDではキャラクターの可動範囲と言いますか、出来ることと出来ないことがまったく違うので、メディアに合わせてお話の組み立て方を変えるのは、難しくもあり、とても楽しい時間です。朗読劇が流行っている今だからこそ、ここでしか観られないものを……という気持ちもありつつ、基本は自由に書かせてもらっています(笑)」

声優さんじゃないと成立しない作品

―――フィリップ団長以外のキャストが一人二役を演じるのも本作の特徴です。朗読劇で一人が複数の役を演じることの面白さ、または難しさについて、作者の立場からどう感じますか?

「『お憑彼サーカス』のキャラクター達を演じるのは、声優さんじゃないと成立しないと自信を持って言えます。しかも相当な技術が必要なので、手練な方じゃないと絶対に無理です。……ということを踏まえて、私がお願いさせて頂いたのは“大丈夫”な方々なのですが、皆さん『嘘でしょ……』って思われたみたいで(苦笑)。台詞の数が尋常じゃなく、時々内なる自分と掛け合うというレベルじゃないので、本当に大変なことをお願いして申し訳ないなぁとは思うのですが、同じぐらいニコニコニヤニヤしています(笑)。ありがとうございます」

―――『お憑彼(おつかれ)サーカス』というタイトルもそうですが、『お憑かれさまです』というキラーフレーズが特に印象的です。これらは早い段階から思いついていたのですか?

「一応女性向けのソーシャルゲーム企画だったこともあって、気になる“彼(男の子)”にモンスターが取り憑く……という意味で。あとはサーカス開幕時に『お客さんも演者も、みんなまとめて疲れますので、最初に言っておきますね』と前置きをして、冒頭に『おつかれさまです』ってもう終わりのような挨拶をしてしまうのが、フィリップらしいなぁと思っています」

―――ちなみに、サーカス団の名前「キルバード」の由来は?

インタビュー写真

「若干物騒なのですが、日本語に無理矢理訳すと『鳥を殺す』→『取り殺す』という、このサーカスに近付くと大変なことになるよ&『虜にして、ロスにさせる』という、作品を忘れないで欲しいという意味を込めました」

―――フィリップ団長を演じる吉野裕行さんは、声優の仕事と並行して朗読の舞台経験もお持ちです。キャスティングの狙いと、実際に演じてもらった感想を教えてください。

「もともと私の持っていた吉野さんのお声のイメージは、破天荒でとんがった男の子だったのですが、とある映画で吉野さんが吹き替えを担当されていたキャラクターの繊細なお芝居に泣かされまして(笑)。そこからぐっと興味を持ちました。ご本人も、最初は『どうして自分がフィリップに選ばれたのか分からない』とおっしゃっていて、私も明確な答えがあるわけではなかったのですが、実際演じて頂いて、ふと感じる繊細さを信じて良かったなぁと思いました。セリフ一つひとつから『フィリップってこういう人なんだよ』と、私が教えてもらっているような不思議な感覚で。吉野さんは『書いてあるセリフを読んでいるだけ』と、よくおっしゃるのですが、多分さらっと読んだだけじゃそこには到達しないのでは……と、見えない努力をたくさんされる方なのだろうな、と勝手に思っています。本当に信用してフィリップを預けているのですが、その分、私もしっかりフィリップを導かなきゃ……と、良い意味でびくびくしています(笑)」

―――今回の『心音スノードロップ』で新キャラクターを演じる森久保祥太郎さん、井上和彦さんにはどんな印象を持っていますか?

「実は森久保さんも井上さんも、私のデビュー作である『Are you Alice?』に出演してくだっているんです。なので、実家に帰って来たような(笑)安心感と、成長を見せたいという想いが綯交ぜになっています。大変なことをお願いしてごめんなさいという気持ちもありつつ、舞台上の皆さんも楽しんで頂けたら嬉しいなぁと思っています」


朗読と音楽のコラボレーションをより深く

―――『心音スノードロップ』では、声優の竹内順子さんが演出を担当するのもトピックのひとつです。その経緯、意図について教えてください。

「簡潔にまとめると、私が順子さんの感性が大好きだからです(笑)。とは言え『お憑彼サーカス』には、キャラクターとして出演もしてくださっているので(『心音スノードロップ』にも登場します……!)裏方さんと、表に立つ演者さんの両立って本当に大変なんですよね。なので、当初は他の作品で……というお話もあったのですが、順子さんが私のお助けコールに応えてくださって(笑)。とてもありがたい座組で公演を打てることになりました。『お互いお勉強しよう!!』と言ってくださる順子さんに、毎回暖かい気持ちをもらっています」

―――音楽担当の磯江俊道さん(ZIZZ STUDIO)についてお聞きします。『Are you Alice?』から何作もお仕事をご一緒されていますが、どんなところが気に入っていますか?

「ZIZZさんの音楽は風景が視えるんです。私は、当時プレイしていたゲームからそれを初めて感じて、BGM(インスト)だったので、もちろん歌も何も入っていないのですが、この音楽を作った人は誰なんだ……! と、初めて熱を持って作曲家さんのことを調べました。私の作品に必要なのはこの音楽だって問い合わせをしてしまった若い頃の自分を褒めてあげたいです(笑)。空気がびりびり伝わるというか、それは生演奏の迫力だけではない何かで、その中心にいるのが磯江さんで。音楽は激しいのに、いつもふわふわ優しい風が吹いていて、居心地が良いんです。声優さんはキャラクターに命をくれて、ZIZZさんの音楽は空や大地をくれます。いてくれないと何も作れないです(笑)」

―――ZIZZさんによる楽曲も本作の楽しみどころのひとつですが、音楽を作ってもらうにあたってどのように注文するのですか?

「世界観やキャラクターのイメージをテキストで伝えたり、参考曲を用意することもありますが、どういった楽器を使って、どう構成するか……みたいなものは、全てお任せしています。わりと『日常っぽい』『良い話をしている風』とか、雑なオーダーの時もあって、本番の台本にもそれがそのまま書かれています(笑)」

―――リーディックシアター(READING+MUSIC)という言葉から、朗読と音楽がより深く結びついた舞台をイメージしました。バンドによる生演奏も特徴ですが、前作の公演ではどんな手応えを感じましたか?

「キャラクターの登場に合わせて、また、モンスターが取り憑いたタイミングに合わせて曲調が変化する……などなど、音楽チームのお芝居に寄り添う力がものすごかったですね。普通の舞台と違って、キャストさんとのお稽古の時間がほとんど取れないこともあり、本当に大変なことをお願いしてしまっているのですが、ZIZZさんはいつも笑って『これ難しいなぁ、でも楽しいなぁ』と物事に取り組んでくださって、それだけで救われています。『お憑彼サーカス』にはコーラス隊の方がいてくださるのも好きです。賑やかだったり、艶やかな音楽がより引き立つ感じで。クライマックス、音楽を背負ってのお芝居は、もう圧巻の一言でした」

―――『お憑彼サーカス』という作品をつくったことで得た新たなインスピレーションや、作家としての考えなど、今後に繋がることがあれば教えてください。

「リーディックシアターとしては、ただの朗読劇……だけではなく、音楽とのコラボレーションをより一層深いものに出来たらいいなぁと考えています。ミュージカルとは少し違いますが、台詞=キャラクターを表現する、だけではない何かを自分なりに落とし込めたら、もっと楽しいリーディックが創れるのではないかなと思いを馳せています。『お憑彼サーカス 心音スノードロップ』も、その片鱗が観られる朗読劇になっておりますので、ぜひ公演を楽しみにして頂けたら幸いです」


(取材・文:西本 勲)

PROFILE

二宮 愛(にのみや・あい)のプロフィール画像

● 二宮 愛(にのみや・あい)
音と声の世界を愛する作家として、ドラマCDから展開される作品を多く発信。作詞、漫画原作、舞台やゲームのシナリオなど活動の幅を広げる。主な作品は、ドラマCD『Are you Alice?』、『停電少女と羽蟲のオーケストラ』、朗読劇『錻力のマリ・アンペール』、音楽朗読劇『I'm ふたりぼっち』、『お憑彼サーカス スターダストビオレット』、『同 スターダストビオレット』など。サウンドトラック&ボイスドラマCD『お憑彼サーカス〜ハートレス・ハーベスト〜』発売中。ドラマCD『お憑彼サーカス ルナティックローズ』、『同 スターダストビオレット』2021年6月2日発売予定。

公演情報

「お憑彼サーカス 心音スノードロップ」のチラシ画像

お憑彼サーカス 心音スノードロップ

2021年6月20日 (日)
オルタナティブシアター
HP:公演ホームページ

10名限定!12,000円(全席指定・税込) → カンフェティ特別価格!(チケット購入ページにて公開!)さらに300Pゲット!

こちらのチケットは、[電話予約]もご利用いただけます。
カンフェティチケットセンター
0120-240-540
(平日 10:00〜18:00)

詳細はこちら

「「お憑彼サーカス 心音スノードロップ」」のチラシ画像

リーディックシアター
「お憑彼サーカス 心音スノードロップ」


2021年6月20日 (日)
オルタナティブシアター
HP:公演ホームページ

全席指定:12,000円(税込)

こちらのチケットは、[電話予約]もご利用いただけます。
カンフェティチケットセンター
0120-240-540
(平日 10:00〜18:00

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